2018年07月31日

お盆休みのお知らせ

地べたの店は8月13日(月)〜15日(水)休みます

今春から月曜と火曜を定休にしたので、盆休みは水曜が増えるだけとなりました。今年はめずらしく出版業界の物流休止日と同じなので、ずれる年よりはゆっくり休めそうです。来年は定休日をもう一日増やしたいと考えていますが、もしもそうなると盆休みが実質的になしになってしまうので、4連休にするかもしれません。

  「ステキな奥さん ぶはっ」

3年前に出ていた本ですが最近読んだら、「新聞はキチョウ品」という4コマ漫画がものすごく面白かった。本編は「朝日新聞」に隔週連載の画文ですが、この漫画はたぶん単行本化にあたって追加されたものでしょう。伊藤理佐/吉田戦車家では新聞を一紙も購読していないので、月に2回送られてくる掲載紙がとてもキチョウだと。たとえば、ヤサイを包んだり、生ゴミをくるんだり、テンプラを揚げるとき敷いたり、こどもがおもちゃを工作したりと。うちも一昨年から新聞をとるのをやめましたが、古新聞がないといろいろ不便なので、お役所の広報紙とかリビング何たらとかいうフリーペーパーを大事に残しておいて使っています。しかし、それにしても、「ステキな奥さん ぶはっ」は朝日新聞出版の発行なのに、わざわざこんな漫画を追加するのは、ひょっとしたら出版子会社による新聞本社へのささやかなレジスタンスかもしれません。

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2018年07月24日

三月書房販売速報[128]発行のお知らせ


三月書房販売速報[128]
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2018/07/23[20-02-128]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 128号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] 今年はいまだかって経験したことがない猛暑で、
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] 短歌本の売上げ(TOP12)
[#04]<天に唾する>京都の書店のうわさ(その90)
    ○「三省堂書店京都駅店」が6月17日で閉店
[#05] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○ダイナミックセラーズが破綻。日本芸術出版が行方不明?ほか
[#06] etc.… 
    ○本の雑誌社の新刊『ニッポンの本屋』
    ○大阪屋のサイトの「ごんた堂」が消えた
    ○河出の『日本文学全集』が予定日を過ぎても完結しない

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河出が2014年秋に刊行を開始した『日本文学全集』全30巻がいまだに完結しない。最初の予定では2018年3月完結のはずだったが、あと2冊(源氏物語の中と下)を残して、2017年9月以降出ていない。それにしても、この出版業界の状況下で“現金一時払い特価”を設定した呑気さには少しあきれます。2014年以降に閉店した書店にて一時払いをしていたお客は、閉店以後も無事に配本を受け取れているのでしょうか?栗田、大洋社などの取次と取り引きしていた書店は無事に定期を新・大阪屋に移行できたのでしょうか?この問題については「出版ニュース」2002/09/中旬号に、寄稿したことがありますのでご参照ください。

「三月書房販売速報」のバックナンバーはこちらでお読み下さい。最新号は発行の1月後にアップします。定期購読のお申し込みは、同じページからメールにてお申し込みください。もちろん無料です。

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2018年04月26日

「海鳴り」30号が到着

 uminari30.JPG「海鳴り」30号 ※非売品 

編集工房ノアが年に1回発行しているPR誌「海鳴り」の30号が届きました。目次は上の表紙画像をクリックして拡大すれば読めるはずです。山田稔氏の「富士びいき」は、旧中央公論社の月刊文藝誌『海』の富士正晴連載や同誌の編集者ついてなど。天野忠の「心に太陽をもったとき」は未公表の童話集の一篇。涸沢純平氏の「同行者控え━三輪正道記」は『遅れ時計の詩人 編集工房ノア著者追悼記』の続巻『やちまたの人』(※9月刊予定)、あるいはさらなる続々巻に収録されることでしょう。それからうれしいことに山田稔氏の新刊が近く出るようです。この広告では『こないだ』という書名で予価2000円であることしかわかりません。収録作品や刊行日等の詳細がわかり次第お知らせします。

「海鳴り 30」は、例年通り地べたの店またはネットにて、ノアの本及び関係ありそうな本を買っていただいた方に、「おまけ」として進呈しています。まことに申し訳ございませんが「非売品」につき、この冊子のみの通販はいたしかねますのでご了承ください。たくさんいただいていますから、およそ年末までは十分配布できるでしょう。なお、バックナンバーは残っていません。

編集工房ノアの本の通販は、三月書房のサイトの「編集工房ノアの本の在庫」のページからどうぞ。

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2018年03月05日

三月書房販売速報[127]発行のお知らせ


三月書房販売速報[127]
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2018/03/05[20-01-127]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 127号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] 2月19日(月)から週休二日制になりました
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] 日販への返品率
[#04]<天に唾する>京都の書店のうわさ(その89)
    ○みすず書房の書店別売上げランキング
    ○「アバンティBC京都店」の売場面積縮小
[#05] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○スキージャーナルが破綻。北星堂が数年前に廃業?
[#06] etc.… 
    ○「三月書房」で聞いた!出版業界の今と昔
    ○「出版状況クロニクル118」

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一年以上前に取材を受けた“京都書店めぐり  京都の名店「三月書房」で聞いた!出版業界の今と昔”というサイト記事が、なぜか最近一部で話題になって拡散されているようです。どうやら“取り次ぎのシステムがもう維持できなくなってきている”というあたりに関心が集まっているのかなという感じですが、この話題はほぼすべて小田光雄氏の著書とブログの受け売りなので、それらを熟読してください。ところでこの小田氏の「出版状況クロニクル118」(2018/03/01)によると「大阪屋栗田が大手出版社に対し、支払手形をジャンプ」とあり「大阪屋栗田の近傍や周辺が、もはやどうしようもなく、ここまで事態が切迫している」のではと記されています。さてさてどうなることでしょう。

※2018/03/08追記
おそらく小田氏のブログに関してと思われますが、2018/03/06に大阪屋栗田が「当社に関する虚偽情報の発信に関して」という広報を出しています。「刑事告訴や民事訴訟の提起等の法的措置も含めた適切かつ断固たる対応をして参る所存」とのこと。これに対しての小田氏からの反論については、いまのところ未見です。

※2018/03/09追記
2018/03/08付けにて小田氏のブログに「付記」がアップされました。「次回のクロニクルにおいて、正面から反論していくことを約束しておこう。それまでしばらくお待ち頂きたい。」とのことです。

※2018/04/01追記
現在、「クロニクル118」の上記項(§6)は削除されています。この件については「同119」をご参照ください。

「三月書房販売速報」のバックナンバーはこちらでお読み下さい。最新号は発行の1月後にアップします。定期購読のお申し込みは、同じページからメールにてお申し込みください。もちろん無料です。

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2018年02月12日

「脈 96号 芥川賞作家・東峰夫の小説」

nyaku96.JPEG

「脈 96号 芥川賞作家・東峰夫の小説」比嘉加津夫・編集
 A5判/240頁 定価1400円+税 脈発行所

*目次
 特集 特集 芥川賞作家・東峰夫の小説
    東峰夫   父母に捧げる散文詩
    仲程昌徳  言葉を入れる、言葉を繋ぐ―東峰夫の作品姿勢
    内田聖子  東峰夫の夢
    川満信一  沖縄で気の合う作家
    松島 淨  東峰夫ノート
    乙部宗徳  東峰夫さんインタビュー
          「『オキナワの少年』を書いた頃」をめぐって
    青柳瑞穂  のんびり屋の思索者 東峰夫 怠けて生きたい私たち(13)
    松原敏夫  沖縄出身作家・東峰夫の生成と変貌
    坂口 博  「オキナワの少年」―原作と映画のあいだ
    伊野波優美 要請され仮定された作者―東峰夫の『オキナワの少年』論
    粟国恭子  内観し続ける作家・東峰夫―「魂の青年」の頃
    樹乃タルオ 『オキナワの少年』―帰還と脱出―
    豊里友行  私のコザ語り―「オキナワの少年」から見えてきた街
    比嘉加津夫 東峰夫という作家―インタビュー記事を中心にして
    東峰夫年譜
   俳句 仲本彩泉   「記憶は影絵」(3)
   詩  仲本 瑩   白い丸テーブル(他1編)
      波平幸有   那覇港のどこか(他3篇)
   小説 伊良波盛男  雨音
      仲本 瑩   バラードの斧ひかりの檻(44〜47)
      杼該 至矢  密室(1)
   論考
      村上一郎   村上一郎未発表日記と『試行』(8)
              (佐伯修 編・註)1962(昭和37)年の日記(7)
      山口弘子   『無名鬼の妻』その反響と晩晴
      松岡祥男   言葉の力を信じて 吉本隆明さんのこと(16)
      安里昌夫   虚無的な倦怠感の内実―梅崎春生の「桜島」について
      比嘉加津夫  乱読・断録
    編集後記
    表紙写真 東峰夫(撮影・牛久保建男 提供・民主文学会)
    題字= 比嘉良治 本文カット= ヒガカツオ

この号の特集は1938年生まれで現在八十歳の東峰夫氏です。氏については「オキナワの少年」で芥川賞を受賞したものの、その後はたいした活躍がないまま忘れられた作家というような印象しかありません。ネットで検索したところでは、現在入手可能な著書は、2004年にあのオカルト系?出版社であるたま出版から刊行された「貧の達人」のみのようです。そしてこの本が今のところ最後の著書のようですが、自身の夢日記を題材にした未刊行作品全15作があるそうです。「貧の達人」とか夢日記とか、なんとなくつげ義春氏と似てるのではと思わないでもありませんがどうなのでしょう。なお、新城卓監督が1982年に発表した映画「オキナワの少年」もまだDVDになっていないようです。
次号の特集は「沖縄を生きた島成郎(仮題)」で2018年5月20日刊行予定。
脈発行所の本の通販は三月書房のサイトの「脈発行所の本」のページからメールでどうぞ。「脈」と「myaku」のバックナンバーも少しあります。

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2018年01月23日

定休日追加のお知らせ

teikyubi20180123.JPEG 1月20日より店頭掲示

先にもちらとお知らせしましたように、2月3週目から定休日を一日増やして月曜と火曜にします。ご不便をおかけしますがよろしくお願いします。月曜は振り替え休日が年に数回あるので、水曜を定休にしたほうがよいかとも考えましたが、どうも月曜火曜の方が覚えやすそうな感じなのでこう決めました。
うちの店は1950年の開店ですが、たぶんあのころは朝10時から夜10時まで営業していて、日曜が定休だったようです。昭和30年代半ばまでは全国の商店街の黄金時代で、うちの店ですら番頭さんの他にバイトが常時5名ほどいたものでした。よほど人件費が安く、しかも本や雑誌の価格が相対的に高かったのでしょう。60年代に入るとバイトが雇えなくなり、営業時間も10時から8時までに減少しましたが、お客の要望もあって日曜の午後もシャッターを一枚だけ開けて営業するようになりました。その後、創業者の祖父が引退し、1980年代には番頭さんも退職して家族4人の体制となりましたが、その当時は10時30分から19時30分、日曜は13時半から17時半までで正月以外休みなしでした。その後2代目店主夫婦の高齢化にともなって、2001年からは平日11時から19時までに短縮し、2002年には火曜定休にするかわりに日曜は正午から18時に延長しました。これは、世紀末の地下鉄東西線開業と地元商店街の歩道の整備事業の完工等の好影響で観光客が増え、平日よりも土日祝日のほうが繁盛する傾向が顕著になったことに対応した結果です。そして、昨年2月には営業時間を一日8時間から6時間に短縮し、今年からは丸一日減って週に5日の営業となります。よーするに順調に営業時間を減らしつつあるわけで、順調ならいずれは週休3日、4日、5日と増やしていきたいと考えています。

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2017年12月31日

三月書房販売速報[126]発行のお知らせ


三月書房販売速報[126]
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2017/12/31[19-02-126]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 126号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] 来春から週休二日にする予定
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その88)
    ○「山科書店薬大前店」が11月末で閉店
    ○「ブックファースト京都店」が2018年1月31日に閉店予定
[#04] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○きんのぐわがた社、凱風社、三五館、創拓社出版、
     日新報道などが倒産あるいは廃業
[#05] etc.… 
    ○物流費の値上げラッシュ
    ○夏葉社の島田潤一郎氏「全国の“いい本屋さん”5選
    ○「週刊読書人」“アンケート特集「2017年の収穫」

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2月中旬から週休二日にする予定です。現在は火曜定休なので、月曜火曜と連休にするのが順当でしょう。そして週休2日制が順調に推移すれば、週休3日、4日と増やして最終的には土日のみの営業にしたい。週休5日制の新刊書店は聞いたことがないので、珍しがられて案外繁盛するかもしれません。
それにしても書店業界は、はたしてこの状態であと何年持ちこたえられるのでしょうか。1997年から2016年までの20年間で総売上がほぼ半減したということは、平均すると年率約3%の減ですが、ここ5年のそれはほぼ年率4%の減、そして今年は11月まででなんと6.5%の減だそうです。このまま下降傾向が加速するようだと、消費税が10%に上がる2019年には、かなりまずいことになるのでは…。

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2017年12月16日

年末、年始の営業案内

12月26日(火曜)は休まずに営業します。
12月31日(日曜)〜1月4日(木曜)は休みます。

19日(火曜)は営業しようかとも考えたのですが、うちの店の火曜定休は多くの方々が覚えてくださったみたいで、ここ数年は開けてても意味がないくらい暇でしたから休むことにします。それでも最後の火曜日、26日だけは少しは繁盛するのではと期待して営業してみます。
ところで、今春から営業時間を前後1時間短縮して12時〜18時としましたが、ちょっと楽になったので、さらにくつろぐために、来春からは定休日をもう一日増やして週休二日制にしたいなと思案中です。たぶん火曜・水曜の連休になりそうですが、月曜・火曜の連休もよさそうで迷っています。正月明けには決定してお知らせしますのでよろしく。

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2017年08月01日

お盆休みのお知らせ

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地べたの店は8月14日(月)〜16日(水)休みます

今年も火曜定休の前後3日間を盆休みとします。出版業界の物流停止は11日〜15日なので、うちの店も16日は休まない方がよいような気がしないでもありませんが、とくにどうということもないでしょう。
“下鴨納涼古本まつり”が11日から16日までやってるので、14日か15日にはバスで行って、ビールを飲みながらのんびり買い物をしたいと、今から楽しみにしています。京都の三大古本まつりの中では、夏のが一番出店数が多く値段も安いし、会場でビールも売ってるのでいちばん気に入っています。ただし、ものすごく暑い上に、強烈な夕立があったりするので、結局行きそびれてしまう年も何度かありました。最終16日のたたき売りもなかなかですが、大文字の送り火の日で町中に観光客が多く、あまりバスに乗りたくありません。

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2017年06月27日

「三月書房販売速報125号」発行のお知らせ


三月書房販売速報[125]
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2017/06/27[19-01-125]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 125号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] 営業時間短縮その後
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] 短歌本の売上げ 2016/06〜2017/05
[#04] 日販への返品率
[#05] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その87)
    ○「京都天狼院」1月末に開店
    ○「FUTABA+京都マルイ店」が1月末に閉店
    ○「高文社書店」が3月末?で閉店
[#06] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
[#07] etc.… 
     ○アマゾンがバックオーダー発注を止める件
   

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短歌本の売上げ(TOP9) 2016/06〜2017/05
  01 20冊「(歌集)鳥の見しもの」吉川宏志 本阿弥書店
  02 15冊「(歌集)馬上」小島ゆかり 現代短歌社
  03  8冊「(歌集)晴れ・風あり」花山多佳子 短歌研究社
※以下略

アマゾンがバックオーダー発注を止めて、出版社との直取引を増やそうとしている件で理解できないのは、なぜ出版社はマーケットプレイスを利用しようとしないのか?」ということです。ここに出版社が新本を定価で出品しておけば、アマゾン本体が在庫無しでもまったく問題ないはずなのに、なぜマーケットプレイスよりも条件の悪そうな直取引(※e託販売サービス)をしなくてはならないのかが理解できない。

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2017年03月29日

まだ三月なのに「海鳴り」29号が届きました

uminari29.jpeg 「海鳴り」29号 ※非売品 

編集工房ノアが年に1回発行しているPR誌「海鳴り」の29号が届きました。まだ三月だというのに近年にない速さです。山田稔氏の「『季節』を出していたころ」の『季節』とは、1950年に山田氏が杉本秀太郎氏らと出した同人誌で三号で終刊したそう。『ぽかん』編集長の「暮らしのなかで」を読むと『ぽかん』の次号はまだしばらく出そうにないような感じです。その他の内容は上の表紙画像をクリックしていただくと拡大されるはずなのでごらんください。
例によって表紙裏にノアの2016/6〜2017/6の刊行書一覧が掲載されていますが、未完を含めて合計20冊は、昨年より7冊も少ないようです。この中でうちの店でも扱ったのは、三輪正道「定年記」のみ。よく売れているのはあいかわらず、天野忠、山田稔、川崎彰彦ばかりです。これらも品切れ重版未定のが増える一方で少し棚がさびしくなってきました。ほかに富士正晴、杉本秀太郎、杉山平一、三輪正道なども少しは売れています。

「海鳴り 29」は、例年通り地べたの店またはネットにて、ノアの本及び関係ありそうな本を買っていただいた方に、「おまけ」として進呈しています。まことに申し訳ございませんが「非売品」につき、この冊子のみの通販はいたしかねますのでご了承ください。たくさんいただいていますから、およそ年末までは十分配布できるでしょう。なお、バックナンバーは28号のみ少し残っています。

編集工房ノアの本の通販は、三月書房のサイトの「編集工房ノアの本の在庫」のページからどうぞ。

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2017年02月14日

営業時間変更のお知らせ


三月書房販売速報[号外]
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2017/02/14[19-…-…]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 号外
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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○2月20日より営業時間を下記の通りといたします
  ___________________
  営業時間 ◇正午〜午後6時(火曜・定休)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

いままでは、◇平日・11時〜19時/◇日祝休日・12時〜18時だったのでシンプルでわかりやすくなるはずです。
火曜・定休は変わりませんが、いままでは火曜が祝日の場合は営業していたのをやめて完全定休にします。 
短くした理由は、働きすぎていることに気づいたからです。11時〜19時というと8時間ですが、10時には開店準備をしなくてはならないし、閉店後もいろんな片づけ仕事が残っています。それを、少しは嫁さんが手伝ってくれるとはいえ、〈前期高齢者〉がほぼ一人でやるには長すぎます。 
もっと早く気づけばよかったのですが、じつのところうちの店の店番というのはわりと気楽な仕事で、本を読んだり、ネットサーフィンをしたりしながらできるので、半分は遊んでいるようなものだから、ついうっかりしていました。もちろん、あとの半分は、お客の相手をし、出版社に発注し、メルマガを送信し、HPを更新し、たまにはブログをアップし、通販の発送もしと、それなりに仕事をしているわけですが…。 
というわけで、半分隠居仕事のような感じになりつつありますが、もうしばらく営業を続けるつもりなので、よろしく。

 
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2016年12月31日

三月書房販売速報[124]発行のお知らせ


三月書房販売速報[124]
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2016/12/31[18-02-124]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 124号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] これが今年の2通目です
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] 短歌本の売上げ 2015/06〜2016/05
[#04]  <天に唾する>京都の書店のうわさ(その86)
    ○「出版ニュース」掲載の「2015年度書店売上実績」京都分
    ○みすず書房の書店別売上げランキングの京都分
    ○「ホホホ座三条大橋店」がオープン
    ○「PAPERSKY」52号“自転車でつなぐ本の町・京都”
[#05] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
[#06] etc.… 
     ○外出する人が過去最低
    ○「想像不到會在這遇見什麼:京都三月書房
    ○「週刊読書人」の“アンケート特集「2016年の収穫」

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何となくめんどくさくてほったらかしにしていたら、年末になってしまいました。これが今年のわずかに2通目です。まあよーするにたいした事件も事故もなかったということでしょう。いずれ出版業界崩壊の危機が表面化したら、鈴木書店倒産のときのように日刊ペースで出すかことになるかもしれません。

 短歌本の売上げ(TOP16) 2015/06〜2016/05
  01 21冊「(歌集)思川の岸辺」小池光 KADOKAWA
  02 13冊「(歌集)行け荒野へと」服部真里子 本阿弥書店(※通算27冊)
  03 12冊「桜前線開架宣言」山田航・編著 左右社
※以下略。本紙では16冊掲示。
半年前の集計結果ですが、ネット以前の紙版のころから20年以上ほぼ同じ期間のデータを公表しているので、継続性のために掲載しておきます。

「三月書房販売速報」のバックナンバーはこちらでお読み下さい。最新号は発行の1月後にアップします。定期購読のお申し込みは、同じページからメールにてお申し込みください。

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2016年12月05日

年末、年始の営業案内

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12月20日(火曜)と12月27日(火曜)は休まずに営業します。
12月31日(土曜)〜1月4日(水曜)は休みます。

今年も12月後半の火曜日は休まずに営業しますが、大晦日は初めて休むことにしました。正月は例年通り5日からです。上の写真はまだイチョウの葉も緑が残り、ちっとも歳末の風情がない寺町通りの風景です。

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8月末に出た「人文会ニュース」124号(2016秋)に“書店現場から”を寄稿しました。現物は関係者に配布の非売品ですが、同会のサイトにてPDFが公開されましたので、お暇な方はよんでみてください。なお、“三月書房の「現在はどこにあるか」についての二、三のこと”というタイトルは、編集氏によるものです。

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2016年11月30日

本と自転車と京都 スタンプラリーのお知らせ

51iJWJvbrXL._SX258_BO1,204,203,200_.jpg 「PAPERSKY no.52-KYOTO・京都 自転車・BICYCLE

“地上で読む機内誌”とゆーなんとなく景気の良さそうな雑誌「PAPERSKY」の“自転車でつなぐ本の町・京都”に載せていただきました。同誌主催で本日スタートのスタンプラリーは、本を買わなくても5店巡るだけで全員にオリジナルトートバッグがもらえるという、とても気前のよい企画です。おどろいたことにスタンプ用紙には、景品がなくなり次第終了とも、お一人様一個限りとも印刷されていません。企画書には1月15日終了の予定となっていますからけっこう長い期間です。タダでもらえるものなら何でももらうという人たちが、何度も回って大量に持っていっても大丈夫なのでしょうか?ところが紹介された10店をよく見ると、やはり自転車を使わないとなかなか5店は回れないようになっているみたいです。三月書房を起点とすると誠光社と河原町の丸善は歩いて行けそうですが、その先の岡崎・蔦屋、浄土寺・ほほほ座、上京・マヨルカとMagasinn、紫野・世界文庫、下京・YUIBOOKSあたりへは自転車が必要です。そして一乗寺・恵文社へはママチャリだとかなりしんどいでしょう。

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2016年08月01日

お盆休みのお知らせ

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地べたの店は8月8日(火)〜10日(木)休みます

今年も火曜の定休日を含む3日間を盆休みといたします。例年よりもやや早めですが、その次の火曜日は大文字の送り火で、観光客が多い日なのでその前後は休まない方がよさそうです。ほんとうは9日〜11日に休もうと思ったのですが、カレンダーを見たらまったく知らないうちに11日が祝日になっていました。今年から山の日だそうですが、どういう由来の祝日なのかまったくわかりません。海の日は海軍記念日とかいうものの復古だったようですが、山軍とか山岳軍というのは聞いたことないし、まさか南朝や後南朝の山岳軍の記念日でもないでしょう。海の日はB級祝日らしく移動祝祭日ですが、山の日はたいした祝日でもないのに固定されているのも不思議ですが、よーするにこの日から盆休みにしたらよいのではということのようです。盆はいちおう宗教行事なので法律にはそう書けませんが。
上の写真はたいした意味ありませんが、うちの店の前から寺町二条交差点付近を撮影した今朝の景色です。寺町通りのよいところは、わりと幅の広い舗道と銀杏並木で、この並木がなければ真夏の日中に歩くのは耐えられないでしょう。

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2016年04月12日

三月書房販売速報[123]発行のお知らせ


三月書房販売速報[122]
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2016/04/12[18-01-123]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 123号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] 栗田に続いて大洋社も破綻
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] 去年ほんとうによく売れた本
[#04] 日販への返品率
[#05] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その85)
    ○みすず書房の書店別売上げランキングの京都分
    ○「ブックスランボー」が12月末に閉店
    ○「京都岡崎 蔦屋書店」「大垣書店Kotochika御池店」
    ○「月刊京都 2016/05」“特集・気になる京の本屋さんへ行こう”
[#04] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○双風舎、五月書房、福昌堂、酣燈社、ほか
[#05] etc.… 
     ○TUTAYAの図書館問題について

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栗田に続いて大洋社も破綻し、いよいよ出版業界は全崩壊まで、残すところ首の皮1.3枚位というあたりでしょう。現在の出版業界はわれわれが学生のころ誰かの下宿でやっていた麻雀みたいになっています。よーするに本や雑誌は麻雀の点棒やポーカーのチップのようなもので、ゲームの中でしか通用しません。勝敗は1局ごとには清算せず、帳面にメモ書きしてあるだけ。いずれは現金で清算することになっているのですが、負けが込んでいる書店と取次は清算しようとせずに、毎日毎日負け続けています。出版社はこのままだと勝金はおろか、なんだかんだと立て替えさせられている、飲食費とかも返して貰えそうにない…というような。

「三月書房販売速報」のバックナンバーはこちらでお読み下さい。最新号は発行の1月後にアップします。定期購読のお申し込みは、同じページからメールにてお申し込みください。

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2015年12月16日

三月書房の地べたの店は年内無休、正月は4日まで休み

三月書房の地べたの店は“年内無休、
1月1日〜4日は休み。5日(火曜)は休みません”

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今年は15日(火曜)の定休日はふつうに休み、22日(火曜)と29日(火曜)は年末特別営業とします。去年の31日はわりとお客があったのですが、今年はどうでしょう。天気が悪かったりしたら早くに閉めるかもしれません。1月は例年5日からの営業ですが、来年は火曜なので定休にすべきかどうか迷ったのですが、まだ少しは正月気分の方もおられるかもということで営業します。

外国人のご来店も少なくはないのですが、たいていの場合探しておられるらしい本の在庫はありません。英語の聞き取りはなんとかならないこともないのですが、返答はほとんど通じません。唯一間違いなく伝わるのが“No,we haven't”で、これは"No"と言いながら首を横に振るのがコツです。そしたら相手がたいてい"No?(無いのね)"と聞き返しますが、そのときにうっかり"はい。ありません。"とうなずいてしまうと混乱を招きます。実際のところは会話はあきらめて筆談することが多いのですが、上のイラストはラテン系らしき中年男性が描かれたものです。1が文楽関係らしきことはすぐにわかったので「人形浄瑠璃のかしら」の本を売ることができました。しかし、2は弓道関係と思ったのにぜんぜん違って苦戦しましたが、お茶汲み人形のジェスチャーをしてくれたので、やっと江戸時代のからくり人形のことだとわかりましたが、残念ながら適当な本がありませんでした。ちなみに中華人民共和国の方々はスマホで捜してる本のデータを見せてくれることが多いので楽です。ほぼ在庫はありませんが。

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2015年12月08日

三月書房販売速報[122]発行のお知らせ


三月書房販売速報[122]
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2015/12/08[17-03-122]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 122号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] 栗田の破綻、日販の本業の赤字転落と一本正味について
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その84)
    ○「出版ニュース」掲載の「2014年度書店売上実績」ランキングの京都分
    ○「ガリア書房」が7月末に閉店していた
    ○恵文社一乗寺店元店長堀部氏の「誠光社」が11月25日に開業
[#04] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○「ケーイー(旧近代映画社)」が10月初めに倒産
[#05] etc.… 
     ○「dマガジン」について
    ○クロネコDM便とクリックポスト
    ○「毎日新聞」10月21日号、「本屋へ行こう!!」(洋泉社MOOK)ほか
[#06] 週刊読書人のアンケート「2015年の収穫」800字版
---◎受贈御礼◎勝手に宣伝---------------------------------------------
 出版人に聞く18 「弓立社という出版思想
      宮下和夫(聞き手・小田光雄)
       定価1600円+税 論創社
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栗田の破綻に続き、日販の本業の赤字転落が話題になっていて、版元が正味を下げる必要があるという方向に議論は進みつつあるようですが、その議論の前提となる正味体系について全体を把握しているのは取次だけであり、その詳細が公表されたことがありません。現在、ある程度の規模の書店は取次とは一本正味がふつうなので、出版社ごとの正味はまったくわかりませんし、興味すらないでしょう。一本正味をやめて出版社別の個別正味に戻せば、書店側も正味体系のいびつさに気がついて、取次との共闘も可能になるはずです。この問題について「出版ニュース」の2002/08/中旬号に小生が寄稿した記事があり、久しぶりに読み返したところ、われながら上出来で、いまだにほぼそのままで通用するであろうことに気づきました。こちらに貼ってありますので読んでみてください。
恵文社一乗寺店の元店長だった堀部氏が「誠光社」という書店を新規開業しました。この店のことは、いずれこのブログの「 <天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊」でとりあげる予定です。さしあたっては京都新聞のサイトに2015年11月15日付で「街の本屋直仕入れで復権を 京都・恵文社元店長が独立」という記事が無料公開されていますのでお読み下さい。「新たな店ではできる限り取次店を通さず、出版社からじかに本を仕入れることで双方の利幅を増やす。すでに筑摩書房や河出書房新社、晶文社などの協力を得た。」というあたりが、栗田倒産後の出版業界において、大きな関心を呼んでいることでしょう。

「三月書房販売速報」のバックナンバーはこちらでお読み下さい。最新号は発行の1月後にアップします。定期購読のお申し込みは、同じページからメールにてお申し込みください。

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2015年08月01日

お盆休みのお知らせ

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地べたの店は8月11日(火)〜13日(木)休みます

今年も火曜の定休日を含む3日間を盆休みといたします。出版業界の運休日は13日から16日ですから、合わした方が仕事の段取りはよいのですが、近年うちの店は週末とか連休が稼ぎ時なので、このような日程にしました。

このブログの7月15日に「いよいよ出版流通業界はその全面崩壊まで、残すところあと首の皮一枚半というあたり」と書いたところ、「一枚半」とはどういう勘定なのかと聞かれました。もちろん、なんの数字的根拠もない、ごくごく情緒的なものにすぎません。それでも、いちおう説明をしておきますと、日販とトーハンで「一枚」、大阪屋、栗田ほかで「半枚」というつもりです。よーするに、一番言いたかったことは、日販とトーハンが各一枚で計二枚ということではなく、両社は一蓮托生であろうということです。つまりどちらかがこけたら残った方の一人勝ちかといえば、残った1社では全部の出版社を支えるのは無理なので、出版流通業界の全面崩壊は避けられないだろうということです。日販とトーハンは表面上は激しく争っていますが、おそらく冷戦時代の米ソと同様に、共倒れするような致命的な事態を避けるために、水面下では協調しているはずです。「半枚」の大阪屋と栗田の二次卸スキームとかいうものは、あまりにも強引に出版社に損を押しつけようとしすぎているようで、うまくまとまるかは不明です。とくに突然出てきた「片面的解約権(返品権)付売買契約」とかいうものは、おそらく取次業界が秘匿していた最終兵器のようなものであり、失礼ながら栗田程度の案件に持ち出したのは戦略的には失敗だったように思われます。これはもっと上位の取次がピンチになるまで温存しておいたほうがよかったのでは…。もっとも、これで出版社が取次との約定書や契約書を見直すことになれば、業界全体が改善の方向に向かうかもしれませんが。

posted by 三月山 at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 三月書房からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする