2020年07月30日

萩書房とダンデライオンの納涼“小”古本まつり@三月書房跡

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萩書房とダンデライオンの納涼“小”古本まつり@三月書房跡

 日時:2020年8月9日(日)〜16日(日) 12時〜17時ごろ
 場所:三月書房跡(寺町二条上ル西側)
 主催;萩書房II、古書ダンデライオン
 協力:三月書房


こんなことをしてみます。当店は古物業の許可をとっていないので、主催はできません。あくまで場所貸しです。店の中央の本棚などをとっぱらっただけで、何ら改装していないので、まともな料金で貸せるような設備状態ではありません。飲み仲間の古本屋たちに、超格安で貸して、一緒に遊ばせてもらおうという企画です。

ちらしはやはり飲み仲間のグレゴリ青山センセの旧作を超格安で使わせていただきました。チラシの元画像はごちらのブログに貼ってあります。

今年は京都の三大古本まつりのうち、春の勧業館と夏の下鴨神社のがすでに中止になっています。古本屋さんの倉庫にはおまつり用の商品があふれているし、古本ファンも行き場がなくて、たぶん退屈されているでしょう。そーいうことで、なかなかよさそうな催しだとは思うのですが、問題はお客が集まりすぎることです。

10坪の売り場なので15人ほども入れば密になりそうです。その場合は入場制限とかしなくてはならないでしょうが、入場待ちの人を炎天下に並ばせるのは無理があるでしょう。もちろん、ちっともお客が来ないのもいやですが、多すぎず、少なすぎず、店もお客も快適な集客をするには、どのような宣伝したらよいのかがわかりません。こちらの都合だけ言えば、家族連れとかでなく、単独行動で、あまり長居しない方ばかりに来てほしいのですが、たぶんそううまくは行かないでしょう。

なお、貸会場業を始めるつもりはまったくありません。店舗以外の部分で家族が生活しているので、心安くない人には貸せません。他の古本屋さんや他業種の方に貸す予定は、今のところまったくありませんのでご了承ください。

 
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2020年07月13日

毎日が定休日になってから一月過ぎました

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グレさんぽ ~猫とかキモノとか京都とか(フラワーコミックススペシャル)

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京都深掘りさんぽ (小学館文庫)

この1カ月はものすごく忙しくて、てれてれと店を続けていたほうがよほど楽だったでしょう。とくに最初の2週間の肉体労働は、40数年 の書店生活でもはじめてというきつさでした。日販への最終返品の梱包に1週間ほど、そしてそれを積みだした後は、店の本棚や雑誌台などの破壊と搬出。これらが終わり、周囲の本棚を残して、店の真ん中がすべて空っぽになったのが、6月25日ごろでした。
 そのせっかくできた更地も、居間や廊下やその他ありとあらゆる場所に溜まっていた、デッドストックや期限切れの預かり品などを集積したら、たちまち埋まってしまいました。この整理作業と直接取引版元の清算作業は現在継続中ですが、まだあと一月近くはかかりそうです。これが借り店舗だったら退去期日に追われるところですが、それが無いのでいささかダレ気味です。

6月中旬に、グレゴリさんからがひさしぶりの新刊を贈られましたが、跡片付けが忙しくてゆっくり読んでる暇がありませんでした。一月ほど放置していたら、こんどは増補版の文庫もいただきました。どちらも、まだちらとながめただけだけれど、あいかわらずどうでもいいこだわりに溢れいて面白そそうです。しかし、こういうものは、ひまなときにゆったりした気分で読まないと楽しめません。肉体労働で疲れているときは、「ゴルゴ13」なんかのほうが向いてるようです(持っていませんが…)。

posted by 三月山 at 20:16| Comment(0) | 三月書房からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月11日

今日から毎日が定休日

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たらたらと営業を続けてましたが、ぼちぼち止め時のような気がしたので、昨日の10日で営業を終了しました。もともときっちりしたスケジュールがあったわけではなかったので、いつでもよかったわけですが、コロナ禍の巻き添えなどで、当初の予定よりも一月ほど遅れました。これから、一週間ほどかけて日販への最終返品の荷造りをし、来週半ばには発送できるでしょう。それが終わればのんびり暮らせるはずなのですが、あと片づけや修繕等、しなくてはならないことが多くて、下手すると数年はかかりそうです。
なお、地べたの店は閉店しましたが、12月末に税務署に廃業届を出すまでは、しばらく通販を続けます。ふつうの出版社との取引が終了したので、取り扱える商品はごくわずかになります。通販サイトの全面的な更新をしなくてはならないのですが、早くても今月末まではかかりそうです。

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2020年05月25日

最終営業日について

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日販からの送品は5月15日で終了しました。毎朝の着荷を開梱するのはけっこう楽しい仕事だったので、それが無くなったのは少しものたりない気がしています。とはいえ、近年は朝の6時台に届くことが多かったので、雨の日や返品のある日は早起きするのがたいへんでしたから、のんびり寝ていられるのはうれしい。
送品が無くなったので、新刊ばかりでなく、補充注文もできなくなり、棚がどんどん空きだして、最上段はほぼすべて空になりました。開業以来70年そのままらしき棚の背板が汚くてみっともないけれど、いまさら気にすることもないでしょう。
直取引の版元からの仕入れはまだ可能なので、SURE、ノア、黒色戦線、猫々堂、バーゲンブック(八木書店)、短歌本などは補充もしていますが、それが無ければもっと棚がスカスカになっていたはずです。
最終営業日については、31日の日曜だろうと考えるられる方が多そうなので、それを外すために6月初めの数日は営業する予定です。日販への最終返品日は未確定ですが、たぶん6月10日から15日のあたりになりそうです。返品の箱詰めは、のんびりやると一週間ほどかかりそうなので、6月に入ればそう長くは開けていられないはずです。というわけで、お早目のご来店をお待ちしています。

posted by 三月山 at 12:22| Comment(0) | 三月書房からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月01日

閉店までおよそ残り一月ほどになりました

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二年ほど間からぼちぼちと閉店準備をすすめていましたが、最期になってこんなウイルス禍に巻き泊まれるとは予想もしていませんでした。2月に新聞報道があってからは大繁盛していたのですが、4月に入ってからは来店者が激減しています。久しぶりに来てくださった方の多くが、 閉店までにもう一度来たいとおっしゃってましたが、京阪、阪急、JRの沿線の方が多いので、しばらくは無理でしょう。閉店時期を延期することも可能ですが、終息する見込みが当分なさそうなので、予定通り閉店することになりそうです。いまのところ5月下旬、あるいは6月上旬の“ある日”が、結果としての最終日になるでしょう。
上の写真は下御霊社の夏祭りの献灯提灯ですが、今年は祭礼行列も神輿巡行も露店もなしになってしまいました。うちの店はこの夏に閉店し、年末には廃業しますので、この献灯も今年が最後です。

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2020年03月12日

「海鳴り」32号が届きました

uminari 32.jpeg「海鳴り」32号 ※非売品 

編集工房ノアが年に1回発行しているPR誌「海鳴り」の32号が早くも届きました。山田稔氏の「ヌーボーの会のこと」は2段組み15頁分。1960年代の京大仏文科若手有志による読書会の記録で、生田耕作、杉本秀太郎、高橋たか子、西川長夫ほかの方々が登場。荒井とみよの「多田先生の本棚」は多田道太郎氏の思い出。中尾務の「おせわになりました」は富士正晴記念館館長時代の記録。本筋とは関係ありませんが、茨木市の教育委員会は、気にくわん教師を懲罰人事で養護学校に送り込んでいたとのこと。今でもそんなことをしているのでしょうか?涸沢純平氏の「しずかな夫婦」は、昨年末に百歳で亡くなられた天野忠夫人について。その他の内容は、上の表紙画像をクリックして拡大していただけば読めるはずです。

「海鳴り 32」は、例年通り地べたの店またはネットにて、ノアの本及び関係ありそうな本を買っていただいた方に、「おまけ」として進呈しています。まことに申し訳ございませんが「非売品」につき、この冊子のみの通販はいたしかねますのでご了承ください。たくさんいただいていますから、少なくとも「山田稔自選集」の三冊目が出るまでは残っているはずです。

編集工房ノアの本の通販は、三月書房のサイトの「編集工房ノアの本の在庫」のページからどうぞ。

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2020年02月25日

「三月書房販売速報[132]「」発行のお知らせ


三月書房販売速報[132]
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2020/02/25[22-01-132]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 132号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] 先日の新聞の閉店記事、その後
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] 日販への返品率
[#04] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その94)
    ○みすず書房の書店別売上げランキング
    ○「ジュンク堂書店京都店」2月末で閉店
[#05] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○東邦出版(シーロック出版社)、フルネット、新水社、
     レヴィプラス4Dmusic、トランスメディアなど
[#06] etc.… 
    ○Amazonが書店への卸業務開始へ
    ○クリックポストが4月からまた値上げ
    〇「別冊太陽スペシャル・京都が京都である理由。
    〇「週刊読書人」の“アンケート特集「2019年の収穫

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猫々堂の「吉本隆明資料集」は本編191集、別冊2集で完結しました。ほぼ20年間、毎年10号の刊行でしたが、多い集で100冊以上、少ない集でも30冊以上売れていました。その売り上げの6割以上が通販でしたが、それはAmazonでは売っていないということが大きく影響していたはずです。Amazonで扱っていないということは、新本ばかりでなく、マーケットプレイスで古本も売っていないということであり、その結果バックナンバーもほとんど値崩れしていないわけで、その点も強みでした。

「三月書房販売速報」のバックナンバーはこちらでお読み下さい。最新号は発行の1月後にアップします。定期購読のお申し込みは、同じページからメールにてお申し込みください。もちろん無料です。

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2020年02月17日

三月書房販売速報[号外] 朝日新聞の記事について

三月書房販売速報[号外]
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2020/02/17[-…-…]  (c)SISIDO,Tatuo    *転送歓迎* 
     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 号外
      ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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[#00] 朝日新聞の記事について

今朝の朝刊の地方版に「京都の名物書店、三月書房が閉店へ」という記事が
載りました。
  (※朝日新聞デジタル版に転載あり
   asahi0217.jpg
昨秋発行したこのメルマガの131号にも「ごくゆるゆると、そう遠くはなさ
そうな、閉店に向けて、まことにのんびりと作業を進めているのですが…」
と記しておいたので、購読者の皆様には初耳ではなかったはずですが、ご存
じなかった方は少しおどろかれたようです。

この記事は昨日取材を受けたものですが、記事に大きな間違いはありません。
しかし、「5月の連休明けにも店頭販売を終える。」とあるのは困ったことで、
記者の方には、早ければ5月の連休明けにもと話しただけでした。具体的な日
取りは決定していませんし、発表する気もありません。
とにかく、こんな記事が出てしまったので、これを<誤報>にするためにも、
5月の連休明けには閉店しないでしょう。なんだ、閉めると聞いてたのにまだ
やってるのかと、お客が飽きてきた頃合いをみて、ある朝、店を開けずに
「週休七日」の掲示を貼るつもりです。

閉店にあたって絶対に避けたいのは、事前に閉店日を周知して、廃線になる
ローカル鉄道の最終列車のようなお別れイベントにされてしまうことです。
失礼ながら神戸の海文堂さんのときのような目には会いたくありません。

閉店する理由は、記事にもある通り、店主高齢、後継者不在が最大の理由で
す。うちの店は借金ゼロ、人件費ゼロ、店賃ゼロ、経費極少で、わずかなが
らも黒字を維持しています。したがって、経営不振で廃業するわけではあり
ません。(※以下略)

続きは三月書房のサイトの「販売速報(仮題)」のページでお読みください。

    
posted by 三月山 at 11:43| Comment(0) | 三月書房からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月16日

年末年始営業案内

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12月30日(月)〜1月4日(土)は休みます

昨年までは年末の定休日は無休にしていましたが、さほど来店客も増えなかったので、今年は通常通り月曜と火曜は休みます。年末は30日がちょうど月曜日なので都合がよいのですが、1月は5日に開店したらすぐに次の6日からまた定休なので、いっそ5日も休んだほうがよいような気がしないでもないですが、それではあまりにあいそがないので営業します。

上の写真は店の表のシャッターで、マジックインキで営業時間等を記入してあります。ごらんのように、まことに雑な仕事で、正直キタナイです。ところがこれがよいとわざわざ紹介してくれた雑誌があります。今年の秋に出た「京都が京都である理由。 (別冊太陽スペシャル)"」ですが、「太陽」といえばもともとは写真雑誌だったのでカメラマンも上等の方が来られたのでしょう。このきたないシャッターが見事なカラー写真になって掲載されています。ちなみに上の写真は小生がスマホ撮りしたいいかげんなものですからお間違がえのないように。この写真の解説文(永江朗センセ)は“休むこと、マイペースが伝統を守ってきた。”という見出しで、末尾には“シャッターに直接書かれた営業案内が潔い”とあります。なんでもほめようがあるものですね。ここ20年ほど数えきれないほどの雑誌や新聞等にて、うちの店の紹介をしていただきましたが、これがいままでで一番気に入りました。とはいえ、京都特集も本屋特集も多すぎて、こんなものまで載せるようではぼちぼち種切れかもしれません。

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posted by 三月山 at 16:34| Comment(0) | 三月書房からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月08日

三月書房販売速報[131]発行のお知らせ


三月書房販売速報[131]
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2019/10/08[21-02-131]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 131号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] すこーし在庫が減りつつあるかな…
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] <山田稔>本の売上
[#04] 短歌本の売上げ(TOP8) 2018/06〜2019/05
   1位 22冊 「(歌集)六六魚」小島ゆかり 本阿弥書店
   2位 12冊 「(歌集)ランプの精」栗木京子 現代短歌社
   3位  9冊 「(歌集)海蛇と珊瑚」薮内亮輔 角川書店
[#05] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その93)
    ○「開風社 待賢ブックセンター」が3月29日に開店
    ○「恵文社バンビオ店」が2月11日に閉店”
    ○「喜久屋書店漫画館京都店」も2月11日に閉店
    ○「文教堂JQストア京都店」は5月26日に閉店
    ○「大垣書店北大路店が10月12日に閉店
[#06] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社
    ○白地社、創言社、青蛙房、ほか
[#05] etc.… 
    ○新聞社が軽減税率に固執したのは架空売上に対する消費税負担が…
    ○新刊見本と献本には「見本」の赤スタンプを押印したらよいのでは

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ST201813897.jpg「六六魚」小島ゆかり 本阿弥書店

うちの店では、いわゆる文芸書はたいして売れませんが、ここ20年近く例外的に売れ続けているのが、編集工房ノアが刊行している山田稔氏の本です。うちの場合、文芸書は以前なら5冊、いまなら3冊も売れれば上等ですが、ノアの山田本の売れ行きは桁が違います。例えば2015年7月刊の「天野さんの傘」(2000円+税)は117冊、2018年6月刊の「こないだ」(2000円+税)は74冊も売れています。

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2019年08月15日

「脈 102号 黒田喜夫と南島」

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「脈 102号 黒田喜夫と南島」
比嘉加津夫・編集  A5判/166頁 定価1200円+税 脈発行所

*目次
  特集 黒田喜夫と南島
   田中眞人  老いの不可能性の飢えの渚から―黒田喜夫についての断章
   松島 淨  黒田喜夫ノート
   河津聖恵  夢の死を燃やす―「黒田喜夫と南島」序論
   友常 勉  〈眼の畏怖〉
   下平尾 直 運河沿いの「影」たち−黒田喜夫の「南島」前史
   坂口 博  黒田喜夫と「民族詩人」
   松岡祥男  黒田喜夫と吉本隆明 吉本隆明さんのこと(22)
   新城兵一  黒田喜夫と清田政信―その交流の一断面
   川満信一  黒田喜夫雑感
   松原敏夫  歌の彼方から亡滅の呼び声へ―
          黒田喜夫『一人の彼方へ』にふれながら
   高橋秀明  黒田喜夫の反スターリニズムに関するノート

  俳句 仲本彩泉  熟成する古木
  詩  仲本 瑩  小さな村の黙劇譚/黒い牛の睫毛
  小説 仲本 瑩  バラードの斧ひかりの檻(全100/66〜70)
     伊良波盛男 池上一族のサニの秘密
     鈴木次郎  走れメロスそれから
     比嘉加津夫 英霊の聲が 平敷屋朝敏の謎(13)
  論考 村上一郎  村上一郎の未発表日記と『試行』12
           ―1963(昭和38)年の日記(5)(佐伯修 編・註)
     青柳瑞穂  戦争と「怠け」―徴兵忌避
             怠けて生きたい私たち(19)
  編集後記
  表紙写真 黒田喜夫(提供・黒田憲一郎)
  題字= 比嘉良治 本文カット= ヒガカツオ

1960年代には現代詩が今では想像もできないような人気がありました。当時の現代詩人の番付のようなものがあれば、黒田喜夫は30位にまでには入っていたことでしょう。1970年代半ばから、現代詩は急速に売れなくなり、1984年に死去した黒田の過去の著書も、ほぼすべて品切れ状態でした。そんなところへ、いかなる見込みがあったのか、2016年になって共和国が「燃えるキリン 黒田喜夫詩文撰」を出版し、さらには全集の刊行を告知しましたが、こちらは延び延びになっていてまだに出ていません。はたして刊行されるのか、そして、無事に全巻完結するのか、正直なところよくて五分五分程度のような気がします。ちなみに、上記の特集に寄稿している、下平尾氏が共和国の代表者です。
この雑誌はすぐに売り切れることが少なくありませんので、お買い求めはおはやめにどうぞ。
「脈」次号の特集は「葉室麟」で2019年11月刊行予定
脈発行所の本の通販は三月書房のサイトの「脈発行所の本」のページからメールでどうぞ。「脈」と「myaku」のバックナンバーも少しあります。

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2019年03月26日

三月書房販売速報[130]発行のお知らせ


三月書房販売速報[130]
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2019/03/26[21-01-130]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 130号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] 日販への返品率
[#04] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その92)
    ○みすず書房の書店別売上げランキング
    ○「大垣書店京都本店」「大垣書店ザ・キューブ店」
     「京都府官報販売所」ほか
    ○「ダ・ヴィンチ4月号 特集:あの人の、行きつけの本屋さん」
[#05] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○ボイス・パブリケーション、アヴァンティ、フルネット、
     地球丸、医薬ジャーナル社
[#06] etc.… 
    ○「週刊新潮」3月14日号“とっておき私の京都”
    ○短冊廃止(スリップレス)の版元が増加

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41fuF84xV-L._AC_AC_SR98,95_.jpg [ 出版ニュース 2019年3/21号」.
「出版ニュース」が終刊になりましたが、出版ニュース社は今後どうされるのでしょうか。いずれにしても、倒産に追い込まれたわけではないので徐々に業務を縮小されることになるのでしょう。しかし、強制終了される倒産と違って、自由意志による会社解散(廃業)の場合は、かなりの手間と時間と資金を要するようです。20年ほど前に廃業したペヨトル工房の今野元社長の『ペヨトル興亡史』(冬弓舎)によると、トーハンとの契約では解散後も2年間は返品を入帳する義務があり、しかも、解散のためには保証人をたてて新たな契約を結びなおさねばならないのだそうです。出版業界では何年間も新刊を出していないのに、なぜか廃業しないでゾンビ化している出版社が昔から少なくないようですが、このような契約があることも一因でしょう。

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2018年12月19日

年末、年始の営業案内

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12月19日(水)〜30日(日)は無休で営業
12月31日(月)〜1月4日(金)は休みます

24日(月)と25日(火)は定休日ですが年末らしく営業します。週休2日も定着してきた?ので常連客はどなたもご来店にならないような気がしますが、24日は祝日なので少しは通行人も多いのではと、ちょっとだけ期待しています。

上の写真はとりあえずなにか写真が必要なのでアップしてみただけでとくにどうということはありません。店頭のショウウインドウの今日の景色です。いちばん目立つ「やましたくん」は飲み仲間の(あまり呑まない)山下君の絵本です。もともとこの場所は10年ほど「別冊太陽 熊谷守一」をかざっていて、この表紙の猫の客寄せ効果は抜群だったのですが、版元品切れになってしまったの、とりあえずいろいろとっかえひっかえしていますが、どれもいまいち客寄せ効果が低いような感じです。このショウウインドウの猫本の集客効果についてはこのブログの2006年05月23日の記事をごらんください。

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2018年12月15日

三月書房販売速報[129]発行のお知らせ


三月書房販売速報[129]
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2018/12/15[20-03-129]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 129号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] 週休二日制にしましたがまずは順調です
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その91)
    ○岩波書店専門取次の不退書店が10月末で閉店
    ○「男の隠れ家」12月号“特集・本のある空間。”
    ○「全国 旅をしてでも行きたい街の本屋さん」G.B.刊
[#04] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○海悠出版、週刊秋田社、リンダパブリッシャーズ、
     モーニングデスク、GGメディア
[#05] etc.… 
    ○角川文庫などの短冊廃止
    ○「週刊読書人」“アンケート特集「2018年の収穫」

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512zE5QtFmL._SX352_BO1,204,203,200_.jpg全国 旅をしてでも行きたい街の本屋さん」G.B.刊
この本にはぜんぜん知らなかった本屋が多く紹介されていてなかなか便利な本です。しかし、この本の版元のG.B.という会社名は最悪に近いのではないでしょうか。まったく何屋かわからないし、このまま検索したらアルファベットの略語の群に埋没していて発見が困難です。せめてG.B.出版とかG.B.プレスにでもしたほうがまだましでしょう。とは言え、三月書房もちゃんと載っていて、ただで宣伝していただいているわけで、ありがたいことです。

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2018年07月31日

お盆休みのお知らせ

地べたの店は8月13日(月)〜15日(水)休みます

今春から月曜と火曜を定休にしたので、盆休みは水曜が増えるだけとなりました。今年はめずらしく出版業界の物流休止日と同じなので、ずれる年よりはゆっくり休めそうです。来年は定休日をもう一日増やしたいと考えていますが、もしもそうなると盆休みが実質的になしになってしまうので、4連休にするかもしれません。

  「ステキな奥さん ぶはっ」

3年前に出ていた本ですが最近読んだら、「新聞はキチョウ品」という4コマ漫画がものすごく面白かった。本編は「朝日新聞」に隔週連載の画文ですが、この漫画はたぶん単行本化にあたって追加されたものでしょう。伊藤理佐/吉田戦車家では新聞を一紙も購読していないので、月に2回送られてくる掲載紙がとてもキチョウだと。たとえば、ヤサイを包んだり、生ゴミをくるんだり、テンプラを揚げるとき敷いたり、こどもがおもちゃを工作したりと。うちも一昨年から新聞をとるのをやめましたが、古新聞がないといろいろ不便なので、お役所の広報紙とかリビング何たらとかいうフリーペーパーを大事に残しておいて使っています。しかし、それにしても、「ステキな奥さん ぶはっ」は朝日新聞出版の発行なのに、わざわざこんな漫画を追加するのは、ひょっとしたら出版子会社による新聞本社へのささやかなレジスタンスかもしれません。

posted by 三月山 at 13:50| Comment(0) | 三月書房からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月24日

三月書房販売速報[128]発行のお知らせ


三月書房販売速報[128]
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2018/07/23[20-02-128]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 128号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] 今年はいまだかって経験したことがない猛暑で、
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] 短歌本の売上げ(TOP12)
[#04]<天に唾する>京都の書店のうわさ(その90)
    ○「三省堂書店京都駅店」が6月17日で閉店
[#05] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○ダイナミックセラーズが破綻。日本芸術出版が行方不明?ほか
[#06] etc.… 
    ○本の雑誌社の新刊『ニッポンの本屋』
    ○大阪屋のサイトの「ごんた堂」が消えた
    ○河出の『日本文学全集』が予定日を過ぎても完結しない

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河出が2014年秋に刊行を開始した『日本文学全集』全30巻がいまだに完結しない。最初の予定では2018年3月完結のはずだったが、あと2冊(源氏物語の中と下)を残して、2017年9月以降出ていない。それにしても、この出版業界の状況下で“現金一時払い特価”を設定した呑気さには少しあきれます。2014年以降に閉店した書店にて一時払いをしていたお客は、閉店以後も無事に配本を受け取れているのでしょうか?栗田、大洋社などの取次と取り引きしていた書店は無事に定期を新・大阪屋に移行できたのでしょうか?この問題については「出版ニュース」2002/09/中旬号に、寄稿したことがありますのでご参照ください。

「三月書房販売速報」のバックナンバーはこちらでお読み下さい。最新号は発行の1月後にアップします。定期購読のお申し込みは、同じページからメールにてお申し込みください。もちろん無料です。

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2018年04月26日

「海鳴り」30号が到着

 uminari30.JPG「海鳴り」30号 ※非売品 

編集工房ノアが年に1回発行しているPR誌「海鳴り」の30号が届きました。目次は上の表紙画像をクリックして拡大すれば読めるはずです。山田稔氏の「富士びいき」は、旧中央公論社の月刊文藝誌『海』の富士正晴連載や同誌の編集者ついてなど。天野忠の「心に太陽をもったとき」は未公表の童話集の一篇。涸沢純平氏の「同行者控え━三輪正道記」は『遅れ時計の詩人 編集工房ノア著者追悼記』の続巻『やちまたの人』(※9月刊予定)、あるいはさらなる続々巻に収録されることでしょう。それからうれしいことに山田稔氏の新刊が近く出るようです。この広告では『こないだ』という書名で予価2000円であることしかわかりません。収録作品や刊行日等の詳細がわかり次第お知らせします。

「海鳴り 30」は、例年通り地べたの店またはネットにて、ノアの本及び関係ありそうな本を買っていただいた方に、「おまけ」として進呈しています。まことに申し訳ございませんが「非売品」につき、この冊子のみの通販はいたしかねますのでご了承ください。たくさんいただいていますから、およそ年末までは十分配布できるでしょう。なお、バックナンバーは残っていません。

編集工房ノアの本の通販は、三月書房のサイトの「編集工房ノアの本の在庫」のページからどうぞ。

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2018年03月05日

三月書房販売速報[127]発行のお知らせ


三月書房販売速報[127]
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2018/03/05[20-01-127]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 127号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] 2月19日(月)から週休二日制になりました
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] 日販への返品率
[#04]<天に唾する>京都の書店のうわさ(その89)
    ○みすず書房の書店別売上げランキング
    ○「アバンティBC京都店」の売場面積縮小
[#05] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○スキージャーナルが破綻。北星堂が数年前に廃業?
[#06] etc.… 
    ○「三月書房」で聞いた!出版業界の今と昔
    ○「出版状況クロニクル118」

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一年以上前に取材を受けた“京都書店めぐり  京都の名店「三月書房」で聞いた!出版業界の今と昔”というサイト記事が、なぜか最近一部で話題になって拡散されているようです。どうやら“取り次ぎのシステムがもう維持できなくなってきている”というあたりに関心が集まっているのかなという感じですが、この話題はほぼすべて小田光雄氏の著書とブログの受け売りなので、それらを熟読してください。ところでこの小田氏の「出版状況クロニクル118」(2018/03/01)によると「大阪屋栗田が大手出版社に対し、支払手形をジャンプ」とあり「大阪屋栗田の近傍や周辺が、もはやどうしようもなく、ここまで事態が切迫している」のではと記されています。さてさてどうなることでしょう。

※2018/03/08追記
おそらく小田氏のブログに関してと思われますが、2018/03/06に大阪屋栗田が「当社に関する虚偽情報の発信に関して」という広報を出しています。「刑事告訴や民事訴訟の提起等の法的措置も含めた適切かつ断固たる対応をして参る所存」とのこと。これに対しての小田氏からの反論については、いまのところ未見です。

※2018/03/09追記
2018/03/08付けにて小田氏のブログに「付記」がアップされました。「次回のクロニクルにおいて、正面から反論していくことを約束しておこう。それまでしばらくお待ち頂きたい。」とのことです。

※2018/04/01追記
現在、「クロニクル118」の上記項(§6)は削除されています。この件については「同119」をご参照ください。

「三月書房販売速報」のバックナンバーはこちらでお読み下さい。最新号は発行の1月後にアップします。定期購読のお申し込みは、同じページからメールにてお申し込みください。もちろん無料です。

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2018年02月12日

「脈 96号 芥川賞作家・東峰夫の小説」

nyaku96.JPEG

「脈 96号 芥川賞作家・東峰夫の小説」比嘉加津夫・編集
 A5判/240頁 定価1400円+税 脈発行所

*目次
 特集 特集 芥川賞作家・東峰夫の小説
    東峰夫   父母に捧げる散文詩
    仲程昌徳  言葉を入れる、言葉を繋ぐ―東峰夫の作品姿勢
    内田聖子  東峰夫の夢
    川満信一  沖縄で気の合う作家
    松島 淨  東峰夫ノート
    乙部宗徳  東峰夫さんインタビュー
          「『オキナワの少年』を書いた頃」をめぐって
    青柳瑞穂  のんびり屋の思索者 東峰夫 怠けて生きたい私たち(13)
    松原敏夫  沖縄出身作家・東峰夫の生成と変貌
    坂口 博  「オキナワの少年」―原作と映画のあいだ
    伊野波優美 要請され仮定された作者―東峰夫の『オキナワの少年』論
    粟国恭子  内観し続ける作家・東峰夫―「魂の青年」の頃
    樹乃タルオ 『オキナワの少年』―帰還と脱出―
    豊里友行  私のコザ語り―「オキナワの少年」から見えてきた街
    比嘉加津夫 東峰夫という作家―インタビュー記事を中心にして
    東峰夫年譜
   俳句 仲本彩泉   「記憶は影絵」(3)
   詩  仲本 瑩   白い丸テーブル(他1編)
      波平幸有   那覇港のどこか(他3篇)
   小説 伊良波盛男  雨音
      仲本 瑩   バラードの斧ひかりの檻(44〜47)
      杼該 至矢  密室(1)
   論考
      村上一郎   村上一郎未発表日記と『試行』(8)
              (佐伯修 編・註)1962(昭和37)年の日記(7)
      山口弘子   『無名鬼の妻』その反響と晩晴
      松岡祥男   言葉の力を信じて 吉本隆明さんのこと(16)
      安里昌夫   虚無的な倦怠感の内実―梅崎春生の「桜島」について
      比嘉加津夫  乱読・断録
    編集後記
    表紙写真 東峰夫(撮影・牛久保建男 提供・民主文学会)
    題字= 比嘉良治 本文カット= ヒガカツオ

この号の特集は1938年生まれで現在八十歳の東峰夫氏です。氏については「オキナワの少年」で芥川賞を受賞したものの、その後はたいした活躍がないまま忘れられた作家というような印象しかありません。ネットで検索したところでは、現在入手可能な著書は、2004年にあのオカルト系?出版社であるたま出版から刊行された「貧の達人」のみのようです。そしてこの本が今のところ最後の著書のようですが、自身の夢日記を題材にした未刊行作品全15作があるそうです。「貧の達人」とか夢日記とか、なんとなくつげ義春氏と似てるのではと思わないでもありませんがどうなのでしょう。なお、新城卓監督が1982年に発表した映画「オキナワの少年」もまだDVDになっていないようです。
次号の特集は「沖縄を生きた島成郎(仮題)」で2018年5月20日刊行予定。
脈発行所の本の通販は三月書房のサイトの「脈発行所の本」のページからメールでどうぞ。「脈」と「myaku」のバックナンバーも少しあります。

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2018年01月23日

定休日追加のお知らせ

teikyubi20180123.JPEG 1月20日より店頭掲示

先にもちらとお知らせしましたように、2月3週目から定休日を一日増やして月曜と火曜にします。ご不便をおかけしますがよろしくお願いします。月曜は振り替え休日が年に数回あるので、水曜を定休にしたほうがよいかとも考えましたが、どうも月曜火曜の方が覚えやすそうな感じなのでこう決めました。
うちの店は1950年の開店ですが、たぶんあのころは朝10時から夜10時まで営業していて、日曜が定休だったようです。昭和30年代半ばまでは全国の商店街の黄金時代で、うちの店ですら番頭さんの他にバイトが常時5名ほどいたものでした。よほど人件費が安く、しかも本や雑誌の価格が相対的に高かったのでしょう。60年代に入るとバイトが雇えなくなり、営業時間も10時から8時までに減少しましたが、お客の要望もあって日曜の午後もシャッターを一枚だけ開けて営業するようになりました。その後、創業者の祖父が引退し、1980年代には番頭さんも退職して家族4人の体制となりましたが、その当時は10時30分から19時30分、日曜は13時半から17時半までで正月以外休みなしでした。その後2代目店主夫婦の高齢化にともなって、2001年からは平日11時から19時までに短縮し、2002年には火曜定休にするかわりに日曜は正午から18時に延長しました。これは、世紀末の地下鉄東西線開業と地元商店街の歩道の整備事業の完工等の好影響で観光客が増え、平日よりも土日祝日のほうが繁盛する傾向が顕著になったことに対応した結果です。そして、昨年2月には営業時間を一日8時間から6時間に短縮し、今年からは丸一日減って週に5日の営業となります。よーするに順調に営業時間を減らしつつあるわけで、順調ならいずれは週休3日、4日、5日と増やしていきたいと考えています。

posted by 三月山 at 10:30| Comment(0) | 三月書房からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする