2016年02月17日

「脈 87号 特集・没後20年記念 谷川雁幻の論考・エッセイ拾遺」

myaku87.jpeg

「脈 87号 特集・没後20年記念 谷川雁幻の論考・エッセイ拾遺」
  比嘉加津夫・編集 A5判/218頁 定価1000円+税  脈発行所

*目次
  特集 没後20年記念谷川雁幻の論考・エッセイ拾遺
    松本輝夫 谷川雁幻の論考・エッセイ拾遺特集刊行にあたって(凡例も兼ねて)
    谷川雁 柳田國男と宮沢賢治(1990/08)
        国民文化とサークル(1958/10)
        筑豊に生きる(2)川筋けんか仕法(1963/10)
        五島玉之浦の聖夜(1963/12)
        「失読症」の渦巻から(1966/04)
        奇妙な試み(1966/11)
        高松次郎への「賛」(1980/02)
        生鮮食糧としての米を(1987/06)
        しらぬひの魚の歳時記断片(1987/07)
        歴史の骨格から発する微妙(1989/02)
        「浦上だからよかった」あるお婆さんの一言(1990/06)
        狩猟アーリア人の原記号(1990/10)
        酔悼・井上光晴(1992/09)
        「母音」叙情の水準点――安西均の苦い芳香を弔う1994/02)
        【特別協力】杉原茂雄への私信(直筆)(1985/03)
    松本輝夫 雁流「もう一つの日本」への精神下降の輝き――
        「現在の民俗学には闘うべき対象がある」(「柳田國男と宮沢賢治」) 
    金丸謙一郎 より詣でけり――谷川を求めて山までは見ず 
    谷川雁  埋もれた論考・対談等書誌一覧  
    仁衡琢磨 中間集会、水俣・松橋訪問記――雁、健一の足跡を訪ねて
    新城兵一 「雁研」への期待と可能性としての谷川雁

   俳句 仲本彩泉   地誌の迷宮(5)
   短歌 松島 浄   青大将
   詩  仲本 瑩   揺れる朝
      伊良波盛男  行く道
      波平幸有   いかりに留意せよ
      安里昌夫   暗い体験・儚い夢想
   掌篇 波平幸有   接吻
   小説 伊良波盛男  夜叉のごとく
      仲本瑩    バラードの斧 
      比嘉加津夫  愛と恋と――平敷屋朝敏の謎(3)
      東木武市   友達
   論考 深谷 考   野呂邦暢、風土へのヴィジョン
      松岡祥男   吉本隆明さんのこと(8)
      伊良波盛男  空海ノート
      比嘉加津夫  明治の文豪を訪ねる(中)
      崎原恒新   沖縄地方文学史(15)
   編集後記    

この号は谷川雁の単行本未収録作品の拾遺集がメインで、2段組42頁分。その部分の編纂と解説を担当されたのは、谷川雁研究会の代表で平凡社新書「谷川雁 永久工作者の言霊」の著者でもある松本輝夫氏。ちかごろこの「脈」は発行部数数百部のリトルマガジンとは思えない、充実した内容の号が続いています。この号も早々に売り切れることが予想されますのでお早めにお求めください。
なお次号は「村上一郎の未発表日記と『試行』(仮称)」で5月刊行予定。この特集は昨年末に発行された「飢餓陣営43号」の村上一郎特集の続編にあたるものです。
脈発行所の本の通販は三月書房のサイトの「脈発行所の本」のページからメールでどうぞ。「脈」と「myaku」のバックナンバーも少しあります。
谷川雁の本は三月書房のサイトの「谷川雁の本」のページをごらんください。他店ではほとんど扱っていない、谷川雁研究会の機関誌「雲よ−原点と越境−」も創刊号から揃っています

posted by 三月山 at 10:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月01日

「みすず」読書アンケート特集

645.jpg  「みすず no.645」2016年1・2月合併号 定価300円+税 

今年も「みすず」の読書アンケート特集が入荷しました。いつから始まったことかは知りませんが、何十年も前から、毎年最初の号は読書アンケートの特集で、この号だけはたいへんよく売れます。「図書」「ちくま」「波」「本」などと同様のPR雑誌ですが、定価が3倍位高く、大手書店の店頭での無料配布もほとんどないようです。うちの店では通常号は定期予約の方の分しか仕入れていませんが、この号だけは大量に仕入れて販売しています。他店ではあまり販売していないらしくて、毎年この号だけ買いに来店される方が少なくありません。通販もしないわけではありませんが、送料や送金手数料がかかるので、ご近所の書店に発注されることをおすすめします。
このアンケートは、一年間に「刊行された本」ではなくて、「読んだ本」を5点挙げることになってますが。字数の制限は無いみたいで、一人で1頁以上も書いてる人も少なくありません。回答者はみすず書房から著書や訳書を刊行している人を中心に数十名ですが、執筆者一覧は発行所のサイトでごらんください。
昨年7月に出た「天野さんの傘」(編集工房ノア)が、12月までで82冊も売れた大ベストセラー作家の山田稔氏が、北村順子というぜんぜん知らない作家の「晩夏に」(編集工房ノア)という本を挙げておられました。あまり仲間褒めとか義理褒めとかはなさらないはずと信用して1冊仕入れてみましたが、はたして売れるでしょうか?

posted by 三月山 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月24日

いまだ「加藤一雄の小説」が出るような気配はないような…

674.jpg  「葉山佳曲 Excellent of Zushi & Hayama」岡田満 

お待たせしている「加藤一雄の小説」ですが、いまのところすぐにも出そうというような気配はまったくありません。今年もきれいなカレンダーをいただきましたが、「加藤一雄の小説」についての情報は同封されていませんでした。
ネットで検索してわかった範囲では、昨年刊行されたのは上記の「葉山佳曲」のみのようです。この本は葉山、逗子とその近辺に由縁をもつ詩人 小説家 音楽家 画家 映画人等を取り上げて、著書からの引用や図版、写真を織り交ぜて綴られています。文・写真・デザインは発行者の岡田満氏。A5判227頁で定価2000円+税。三月書房でも販売予定。
他に長友啓典「装幀を読む」、松田集コレクション映画文献資料による「原節子の時代」、ガラス乾板の写真で蘇る1920〜55年のヨコスカ、撮影・押田清正「横須賀夜想」の3冊が近刊予定となっています。よーするにそれなりに順調な出版活動をされているようなので、いずれは「加藤一雄の小説」も出るでしょう。なにとぞ気長にお待ちください。新たなご予約及び予約のキャンセルも常時受け付けておりますのでメールでお問い合わせ下さい。

 ○「今年こそ『加藤一雄の小説』が出るかどうかはまったくわかりません」2015年01月18日
○「『加藤一雄の小説』はどうなったのでしょう?」2014年03月02日
 ○「『加藤一雄の小説』3月発売予定!「限定版」も刊行予定!!」2013年02月18日
2012年02月04日「『加藤一雄の小説』は今年も出ないかも」
 ○2011年01月18日「『加藤一雄の小説』は今年も「近刊」のまま」
 ○2009年08月25日「『加藤一雄の小説』は年内にでるかも?」
 ○2009年02月09日「こんどこそ出る?「加藤一雄の小説」
 ○2007年11月17日「ついに出る?『加藤一雄の小説』」
 ○2006年10月26日「『加藤一雄の小説』近刊のお知らせ」

posted by 三月山 at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月22日

耽美探究誌「薔薇窗」の販売開始

bara26.jpg ←画像をクリックすると拡大します

耽美探究誌「薔薇窗26号」(2015年9月発行) 書肆菫礼荘 
A5判/120頁/限定100部 頒価1300円
*内容
  憂鬱の解剖(写真)/藤島茂雄
  戦後釜ヶ崎の周縁的セクシュアリティ(論考)/鹿野由行・石田 仁
  『薔薇』解題・『薔薇』目録/石田 仁・石川貴一<監修>
  花巡り (小説)/石川貴一

「薔薇窗」の京都での販売はアスタルテ書房さんだったそうですが、発行所のご要望によりこの26号から三月書房が引き受けることになりました。(※アスタルテ書房さんについては、まだ閉店セール中なのかどうか、あるいは後継希望者が現れたとのうわさはどうなのか、そのあたりはすべて不明です。)
「薔薇窗」は以前は「耽美文藝誌」でしたが、25号から「耽美探究誌」へと路線が変更になったとのこと。「釜ヶ崎」の論考は意外と言ったら失礼かも知れませんが、文科省科研費による研究成果の一部という本格的なもの。『薔薇』というのは1960年代に刊行されていた頒布誌(地下出版誌・会員誌)で、発行人は『風俗奇譚』を発行していた高倉一。『薔薇』は43号まで発行されていましたが、現物が確認できた34冊についての詳細な目録が掲載されていて、風俗雑誌の研究資料としてたいへん貴重でしょう。限定100部なのでお早めにどうぞ。当店入荷は5冊のみです。
今回はこの26号の他に8号から11号も少量入荷しました。このころは「耽美文藝誌」であり、表紙は山本タカト氏、内容も山本タカト氏の画入りの文藝作品がメインです。その他の号も初回入荷分の売れ行き次第で順次卸していただけるかも、ということになっています。
この雑誌の通販は三月書房のサイトの“他店ではあまりみかけない本”の頁からメールでどうぞ。

2016/07/01追記
耽美探究誌「薔薇窗25号」(2014年9月発行)“全国にあった同性愛者向け宿泊施設”他と、耽美文藝誌「薔薇窗24号」(201年9月発行)が少し入荷しました。25号から「探求誌」になっています。入荷は極小部数ですからお早めにどうぞ。

posted by 三月山 at 09:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月27日

「アナキズム・カレンダー2016」がやっと入荷 

ana2016.jpeg
「アナキズム・カレンダー2016 スペイン革命80周年」
A4横サイズ/28頁/価格1200円(税込) アナキズム文献センター 編集・発行

今年も残すところあとわずかに5日という今日、やっと「アナキズム・カレンダー2016」が入荷しました。前年のと同様上下に開いて使用するタイプで、上部が記事、下部がカレンダーです。例によって曜日はエスペラント表記で月曜始まりです。
特集はスペイン革命80周年。内容は発行所のサイトによれば、「図版にはスイス・ローザンヌのCIRAと、スペイン・バルセロナのAteneu Enciclopèdic Popularが所蔵する、たいへん貴重な資料を掲載してい」るそうです。
このカレンダーの送料は100円、2014年のカレンダー「ギロチン社事件」と2015年の「山鹿泰治」も少し残っています。こちらも税込み1200円、送料は2冊でも3冊でも100円です。お申し込みは三月書房のサイトの「南天堂関係者の本」のページからメールでどうぞ。

posted by 三月山 at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月16日

三月書房の地べたの店は年内無休、正月は4日まで休み

三月書房の地べたの店は“年内無休、
1月1日〜4日は休み。5日(火曜)は休みません”

e.JPEG

今年は15日(火曜)の定休日はふつうに休み、22日(火曜)と29日(火曜)は年末特別営業とします。去年の31日はわりとお客があったのですが、今年はどうでしょう。天気が悪かったりしたら早くに閉めるかもしれません。1月は例年5日からの営業ですが、来年は火曜なので定休にすべきかどうか迷ったのですが、まだ少しは正月気分の方もおられるかもということで営業します。

外国人のご来店も少なくはないのですが、たいていの場合探しておられるらしい本の在庫はありません。英語の聞き取りはなんとかならないこともないのですが、返答はほとんど通じません。唯一間違いなく伝わるのが“No,we haven't”で、これは"No"と言いながら首を横に振るのがコツです。そしたら相手がたいてい"No?(無いのね)"と聞き返しますが、そのときにうっかり"はい。ありません。"とうなずいてしまうと混乱を招きます。実際のところは会話はあきらめて筆談することが多いのですが、上のイラストはラテン系らしき中年男性が描かれたものです。1が文楽関係らしきことはすぐにわかったので「人形浄瑠璃のかしら」の本を売ることができました。しかし、2は弓道関係と思ったのにぜんぜん違って苦戦しましたが、お茶汲み人形のジェスチャーをしてくれたので、やっと江戸時代のからくり人形のことだとわかりましたが、残念ながら適当な本がありませんでした。ちなみに中華人民共和国の方々はスマホで捜してる本のデータを見せてくれることが多いので楽です。ほぼ在庫はありませんが。

posted by 三月山 at 10:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 三月書房からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月12日

鶴見俊輔「『思想の科学』私史」、『高橋巖 著作集」

151514_Tsurumi.jpg 鶴見俊輔「『思想の科学』私史」2300円+税 編集グループSURE

目次
   ・倒叙「思想の科学」私史
   ・「もやい」としての『思想の科学』」鶴見俊輔インタビュー(聞き手・黒川創)
 ・解説 「いつでも編集を考えていた」黒川創インタビュー(聞き手・編集グループSURE)
 ・鶴見俊輔 関連年譜

メインの「倒叙」は全24回で、13回までは「活字以前」という雑誌に2015年6月まで連載され、逝去により中断しましたが、原稿は最終回の分まで揃っていたそうです。倒叙とは言うもののきっちりと時系列に沿って遡っているわけではなく、行ったり来たりしつつという感じです。内容的には、創刊から1960年代にかけての話題が多いような。「もやい」は2010年に思想の科学社から刊行された『「思想の科学」五〇年とそれから』収録のインタビューの再録。解説は2015年9月収録。
通販送料等100円。編集グループSUREの本の通販は三月書房のサイトの「編集グループSUREの本」のページからどうぞ。

takahasi5.JPEG 『高橋巖 著作集』

『高橋巖 著作集』岡澤幸雄 編纂・発行 各巻 A5判/400頁位
  第一巻「初期論文集1950-1968」2009年11月刊(※売り切れ)
  第二巻「論文集1968-1972」2010年12月刊 4000円 (※在庫僅少)
  第三巻「論文集1973-1977」2012年2月刊 4000円
  第四巻「論文集1978-1980」2012年12月刊 3500円
  第五巻「論文集1981-1982」2013年12月刊 4000円

うちの店は人智学関係の本は比較的多く揃えており、一般流通していない出版物もわりとたくさん扱っているのですが、「高橋巖 著作集」が刊行されていたことはぜんぜん知りませんでした。高橋巌氏は年に数回来店されますが、自著の宣伝をほとんどされないので、教えていただけなくても不思議ではありませんが、お客様からの問い合わせもまったくありませんでした。発行者から連絡をもらったので、あわててネットで検索してみましたが、国会図書館の蔵書リストに見つかる程度で情報が皆無でした。おそらく、ネットとはぜんぜん関係のないところで販売されていたのでしょう。
編集方針は、単行本化されていない、論文、対談、インタビュー、アンケートを原則年代順に収録するというもので、これは猫々堂の「吉本隆明資料集」とほぼ同じです。ただし、猫々堂が小冊子を年に10冊づつ十数年刊行し続けておられるのに対して、こちらは大部な論集を短期間で出してしまおうとされていたようです。残念ながら2009年11月刊行の1巻から2013年の5巻までで休止中ですが、印刷はきれいで読みやすく、いまでは入手困難な紙誌から再録されていますのでたいへんに貴重かつ便利でしょう。内容詳細は三月書房のサイトの「人智学関係書」の頁からどうぞ。通販のお申し込みも同じ頁からどうぞ。

posted by 三月山 at 13:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月08日

三月書房販売速報[122]発行のお知らせ


三月書房販売速報[122]
&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&
2015/12/08[17-03-122]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 122号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&

◎主な内容
[#00] 栗田の破綻、日販の本業の赤字転落と一本正味について
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その84)
    ○「出版ニュース」掲載の「2014年度書店売上実績」ランキングの京都分
    ○「ガリア書房」が7月末に閉店していた
    ○恵文社一乗寺店元店長堀部氏の「誠光社」が11月25日に開業
[#04] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○「ケーイー(旧近代映画社)」が10月初めに倒産
[#05] etc.… 
     ○「dマガジン」について
    ○クロネコDM便とクリックポスト
    ○「毎日新聞」10月21日号、「本屋へ行こう!!」(洋泉社MOOK)ほか
[#06] 週刊読書人のアンケート「2015年の収穫」800字版
---◎受贈御礼◎勝手に宣伝---------------------------------------------
 出版人に聞く18 「弓立社という出版思想
      宮下和夫(聞き手・小田光雄)
       定価1600円+税 論創社
----------------------------------------------------------------------

栗田の破綻に続き、日販の本業の赤字転落が話題になっていて、版元が正味を下げる必要があるという方向に議論は進みつつあるようですが、その議論の前提となる正味体系について全体を把握しているのは取次だけであり、その詳細が公表されたことがありません。現在、ある程度の規模の書店は取次とは一本正味がふつうなので、出版社ごとの正味はまったくわかりませんし、興味すらないでしょう。一本正味をやめて出版社別の個別正味に戻せば、書店側も正味体系のいびつさに気がついて、取次との共闘も可能になるはずです。この問題について「出版ニュース」の2002/08/中旬号に小生が寄稿した記事があり、久しぶりに読み返したところ、われながら上出来で、いまだにほぼそのままで通用するであろうことに気づきました。こちらに貼ってありますので読んでみてください。
恵文社一乗寺店の元店長だった堀部氏が「誠光社」という書店を新規開業しました。この店のことは、いずれこのブログの「 <天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊」でとりあげる予定です。さしあたっては京都新聞のサイトに2015年11月15日付で「街の本屋直仕入れで復権を 京都・恵文社元店長が独立」という記事が無料公開されていますのでお読み下さい。「新たな店ではできる限り取次店を通さず、出版社からじかに本を仕入れることで双方の利幅を増やす。すでに筑摩書房や河出書房新社、晶文社などの協力を得た。」というあたりが、栗田倒産後の出版業界において、大きな関心を呼んでいることでしょう。

「三月書房販売速報」のバックナンバーはこちらでお読み下さい。最新号は発行の1月後にアップします。定期購読のお申し込みは、同じページからメールにてお申し込みください。

posted by 三月山 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 三月書房からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月20日

大散歩通信社の本

sanpo.jpeg

長らく在庫切れだった大散歩通信社の本が久しぶりに少し入荷しました。

   「Sanpo magazine 関西・大散歩通信」
  *第1号(2008年夏)  特集・昼ジャズ! 定価571円+税
  *第2号(2009年冬/春)2大特集「古本」×「ジャズ」 定価761円+税 
  *第3号(2009年夏/秋)特集・ビルマニアカフェ登場 定価761円+税 
  *第4号(2010年春)は入荷無し
  *第5号(2012年春/夏)特集・映画監督リム・カーワイ、夏葉社の本、
                           定価905円+税
  *別冊vol.1「古本のことしか頭になかった[第2版]」山本善行 定価952円+税
  *別冊vol.2「ぼくの古本探検記」高橋輝次 定価1710円+税

いずれも入荷は数冊づつです。「sanpo」の4号は版元品切れ、1号と3号、そして「古本頭」はこれが最終出荷だそうです。5号以降続刊がありませんが、6号あるいは別冊3の予定があるのかどうかは聞いておりません。
大散歩通信社の本の本の通販は三月書房のサイトの“他店ではあまりみかけない本”の頁からメールでどうぞ。

apied25.jpeg 「APIED Vol.25」600円+税 アピエ

9月に出た「APIED Vol.25」の武田百合子特集号はなかなか売れ行きがよいようなので、売り切れる前にご購入ください。この号に載っているバックナンバー一覧によれば、現在25点中9点に完売の印がついていますが、三月書房の今日現在の在庫は18点なので売り切れは7点で、おそらく差し引き2点が在庫僅少と思われます。ちなみに別冊シネマは12点中5点に完売印が付いていますが、当店在庫は10点あります。
アピエの通販は三月書房のサイトの「アピエの本の在庫」の頁からメールでどうぞ。

posted by 三月山 at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月15日

「脈 86号 特集・車谷長吉の文学世界――追悼号として」

myaku86.jpeg 

「脈 86号 特集・車谷長吉の文学世界――追悼号として」
  比嘉加津夫・編集 A5判/182頁 定価1000円+税  脈発行所

*目次
   特集  車谷長吉の文学世界――追悼号として
    前田速夫 車谷文学と伴走して(インタービュー)
    深谷 考 車谷長吉の「死の木」――「飆風」をめぐって
    内田聖子 おなじ匂いを嗅ぐ人――車谷長吉
    田中眞人 車谷長吉論 眇めに物を視つづけた頑ななモラリスト
    松原敏夫 捨て身の作家・車谷長吉 
    鈴木次郎 初めて車谷長吉を読んだ頃――1995年冬の思い出に 
    比嘉加津夫 断片的に、車谷長吉
    車谷長吉年譜 
   俳句 仲本彩泉 地誌の迷宮(4)
   短歌 松島 淨 ゼウスの変身
   詩  波平幸有 摩文仁 
      東木武市 若い頃のメモ帳より
   小説 伊良波盛男 あの世に架ける橋
      比嘉加津夫 安謝の刑場――平敷屋朝敏の謎(2)
   論考 松岡祥男 吉本隆明さんのこと(7)
      青柳瑞穂 怠けて生きたいわたしたち(六)――「マレー人は怠け者か」論
      安里昌夫  日々の断章(4)
      崎原恒新  沖縄地方文学史(14)
      比嘉加津夫 明治の文豪を訪ねる
   編集後記 

特集の車谷長吉追悼は元「新潮」編集長で車谷氏を長く担当された前田速夫氏へのインタビュー、昨年末に「車谷長吉を読む」を上梓された深谷考氏の評論ほか。高橋順子氏には一年ほど先ならと言われたそうで、この号には寄稿していただけなかったとのこと。
「脈」は発行部数わずか数百部のため、84号の「特集・中尾務の『島尾敏雄 富士正晴』」、85号の「特集・谷川健一」はかなり早くに完売しましたので、この号もお早めにお求めください。なお次号は「没後20年記念 谷川雁幻の論考・エッセイ拾遺特集」で2月下旬刊行予定。
脈発行所の本の通販は三月書房のサイトの「脈発行所の本」のページからメールでどうぞ。「脈」と「myaku」のバックナンバーも少しあります。

posted by 三月山 at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする