2010年01月17日

「アカデミー賞大全集(DVD10枚組)」1600円

「アカデミー賞大全集(10枚組)[DVD] 
アカデミー賞大全集(10枚組)[DVD] 1600円(税込) コスミック出版

 

最初にお断りしておきますが、このDVDの現物は未見です。発売を知ってネットで検索してみただけで、今のところ購入の予定もありません。しかし、劇場映画のDVDが10枚で税込1600円、1枚あたり160円というのは、知ってる限りでは最安価です。これまでは、同じコスミック出版の3枚組500円のシリーズが最安値だったと思いますが、これだと1枚あたりは167円です。このコスミック出版というのは500円DVDの大手ですが、まともな映画(※同社の分類によると名作映画)は200枚以下しか確保できていないようで、数年前からは、新しいタイトルとしては、なんだかよくわからない映画(※同社の分類によるとオリジナル映画)しか出せなくなってるような印象です。最盛期にはCD/DVD店以外の書店や量販店でも大量に展開していましたが、ちかごろはごく一部の店でしか見かけなくなってます。
この10枚組に関しては、今日現在、コスミック出版のサイトには案内がアップされてないので、映画のタイトルがわかりません。上の画像はAmazonからいただきましたが、ここでも全1268分であるということ以外は何もわかりません。ジャケット写真で判別したところでは「ハムレット」、「戦艦バウンティ号の叛乱」、「地上より永遠に」などが含まれているようです。これも推測ですが、おそらく袋入の盤が10枚まとめてケースに入っているのでしょうから、バラで10枚買うよりも、うんとかさが低いでしょう。
さらにAmazonで調べたところ、この10枚組シリーズは、すでに半年以上前から、何セットも出ていたことがわかりました。「ロマンス映画大全集(ローマの休日ほか)」、「西部劇大全集1」、「同2」、「戦争映画大全集(西部戦線異状なしほか)」、「究極の名作映画大全集(市民ケーンほか)」、「ミステリー・サスペンス大全集」、そしてこの「アカデミー賞大全集」ですから、これだけ全部買うと12800円で80本の映画を所有することができます。もちろん、この社に限らず、この手の廉価版映画の大部分は、フィルムの状態のよくないのが多く、字幕も焼き付けですが、これだけ安ければ我慢できる範囲でしょう。
もっとも、ちかごろでは旧作のレンタルは100円がふつうのようですから、コスミック出版もいずれはさらに安くするかもしれません。しかし、このブログでも以前に紹介しましたが、2006年の朝日新聞の記事によれば、500円DVDの原盤は30円、プレス50円とのことですから、ケース代や輸送費を考慮すると、1枚あたりの原価は最低100円はかかりそうなので、10枚組1600円が限界かもしれません。

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2007年12月04日

山中貞雄「百萬両の壺」が1000円DVDに!

「丹下左膳餘話 百萬両の壺」

きょう三条の「JEUGIA」で山中貞雄の「人情紙風船」と「丹下左膳餘話 百萬両の壺」が1000円DVDになっているのを見つけて、未見だった「丹下左膳」を買いました。この2枚は「日本名作映画集」というシリーズの31と32となっています。1から30までは半年ほど前に発売されたのですが、目玉だった黒澤明の10本ほどが、映画会社の訴えによって販売中止(上告中)になったこともあって、もう続きは出ないかもと思っていたところでした。この2巻を含む第2回の数十枚は先月下旬に出ていたようです。古い日本映画のビデオやDVDは、価格が高い上にタイトル数も多くはなく、たまに出てもレンタル屋に必ずしも並ぶわけではありませんから、1000円盤でどしどし出し続けてくれるとたいそう便利になるでしょう。「丹下左膳」はまだオープニングを見ただけですが、画面も音も状態は悪くないように思えました。この種のリプリント映画には、映画会社が権利を貸してくれないため、劇場で上映されまくった古フィルムを所有者から借りてデジタル化することが多いそうです。しかし、正規の権利を持っている(/いた)映画会社のビデオやDVDであっても、かなりひどい状態のも少なくありませんから、これで十分でしょう。山中貞雄の現存3作のあと1本、「河内山宗俊」も同じシリーズで出ることを期待しています。

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2007年11月06日

40枚組のモーツアルトのCDが2290円

「」

きょう河原町のタワーレコードでモーツアルトの40枚組CDを2290円で売っているのを見ました。一枚あたりなんと57円。まともな店がまともに売ってる新品CDとしては、知っている限りではこれまでの最安です。ネタとして買ってもよかったのですが、モーツアルトはすでたくさん持っているのでやめておきました。帰ってからネットで調べたところでは、タワーも次回入荷分からは4000円台で販売するようです。ちなみにこの画像をいただいたAmazonでは3877円、そしてHMVでは検索できませんでした。収録曲は後期の交響曲とピアノ協奏曲とピアノソナタがほぼすべて、そして弦楽四重奏やセレーナードにオペラの抜粋などです。タワーのユーザーの評などによればそこそこ有名な演奏者によるそこそこ新しい録音で、メジャーなレーベルから過去に出ていたこともある音源などのようです。NAXOSのおかげで、ここ10年ほどのクラシックCDの値下がりはあきれるほどですが、ここまで安いと買うのも聴くのもめんどうな気がしてしまうのはどうしてでしょう。このモーツアルトのCDセットが、もしも、このように有名な曲ばかりでなく、むしろそれ以外の曲ばかりだったら買ってみてもよかったのですが、それではこの値段では出せないでしょうね。

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2007年03月13日

CD10枚組「FADO」1460円

[FADO]10CD-SET

このセットは先週地べたのタワーレコードで1460円で購入しましたが、ネットのタワーですともっと安くて1168円です。同じシリーズの他のセットに比べると収録曲数がやや少な目で、1枚あたり13曲程度ですが、この値段でこれだけまとまってファドが聴けるのですからまったく文句はありません。歌手は知らない人たちばかりですがきっと有名なひとたちなのでしょう。アマリア・ロドリゲスは入っていませんが、他からも大量に出ていますから、むしろ入っていないほうがありがたいくらいです。ファドは何といっても、あの伴奏(ポルトガル・ギター2人、ギター1人、バス・ギター1人)スタイルが魅力です。このセットは大部分がそのスタイルですが、一部にポップ・オーケストラ伴奏のがあり、それがちょっと残念でした。

このMembranというレーベルの10CDシリーズは、ジャズやクラシックが大部分でしたが、近ごろは徐々に他のジャンルのも出るようになって来ました。ちかごろ眼にしたのでは、アフリカ、ブラジル、ケルト、アイリッシュ、ギリシャ、レゲェ、そしてロックのセットなどがあります。たとえばロックはディープ・パープル、ユーライア・ヒープ、ドゥービー・ブラザーズなどの有名バンドが入っているようですが、まだパブリック・ドメインにはなっていないはずなのに、なぜこんなに安く出せるのか不思議です。こんな値段ですから買うのはまったく苦労がありませんが、聴く時間がないので上記の箱にはまだ手を出していません。

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2007年02月13日

「カルロス・ガルデル」4CD+1DVDが1460円

Carlos Gardel

きょう「河原町オーパ」の「タワーレコード」で買ったばかりですが、この値段でカルロス・ガルデルのDVDが買えるとは、思いがけない喜びでした。このDVDには1920年代から30年代にかけてとおぼしき映画から、彼の歌唱場面ばかりが28曲分収録されています。残念ながら曲名以外のデータは一切無く、映画のタイトルも不明ですが、ほぼどの曲もフェイドアウトせずに、最初から最後までまで歌っています。また一部の曲では前後のせりふ芝居も少し見ることができるほか、ギターの弾き語りも何曲かあります。もちろん時代物ですから画質も音も良くはなく、いわゆる雨の降っている状態のも少なくはありませんが、収録時間は約75分もあり、これ1枚でも価格以上の値打ちがあるでしょう。CDのほうは4枚に各20曲で計80曲の有名曲が収録されています。こちらもデータの記載がありませんが、映画よりは音の状態が良く、以前なら輸入盤でも1枚2000円近くしていた盤と何ら変わりはありません。

この5枚組セットには、MADE IN ITALYと印刷してありますが、型番が「5X008」となっていますから、同様の5枚組が先に001から 007から出ているのかもしれません。50年以上前のアルゼンチンの音楽ということなら、フランシスコ・カナロとかメルセデス・シモーネとかユパンキあたりのが出てるといいのですが、だれかご存じでしたらお教え下さい。それにしても、マイルス・デイヴィスやビリー・ホリディやジャンゴ・ラインハルトなど、欧米の大音楽家の過去の作品は超特価で提供されるのに、なぜ日本物はちっとも出てこないのでしょうか?とっくにパブリック・ドメインになっているはずの、東海林太郎や李香蘭のDVD附き5枚組1460円とか、昭和20年代の美空ひばりのCD10枚組1460円とかは出せないのでしょうか。もちろん最初はもう少し高くてもかまいませんが、1枚1000円以下にしてほしいものです。

補足情報(2007/02/14)
タワーレコードのネットで型番の「5X001〜30」を検索してみたところ、エディト・ピアフ、シナトラ、パヴァロッティ、アマリア・ロドリゲス、アンドレ・セゴビア、ウッディ・ガスリー、そしてレゲエ集、サルサ集、アイリッシュ・フォーク集、シシリア民謡集、エンリオ・モリコーネのサントラ集とまことにとりとめのない5枚組がずらっと見つかりましたが、残念ながらDVDを含むのはナット・キングコールのみのようでした。

補足情報2(2007/02/116
落ち着いてよく見たら、10頁のブックレットがついてました。この値段では実に上出来です。CDは作詞・作曲者名と録音年が、そしてDVDは映画のタイトルと制作年が掲載されていました。映画は1931年から35年にかけての6本から数曲ずつと、年代不明の短篇?からのが10曲です。

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2006年10月31日

10枚組でわずか2390円のDVD

「Great Concertos」10 DVD-SET

「GREAT CONCERTOS」(10 DVD-SET) Membran 230122

この10枚組のDVDセットは河原町オーパのタワーレコードで今日買ったのですが、驚いたことにわずか2390円でした。家に帰ってからネットで検索すると、ネットのタワーでは2008円、HMVでは2176円とさらに廉価でした。いずれにしろ、DVDが1枚200円少々で買えるのですからこれはもう激安と言ってもよいでしょう。DVDは100円ショップでも315円が普通で、過去にはプロレスのよくわからないのが1種類だけ105円で出ていたのを見た記憶しかありません。技術革新かデフレか何なのかは知りませんが、まことにありがたい話です。
このDVDセットはクラシックのライブ録画ですが、2年ほど前に別の会社から20枚組で出ていたのから10枚を選出したものです。その20枚組は1万円弱でしたから当時としては画期的な廉価で、内容もけっこう渋いものでしたから買ってもよかったのですが、タワーで現物を見るとどでかくて重そうだったのと、興味のない曲が少なくなかったのでやめていました。今回のセットは半額以下に値下がりした上に、簡易包装なのでかさが低く目方も軽くて、これならつまらないのが何枚か混ざっていてもジャマになりません。残念ながら許光俊センセが、先の20枚組の中でとくに推されていた「魔笛」ほかのオペラが1枚も含まれていませんが、これらはいずれ続編に収録されることを期待したいと思います。なお、この10枚セット内容詳細はHMVのこの頁にてごらんになれます。

◎参考図書 「オレのクラシック」許光俊・著 定価1600円+税 青弓社
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2006年07月18日

CD「レオポルド・ウラッハのモーツァルト」105円

100円ショップのCD&DVD

mozart K622&K543

 モーツアルト クラリネット協奏曲イ長調K622 
          交響曲第39番変ホ長調K543 

          演奏/ウィーン・フィル
          指揮/ヘルベルト・フォン・カラヤン
          録音年/1946・1949
           [ダイソーCD-C-5]


 
ダイソーの“若き日のカラヤン”シリーズは10枚出ていますが、この1枚はちょっとしたお買い得品です。レオポルド・ウラッハは1940〜50年代のウィーンフィルの首席クラリネット奏者で伝説的な名手でした。1950年代前半にウエストミンスター・レーベルに彼が残した数枚分の録音は、この半世紀間、発売元はころころ変わりましたが、ほぼ途切れることなく販売され続けています。その中にモーツアルトのクラリネット協奏曲(ロジンスキー指揮、ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1954年)があり、名演奏の定評がありますが、このカラヤンとウィーン・フィルの伴奏のほうがさらによいといわれています。もっともSPをCD化したものですから、録音がよいとは言えませんが聞き苦しいほどではありません。EMIの正規盤CDも出たことはあるようですが、現在は入手しにくいようですし、どうせたいして音質はよくないでしょう。将来TESTAMENTかオーパス蔵あたりが高品質のリマスター盤を出してくれれば話は別ですが、それまではこの100円盤で十分です。
なお、このシリーズ全10枚の詳細はこちらでどうぞ。
◎参考図書「モーツァルトをCDで究める」福島章恭・著 毎日新聞社
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2006年06月28日

「315円DVD」の推定原価

フレッド・アステア&ジュディ・ガーランド

6月26日の朝日新聞に「500円DVD 原盤は30円」という見出しの、珍しく役に立つ記事が載ってました。この記事によりますと、格安DVDで目立つ500円タイプの最大手メーカーは、シェアが50%程度のコスミック出版とのこと。これまでに129作品、約500万枚を売っているそうです。単純平均で、1作品あたり4万枚弱になりますが、最高は「カサブランカ」の8万枚だそうです。
注目の原価内訳は、著作権保護期間が終わったパブリック・ドメイン作品の場合、某社の1万枚販売のモデルケースでは以下のようになってるそうです。

 [卸値]315円
    原盤購入             30円
    字幕作成             30円
    デジタル編集           20円
    ジャケットのデザイン・印刷  15円
    プレス               50円
    包装                50円
    利益                120円
  [流通経費と取次・書店の利益]185円

流通経費の内訳は掲載されてませんが、うちの店が仕入れた経験では、書店マージンが25%で125円でしたから、取次マージンが50円、送料等の流通経費が10円というあたりであろうと想像されます。これはあくまでも1万枚売れた場合のモデルケースですが、出版社の利益と流通経費の合計が305円と、60%以上もあることがわかります。ようするに、制作費は195円しかかかっていないということです。
これをダイソーの315円DVDに当てはめてみますと、送料等の10円を引いても制作販売の粗利益は110円あることになりますから、十分に儲かっていることがわかります。先に紹介した「ヤングカルソ」を見ても、ジャケットの印刷は2色ですし、その他の直接制作費も、安い原盤を探したり、字幕やデジタル処理も使い回しで済ませることができたら、もっと原価は下がり利益率は上がるでしょう。そして、1万枚以上売れれば利益率がどんどん向上して行くであろうことは言うまでもありません。なお、ダイソー盤は台湾製、コスミック出版盤は韓国製となってます(※ただしサンプル各1)。

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2006年06月09日

CD「落語の楽しみ」@105円

100円ショップのお買い得CD&DVD

落語の楽しみ(5)


CD-G-6 落語の楽しみ(1)
       “ラブレター”柳亭痴楽 
       “寄り合い酒”三他亭夢楽
       “かぼちゃ屋”春風亭柳好

CD-G-7 落語の楽しみ(2)
       “義理堅い男”春風亭柳昇 
       “成り金旅行”柳家金三
       “富士詣で”橘之円

CD-G-8 落語の楽しみ(3)
       “がまの油”金原亭馬生 
       “豆や”桂伸治
       “子ほめ”桂文朝 

CD-G-9 落語の楽しみ(4)
       “課長の犬”春風亭柳昇 
       “続け取り”桂伸治
       “権助魚”春風亭小柳枝

CD-G-10 落語の楽しみ(5)
       “こごと幸兵衛”春風亭柳朝 
       “隅田川”柳亭痴楽
       “牛ほめ”春風亭柳孫

演者と演目と録音時間以外のデータが一切ないので何もわかりませんが、おそらく1960年代から1970年代にかけての頃の録音でしょう。後にもう少し大きな名を襲名したはずの人も、録音当時の名のまま印刷されているようです。録音時間はどれも15分未満で、一枚三席ですから40分強程度です。演目も前座ネタなど軽いのばかりですし、出来がどうこういうほどのものではありませんが、なにしろ105円ですから、たいして面白くなくても、損した気にもなりません。
むしろこれらのCDで楽しむべきなのは、当時の寄席の雰囲気でしょう。お客さんが、たいしておもしろくもないところで、じつにほがらかに笑っています。やはり、世間がいまよりもかなりのんびりしていたのでしょう。現在のTVのお笑い番組のきつくてシンドイ笑いとは大違いで、聴いているこちらもなごみます。数十年前の子どもの頃に戻って、ラジオの寄席番組を聴いていたころの気分になれるというとややほめすぎかもしれませんが…。ただし残念なことに、いくつかの演目は聴衆ゼロのスタジオ録音らしく、あまりの退屈さに最後まで聴き続けることができませんでした。

posted by 三月山 at 22:50| Comment(1) | TrackBack(0) | 激安CD&DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月18日

映画DVD「ヤングカルソ」315円

100円ショップのお買い得CD&DVD

ヤングカルソ Young Caruso

「ヤングカルソ Young Caruso」
     

       監督:ジアコモ・ゲンテイロモ
       出演:ジナ・ロロブリジーダ
          エルマノ・ランディ
          マリオ・デル・モナコ
       1951年(イタリア)
        モノクロ・本編77分・音声 英語
       販売:大創産業
       型番:300-DVD-洋画-no.6

このDVDはおそらく日本では唯一のもので、しかも劇場では未公開、TV放映もたぶんなかったらしいレアものです。さすがにパッケージ裏の短い説明はかなりお粗末で、1951年度アカデミー賞3部門受賞とありますが、これはハリウッド映画の「歌劇王カルーソー」と混同しているようです。カルソ役はマリオ・ランツアと書いてありますが、この人は「歌劇王カルーソー」の主演で歌唱も本人でした。こちらの映画はエルマノ・ランディという俳優がカルソ役ですが、歌はかのマリオ・デル・モナコが吹き替えています。アカデミー賞はともかくとして、この映画は少年時代(ランディではない少年俳優)から、デビューするまでの若き日のカルーソーの物語ですから、デビュー寸前から逝去までの物語だった「歌劇王カルーソー」と前後編の関係といえるものです。制作も同じ年ですし、ナポリやシシリーの現地ロケの風景もすばらしく、本場物の音楽がたっぷり聴けます。1927年生まれのジーナ・ロロブリジーダも国際的に売り出す寸前の初々しさで、実年齢よりも5歳くらいは若い役のようですがよく似合っています。これが315円で買えるのですから100円ショップもたいしたものです。なおオリジナルのイタリア語版は81分あるそうですが、これは英語版です。もちろん歌唱はイタリア語のままですが

いまのところこのシリーズは10枚近く出ているようですが、ほかにはあまり面白そうなのはないようです。ネットで見つけたリストによるとラインアップは下記です。
  『群衆』(フランク・キャプラ監督)
  『第3逃亡者』(ヒッチコック監督)
  『サボタージュ』(ヒッチコック監督)
  『放浪の孤児』(オリヴァー・ツイスト物)
  『パラダイス・キャニオン』(ジョン・ウェイン主演の西部劇)
  『ユタから来た男』 同上
  『マリーギャラント』 (スペンサー・トレーシー主演のスパイ劇)
  『ヤングカルソ』
 

※参考サイト「ほら貝」 「クラシック映画BBS」

posted by 三月山 at 23:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 激安CD&DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする