「底辺から新聞を撃つ−小説・毎日新聞不正経理事件他−」サワダ オサム 定価1800円+税 いちい出版
*帯の文
新聞を論じても、誰も新聞の足もとは見ない。
押し紙は戦前も戦中もあった。
戦争は新聞にとって最大、最高の拡材(景品)である。
*目次の一部
新聞屋の小説
けつまづいてもころんでも
−小説・毎日新聞大阪本社販売局不正経理事件−
〈資料〉毎日新聞不正経理事件の概要
社長特命による調査委員会の調査報告
エッセイ
小説に書かれた新聞屋風情
『現代新聞批判』に見る販売問題
『現代新聞批判』に見る新聞
告発レポート
いま、底辺から京都新聞を撃つ
私はかく主張した
大阪地裁に提出した陳述書(毎日新聞と高屋肇氏との裁判)
那覇地裁での証言(沖縄タイムスと金城初子さんとの裁判)
あとがき
新聞販売店問題に関しては、おそらく唯一人の専門家である沢田氏の最新著書です。この本は、過去に個人誌「壁」や自主流通本「けつまづいてもころんでも:新聞販売運動私史ノート」、「新聞の底辺から抗議の声を上げた:京都新聞藤ノ森販売所と池内淑子の闘い」などのエッセンスをまとめた本です。過去には黒薮哲哉氏との共著で「新聞社の欺瞞商法:『押し紙』『折込広告』の実態を追う」がリム出版から出ていますが、沢田氏の新聞問題の単著としては、はじめての一般流通本です。現在の新聞業界の現状は、すぐには破綻とまでは行かずとも、何らかの再編が避けられそうにない状況です。しかし、沢田氏が長年指摘され続けている販売問題をほったらかしたままでは、ろくな結果にはならないでしょう。もはや手遅れで、一度破綻するまではどうにもならないような気がしないでもありませんが。
この本の通販は三月書房の「他店ではあまり見かけない本」のページからどうぞ。
過去のブログもどうぞ、
●「『押し紙』という新聞のタブー」
●「*滋賀県新聞販売労組推薦!「ミナミの帝王 94」

