2018年03月05日

三月書房販売速報[127]発行のお知らせ


三月書房販売速報[127]
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2018/03/05[20-01-127]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 127号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] 2月19日(月)から週休二日制になりました
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] 日販への返品率
[#04]<天に唾する>京都の書店のうわさ(その89)
    ○みすず書房の書店別売上げランキング
    ○「アバンティBC京都店」の売場面積縮小
[#05] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○スキージャーナルが破綻。北星堂が数年前に廃業?
[#06] etc.… 
    ○「三月書房」で聞いた!出版業界の今と昔
    ○「出版状況クロニクル118」

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一年以上前に取材を受けた“京都書店めぐり  京都の名店「三月書房」で聞いた!出版業界の今と昔”というサイト記事が、なぜか最近一部で話題になって拡散されているようです。どうやら“取り次ぎのシステムがもう維持できなくなってきている”というあたりに関心が集まっているのかなという感じですが、この話題はほぼすべて小田光雄氏の著書とブログの受け売りなので、それらを熟読してください。ところでこの小田氏の「出版状況クロニクル118」(2018/03/01)によると「大阪屋栗田が大手出版社に対し、支払手形をジャンプ」とあり「大阪屋栗田の近傍や周辺が、もはやどうしようもなく、ここまで事態が切迫している」のではと記されています。さてさてどうなることでしょう。

※2018/03/08追記
おそらく小田氏のブログに関してと思われますが、2018/03/06に大阪屋栗田が「当社に関する虚偽情報の発信に関して」という広報を出しています。「刑事告訴や民事訴訟の提起等の法的措置も含めた適切かつ断固たる対応をして参る所存」とのこと。これに対しての小田氏からの反論については、いまのところ未見です。

※2018/03/09追記
2018/03/08付けにて小田氏のブログに「付記」がアップされました。「次回のクロニクルにおいて、正面から反論していくことを約束しておこう。それまでしばらくお待ち頂きたい。」とのことです。

※2018/04/01追記
現在、「クロニクル118」の上記項(§6)は削除されています。この件については「同119」をご参照ください。

「三月書房販売速報」のバックナンバーはこちらでお読み下さい。最新号は発行の1月後にアップします。定期購読のお申し込みは、同じページからメールにてお申し込みください。もちろん無料です。

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2018年02月12日

「脈 96号 芥川賞作家・東峰夫の小説」

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「脈 96号 芥川賞作家・東峰夫の小説」比嘉加津夫・編集
 A5判/240頁 定価1400円+税 脈発行所

*目次
 特集 特集 芥川賞作家・東峰夫の小説
    東峰夫   父母に捧げる散文詩
    仲程昌徳  言葉を入れる、言葉を繋ぐ―東峰夫の作品姿勢
    内田聖子  東峰夫の夢
    川満信一  沖縄で気の合う作家
    松島 淨  東峰夫ノート
    乙部宗徳  東峰夫さんインタビュー
          「『オキナワの少年』を書いた頃」をめぐって
    青柳瑞穂  のんびり屋の思索者 東峰夫 怠けて生きたい私たち(13)
    松原敏夫  沖縄出身作家・東峰夫の生成と変貌
    坂口 博  「オキナワの少年」―原作と映画のあいだ
    伊野波優美 要請され仮定された作者―東峰夫の『オキナワの少年』論
    粟国恭子  内観し続ける作家・東峰夫―「魂の青年」の頃
    樹乃タルオ 『オキナワの少年』―帰還と脱出―
    豊里友行  私のコザ語り―「オキナワの少年」から見えてきた街
    比嘉加津夫 東峰夫という作家―インタビュー記事を中心にして
    東峰夫年譜
   俳句 仲本彩泉   「記憶は影絵」(3)
   詩  仲本 瑩   白い丸テーブル(他1編)
      波平幸有   那覇港のどこか(他3篇)
   小説 伊良波盛男  雨音
      仲本 瑩   バラードの斧ひかりの檻(44〜47)
      杼該 至矢  密室(1)
   論考
      村上一郎   村上一郎未発表日記と『試行』(8)
              (佐伯修 編・註)1962(昭和37)年の日記(7)
      山口弘子   『無名鬼の妻』その反響と晩晴
      松岡祥男   言葉の力を信じて 吉本隆明さんのこと(16)
      安里昌夫   虚無的な倦怠感の内実―梅崎春生の「桜島」について
      比嘉加津夫  乱読・断録
    編集後記
    表紙写真 東峰夫(撮影・牛久保建男 提供・民主文学会)
    題字= 比嘉良治 本文カット= ヒガカツオ

この号の特集は1938年生まれで現在八十歳の東峰夫氏です。氏については「オキナワの少年」で芥川賞を受賞したものの、その後はたいした活躍がないまま忘れられた作家というような印象しかありません。ネットで検索したところでは、現在入手可能な著書は、2004年にあのオカルト系?出版社であるたま出版から刊行された「貧の達人」のみのようです。そしてこの本が今のところ最後の著書のようですが、自身の夢日記を題材にした未刊行作品全15作があるそうです。「貧の達人」とか夢日記とか、なんとなくつげ義春氏と似てるのではと思わないでもありませんがどうなのでしょう。なお、新城卓監督が1982年に発表した映画「オキナワの少年」もまだDVDになっていないようです。
次号の特集は「沖縄を生きた島成郎(仮題)」で2018年5月20日刊行予定。
脈発行所の本の通販は三月書房のサイトの「脈発行所の本」のページからメールでどうぞ。「脈」と「myaku」のバックナンバーも少しあります。

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2018年01月23日

定休日追加のお知らせ

teikyubi20180123.JPEG 1月20日より店頭掲示

先にもちらとお知らせしましたように、2月3週目から定休日を一日増やして月曜と火曜にします。ご不便をおかけしますがよろしくお願いします。月曜は振り替え休日が年に数回あるので、水曜を定休にしたほうがよいかとも考えましたが、どうも月曜火曜の方が覚えやすそうな感じなのでこう決めました。
うちの店は1950年の開店ですが、たぶんあのころは朝10時から夜10時まで営業していて、日曜が定休だったようです。昭和30年代半ばまでは全国の商店街の黄金時代で、うちの店ですら番頭さんの他にバイトが常時5名ほどいたものでした。よほど人件費が安く、しかも本や雑誌の価格が相対的に高かったのでしょう。60年代に入るとバイトが雇えなくなり、営業時間も10時から8時までに減少しましたが、お客の要望もあって日曜の午後もシャッターを一枚だけ開けて営業するようになりました。その後、創業者の祖父が引退し、1980年代には番頭さんも退職して家族4人の体制となりましたが、その当時は10時30分から19時30分、日曜は13時半から17時半までで正月以外休みなしでした。その後2代目店主夫婦の高齢化にともなって、2001年からは平日11時から19時までに短縮し、2002年には火曜定休にするかわりに日曜は正午から18時に延長しました。これは、世紀末の地下鉄東西線開業と地元商店街の歩道の整備事業の完工等の好影響で観光客が増え、平日よりも土日祝日のほうが繁盛する傾向が顕著になったことに対応した結果です。そして、昨年2月には営業時間を一日8時間から6時間に短縮し、今年からは丸一日減って週に5日の営業となります。よーするに順調に営業時間を減らしつつあるわけで、順調ならいずれは週休3日、4日、5日と増やしていきたいと考えています。

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2017年12月31日

三月書房販売速報[126]発行のお知らせ


三月書房販売速報[126]
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2017/12/31[19-02-126]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 126号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] 来春から週休二日にする予定
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その88)
    ○「山科書店薬大前店」が11月末で閉店
    ○「ブックファースト京都店」が2018年1月31日に閉店予定
[#04] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○きんのぐわがた社、凱風社、三五館、創拓社出版、
     日新報道などが倒産あるいは廃業
[#05] etc.… 
    ○物流費の値上げラッシュ
    ○夏葉社の島田潤一郎氏「全国の“いい本屋さん”5選
    ○「週刊読書人」“アンケート特集「2017年の収穫」

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2月中旬から週休二日にする予定です。現在は火曜定休なので、月曜火曜と連休にするのが順当でしょう。そして週休2日制が順調に推移すれば、週休3日、4日と増やして最終的には土日のみの営業にしたい。週休5日制の新刊書店は聞いたことがないので、珍しがられて案外繁盛するかもしれません。
それにしても書店業界は、はたしてこの状態であと何年持ちこたえられるのでしょうか。1997年から2016年までの20年間で総売上がほぼ半減したということは、平均すると年率約3%の減ですが、ここ5年のそれはほぼ年率4%の減、そして今年は11月まででなんと6.5%の減だそうです。このまま下降傾向が加速するようだと、消費税が10%に上がる2019年には、かなりまずいことになるのでは…。

「三月書房販売速報」のバックナンバーはこちらでお読み下さい。最新号は発行の1月後にアップします。定期購読のお申し込みは、同じページからメールにてお申し込みください。もちろん無料です。

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2017年12月16日

年末、年始の営業案内

12月26日(火曜)は休まずに営業します。
12月31日(日曜)〜1月4日(木曜)は休みます。

19日(火曜)は営業しようかとも考えたのですが、うちの店の火曜定休は多くの方々が覚えてくださったみたいで、ここ数年は開けてても意味がないくらい暇でしたから休むことにします。それでも最後の火曜日、26日だけは少しは繁盛するのではと期待して営業してみます。
ところで、今春から営業時間を前後1時間短縮して12時〜18時としましたが、ちょっと楽になったので、さらにくつろぐために、来春からは定休日をもう一日増やして週休二日制にしたいなと思案中です。たぶん火曜・水曜の連休になりそうですが、月曜・火曜の連休もよさそうで迷っています。正月明けには決定してお知らせしますのでよろしく。

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2017年11月23日

「GANYMED」vol.71 終刊号

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「GANYMED」THE FINALL vol.71(Dec.1.2017) 定価2100円(税込) 銅林社

武田肇氏編輯の詩歌文藝誌「ガニメデ」の終刊号が入荷しました。この“毎号解散する”同人誌は1994年の創刊で、年に3冊のペースで刊行されていました。うちの店が扱うようになったのは30号あたりからでしたが、いわゆる同人誌特有の貧乏くささのまったくない、堂々たる風格の冊子でした。この雑誌に限り送料無料で通販してますが、500頁を超えるときもあり、メール便で送れなくて高くついたことも少なくありません。詩歌句は苦手なので創作部分はまったく読んでいませんが、主宰の武田氏による編輯後記は世間の詩人や詩集や版元に対する遠慮のない批判がまことに面白く愛読しています。おかげで、なぜうちの店で短歌は売れるのに、詩集はさっぱり売れないのかがちょっとわかりました。
この雑誌の通販は三月書房のサイトの“他店ではあまりみかけない本”の頁からどうぞ。バックナンバーもとびとびですが20号ほど残っています。すべて在庫僅少につきおはやめにどうぞ。

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2017年11月20日

「アナキズム・カレンダー2018」

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「アナキズム・カレンダー2018 マフノ叛乱運動100周年」
A4横サイズ/28頁/価格1200円(税込) アナキズム文献センター 編集・発行

今年は例年になくほどよい時期に「アナキズム・カレンダー2018」が入荷しました。スタイルはここ数年のと同じで一月分が2頁、開くと上部が記事、下部がカレンダーとなってます。表記は例によって曜日はエスペラント表記で月曜始まりです。
特集は「フノ叛乱運動100周年」。発行所のサイトによれば、“1918年から1921年にかけて、ボルシェヴィキ(赤軍)・白軍(デニキン軍・ウランゲリ軍)・民族主義者(ペトリューラ軍)といったあらゆる抑圧者に対して、労働者の自由のための闘争を展開した”のだそうです。
ついでながら、黒色戦線社から石川三四郎著の「マフノ農民運動」という小冊子が刊行されています。アマゾンでは高価のようですが、まだ発行所には在庫が少し残っているようです。定価500円+税
このカレンダーの送料は100円、2015年の「山鹿泰治」も少し残っています。こちらも税込み1200円、送料は2冊でも4冊でも100円です。お申し込みは三月書房のサイトの「南天堂関係者の本」のページからメールでどうぞ。黒色戦線社の本もまだかなりたくさん残っています。

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2017年11月16日

「脈 95号 火野葦平と沖縄」

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「脈 95号 火野葦平と沖縄」比嘉加津夫・編集
 A5判/221頁 定価1300円+税 脈発行所

*目次
 特集 火野葦平と沖縄
    火野葦平  地獄島沖縄
          ブナガヤ河童
    玉井史太郎 「ちぎられた縄」
    坂口 博  火野葦平と沖縄
    松本輝夫  火野葦平と沖縄への前衛的志情――谷川雁との接点にも触れて
    大國眞希  火野葦平河童作品考――『河童曼陀羅』を中心に
    北野辰一  沖縄 火野葦平と木下順二
    新城兵一  邂逅の徴に
    仁衡琢磨  「本土」人が描いた沖縄と基地問題――火野葦平と当事者性
    仲程昌徳  「悲恋瓦屋節」考――火野葦平絶筆小説をめぐって
    松島 淨  火野葦平ノート
    松下博文  葦平のゐる風景
    上間常道  一通の書簡――火野葦平と比嘉春潮を結ぶもの

   俳句
    仲本彩泉   記憶は影絵(2)
   詩
    仲本 瑩   きざし(他2篇)
    波平幸有   永遠に届かない(他2篇)
    東木武市   若い頃のメモ帳より
   小説
    伊良波盛男  明けの明星
    仲本 瑩   バラードの斧ひかりの檻(40〜43)
    比嘉加津夫  マカテの逆襲 平敷屋朝敏の謎(7)
   論考
    村上一郎   村上一郎未発表日記と『試行』[7]
            (佐伯修 編・註) 1962(昭和37)年の日記(6)
    松岡祥男   吉本隆明さんのこと(15)
    深谷 考   野呂邦暢、風土へのヴィジョン(7)
    青柳瑞穂   作家たちの「怠け」 怠けて生きたい私たち(12)
    比嘉加津夫  吉行淳之介と島尾敏雄
    川満信一   ヤポネシア論と南島論の行方
    編集後記
    表紙写真 玉井史太郎氏提供(本文写真含む)
    題字= 比嘉良治 本文カット= ヒガカツオ



この号の特集はちかごろほとんど話題に上がらないような気がする火野葦平ですが、検索してみるとここ数年社会批評社がわりと廉価で10冊ほど新たに刊行しているようですから、まだ読まれているのでしょう。この号に再録された「地獄島沖縄」は1957年に「九州大学新聞」に掲載されたエッセイで単行本未収録とのことです。
次号の特集は「東峰夫の小説世界(仮題)」で2018年2月20日刊行予定。比嘉氏に聞いた話では、100号までの特集内容はほぼ固まっているそうです。
脈発行所の本の通販は三月書房のサイトの「脈発行所の本」のページからメールでどうぞ。「脈」と「myaku」のバックナンバーも少しあります。

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2017年10月28日

ぽかん別冊『淀川左岸』

yodogawasagan.JPG ぽかん別冊『淀川左岸』

『遅れ時計の詩人』出版記念 ぽかん別冊『淀川左岸』
   A5版28ページ 価500円(税込)  発行・ぽかん編集室

*目次
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 ノアの時計 山田稔
 編集工房ノアのこと 佐久間文子
 話すこと、話さないこと 樋口 塊
 働く人の詩 真治彩
 涸沢さんのグリンプス 扉野良人
 ノアの本  畠中理恵子
 同じ建物 伊東 琴子
 背なかまるめて ひとり死んでゆくのだし  服部 滋
 私なりのノア 能邨陽子
 関西の人々のつながりが本を生みだす 編集工房ノア探訪記 坪内祐三
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先月上旬に出た編集工房ノアの涸沢純平社主の著書『遅れ時計の詩人』は、こちらの予想を大幅に上回る売れ行きで、すでに30冊近く売れています。もちろん山田稔氏の新刊のほどではありませんが、ちかごろ文芸書で2桁売れる本はほとんどないのでうちの店としてはけっこうな出足です。このぽかん別冊には、山田稔氏ほかの書下ろしに加えて、「本とコンピュータ」2002年秋号に載った坪内祐三氏の探訪記が再録されています。この記事は「本とコンピュータ」で読んだはずなのに完全に忘れていましたがとても面白いので、2017年の探訪記をどこかに発表してくれるとよいと思います。
この本の通販は三月書房のサイトの“他店ではあまりみかけない本”の頁からどうぞ。「ぽかん」のバックナンバーは1号以外のすべてと、別冊「昨日の眺め」 、「感想文集(天野さんの傘)」も残っています。

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2017年09月06日

編集工房ノアの社主の本「遅れ時計の詩人」

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「遅れ時計の詩人 編集工房ノア著者追悼記」涸沢純平 
定価2000円+税 編集工房ノア

編集工房ノアの新刊は涸沢純平社主の本です。副題にあるように、同社から刊行された著者のうちで、お亡くなりになった人々への追悼文などを集めたもので、自社のPR誌「海鳴り」掲載と外部のミニコミ等への寄稿から選ばれています。あとがきによれば、この本は2006年に校正刷りの段階まで行きながら、出版を躊躇されていたものを、そのまま刊行されたのだとのこと。したがって、巻末に附されているわりと詳細な略年史も残念ながら2006年までしかありません。この本がよく売れたら、ぜひ続編を出していただけるとけっこうかと思います。
略年史によると同社は1975年(昭和50年)9月の創業ですから、今年で42年目となります。「海鳴り」も創業の年に創刊されていますから、年刊だったら今年で42号のはずですが、今年の春に出たのは29号でした。ちかごろきっちりと年1冊のペース出ているので、なんとなく年刊だと思っていましたが、途中はけっこう不定期だったようです。
ところで、書影をクリックして拡大していただくと、地方小出版流通センターの川上社長の帯文が読めるはずです。「関西で唯一の文藝専門出版社」とありますが、ほんとに唯一と言い切れるのかどうかやや疑問です。たとえば、京都の青磁社とか大阪の澪標なども文芸書の出版社ではないでしょうか?どちらも地方小出版流通センターの扱いなので、川上氏がご存じないはずはないのですが。

「遅れ時計の詩人」のほか編集工房ノアの本の通販は、三月書房のサイトの「編集工房ノアの本の在庫」のページからどうぞ。今なら「海鳴り29号」残っています。

posted by 三月山 at 10:06| Comment(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする