2015年02月16日

吉本隆明「農業論拾遺」独占販売中

「他店では(いまのところ)絶対見かけない本」入荷案内

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吉本隆明・太田修「農業論拾遺〜世界認識論」
   2015年2月20日第1刷(200部限定)
   B6判/132頁 頒価1000円(税込)  修羅出版

新潟県長岡市の修羅出版代表の太田修氏が、1993年の10月19日と11月15日に駒込の吉本宅にて行われたインタビューを、元弓立社の宮下和夫氏が文字化された、初公開の蔵出し本です。今月10日に、筑摩書房から刊行された「吉本隆明〈未収録〉講演集(3) 農業のゆくえ」には、修羅出版が主催された新潟に於ける講演が3回分収録されていて、月報には太田氏による吉本氏の思い出も掲載されています。合わせてお読みになることをおすすめします。
この本は初版200部で市販分の150部はすべて三月書房に委託されました。内容詳細は三月書房のサイトの「<吉本隆明>本 新刊のお知らせ」の2015/02/11をごらんください。通販のお申し込みも同じページから必ずメールにてお願いします。他の書店様への卸もいたしますので、条件等は必ずメールにておたずねください。今日現在、他の書店様からのお申し込みは皆無ですので、いまのところ販売しているのは三月書房のみです。すでに100冊近く売れましたから、お申し込みはお早めにどうぞ。なお、重版の予定につきましては、あるともないとも聞いておりません。

  
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2015年01月26日

「アスタルテ書房」休業情報と「マルテークィニ島 蛇使いの女」

Z.jpg 金子國義「美貌帖」河出書房新社

エディション・イレーヌ氏からのメールによると「アスタルテの佐々木さん、今日から1ケ月の予定で入院されました。昨年末から数値が悪く、医者に再入院を言われていて拒否されていたのですが、1ケ月の約束で再入院されました」とのことです。
再開日が決まりましたらまたこのブログにてお知らせします。

近刊予定の「美貌帖」は“金子國義初の自伝。澁澤龍彦、瀧口修造、生田耕作らとの交遊の日々。50枚のアルバムを収録”という本です(予価2600円+税)。アスタルテ書房は金子國義氏との付き合いが深いので有名ですから、おそらく何らかの言及や写真掲載もあるのでは。アスタルテ書房では署名本の販売を予定されているかもしれませんが、残念なことに発売が2月上旬なので、はたしてどうなのかは営業再開を待たないとわからないでしょう。

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アンドレ・ブルトン「マルテークィニ島 蛇使いの女
アンドレ・マッソン 文・挿画/松本完治・訳
造本:アトリエ空中線・間奈美子
A5変形美装本/挿画全9点/解題資料写真多数収録/本文144頁
2250円+税 エディション・イレーヌ

こちらはエディション・イレーヌの最新刊(奥付発行日は2015年1月24日)で、帯には“待望の日本語完訳販がついに刊行!”とあります。人文書院の「アンドレ・ブルトン集成」には収録が予定されていたそうですが、生田耕作氏が大岡信氏を怒らせたため(とかいううわさ)とかで途絶したため刊行されなかったそうです。この本の詳しい情報はエディション・イレーヌのサイトでごらんください。
三月書房でもイレーヌの本を販売しています。「エディション・イレーヌの本の在庫」の頁をごらんください。もちろん通販もしております。

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2015年01月18日

今年こそ「加藤一雄の小説」が出るかどうかはまったくわかりません

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「Jyodo no Mikoh2015 浄土の御構VI 古国旅景」(※非売品) 用美社

2006年の予告以来、遅れに遅れている「加藤一雄の小説」ですが、2013年春にはいよいよ刊行寸前の雰囲気だったのに、なぜかそのまま2年たってしまいました。今年もきれいなカレンダーをいただきましたが、数冊の近刊案内が同封されていただけで、「加藤一雄の小説」については一切の情報がありませんでした。それゆえ、いまのところ刊行時期は未定というしかありません。
あいかわらずネット上には用美社さんの新たな情報がほとんど見あたりませんが、日販のサイトには2014年刊行の「葉山にて 絵葉書のなかの葉山」、「葉山一色の海 ミヤジシンゴ写真集」「拝啓サクラさく 復刻版」、「パリの印象 小柴一良写真集」の4冊がアップされています。このサイトが用美社の活動状況をすべて把握しているとはいまいち思えないのですが、2013年は0冊だったので昨年はわり多いほうだったようです。これらの本の在庫はどれもございませんが、仕入れは可能のはずです。
それから、カレンダーに同封されていたチラシによりますと、「島村洋二郎画集」、「Dr.ユンカーマンの葉山」、「葉山佳曲」、「マルベル堂プロマイド集成 大川橋蔵 写真集」の4冊が近刊予定となっています。それと5月に「季刊 EYES(アイズ)」という“葉山・厨子・三浦・横須賀・横浜の人と街を基本テーマにした”雑誌を創刊されるようです。この分ですと今年も忙しくて「加藤一雄」は出ないかもしれません。
最初にご予約いただいてから10年近くになりました。ご予約いただいている皆様は、アドレスが変わられたりしているかもしれませんので、一度ご連絡いただけると助かります。もちろん新たなご予約も、以前のご予約のキャンセルも常時受け付けております。

 ○「『加藤一雄の小説』はどうなったのでしょう?」2014年03月02日
 ○「『加藤一雄の小説』3月発売予定!「限定版」も刊行予定!!」2013年02月18日
2012年02月04日「『加藤一雄の小説』は今年も出ないかも」
 ○2011年01月18日「『加藤一雄の小説』は今年も「近刊」のまま」
 ○2009年08月25日「『加藤一雄の小説』は年内にでるかも?」
 ○2009年02月09日「こんどこそ出る?「加藤一雄の小説」
 ○2007年11月17日「ついに出る?『加藤一雄の小説』」
 ○2006年10月26日「『加藤一雄の小説』近刊のお知らせ」

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2014年12月22日

「長崎出版」のバーゲンブック

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今年破綻(2014年9月30日破産開始決定)した長崎出版の本が、新本特価で入荷しました。うれしいのが、金井田英津子さんの4冊をふたたび仕入れることができたことです。「猫町」「冥途」「夢十夜」は1997年から2002年にかけてパロル舎から出版され、それぞれ10年以上の間、三月書房のロングセラーでした。それが 2011年から2012年にかけてパロル舎(エフ企画)の破綻によって仕入れ不能となりました。それらを長崎出版が2012年から2013年にかけて装幀もそのままに復刊してくれたのでやれやれと思っていたら、同社も2014年の初めから破綻のうわさが流れて入荷が止まってしまいました。結局のところ金井田さんの4冊は1年足らずでまたまた絶版になってしまったわけです。
今回、新本特価問屋から仕入れることができた分はバーゲンブックですから、裏面に“自由価格本”という赤いシールが貼付されていますが、それ以外はほぼ新品同様です。こんなことを言ってはなんですが、長崎出版の在庫が大量に残っているらしいこと、そして2回連続倒産に逢ったことを考えると、3度目を引き受けてくれる出版社はなかなか見つからないでしょう。バーゲンで買える間にお早めにどうぞ。
長崎出版の特価本は問屋の目録には他にも大量に掲載されていますが、うちの店で仕入れたのはエンデの絵本数冊、古本マンガ研究関係の本などごく少しです。長崎出版の本でお探しのがあれば仕入れ可能かどうか調べてお返事いたしますから、必ずメールでお問い合わせください。バーゲン価格は50%〜60%引きです。通販のお申し込み、お問い合わせは三月書房のサイトの「長崎出版の特価本」の頁からメールでお願いします。

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2014年12月16日

「富岡多恵子 私が書いてきたこと」、「月光綺譚」

「他店ではあまり見かけない本」入荷案内

tomioka.jpeg 「富岡多恵子 私が書いてきたこと」

ちかごろ、編集グループ〈SURE〉はほぼ毎月1冊刊行と、なかなか旺盛な活動をされています。10月からの新シリーズ「いま、どうやって生きていますか?」は「富岡多恵子 私が書いてきたこと」、「那須耕介 多様性に立つ憲法へ」、「石内都 女・写真家として」の3冊が既刊で、続刊として「高山英男 現代史の中の子ども」と「稲宮康人『大東亜共栄圏』の輪郭をめぐる旅??海外神社を撮る」の2冊が予定されています。各巻ともA5判並製、約120頁。各巻定価1297円+税。この中でやはり1935年大阪生まれの富岡氏のがよく売れています。創作の原動力は「これ、全部、めしを食うため。そのひと言なの」だそう。旧制女学校から新制大学へ、そして詩人としての出発は昭和20年代の大阪でした。小野十三郎ほか当時の関西の詩人や作家について関心のある方には、とくにおすすめします。

turumi-zensishu.jpeg 「鶴見俊輔 全詩集」

12月に出た「鶴見俊輔 全詩集」はB6変型判上製クロス装134頁で定価3400円+税。2003年刊の詩集「もうろくの春」が全編収録で約80頁分、その他の詩と訳詞が約50頁分です。「もうろくの春」はよく売れたようで現在第3刷となっていますが、3000円+税でしたから、「全詩集」はわずか400円のアップで50頁分の増量ということになりお買い得でしょう。編集グループ〈SURE〉の本は京都市内の数店以外では自社サイトでしか販売していないようです。[レア度★★☆]

gekko.JPEG 「月光綺譚 Lunatic Stories」星野時環

「月光綺譚」は星野時環・著/間奈美子(アトリエ空中線)・造本/無重力出版局・発行で定価2950円+税。 とにかくきれいな装幀の本ですが、紐封されているのでどんな内容なのかは確かめておりません。著者からいただいた案内文によれば「31篇のショート・ストーリー集で、31葉の紙片を夜空を思わせるパッケージで包みました。内容はタルホ風、幻想文学風、エッセイ風有。サイズは202×140×10」とのことです。限定12部の特装販(23000円)もあるそうですが、こちらの現物は在庫しておりません。詳しくは無重力出版局のサイトにてお確かめください。今のところ取り扱い書店は三月書房、ガケ書房、文社一乗寺店の3店だけのようです。[レア度★★★]

今回紹介した本の通販は三月書房のサイトの「他店ではあまり見かけない本」のページからメールでお申し込みください。

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2014年12月13日

「追悼 松本八郎」、「大和通信 第99号」

yamatotusin.JPEG「大和通信 第99号」発行・海坊主社

中尾務氏からいただいた「大和通信第99号(2014年12月15日)」で初めて知ったのですが、「さん(※舟偏に山)板」編集発行人でEDI代表だった松本八郎氏は、9月19日にお亡くなりになったそうです。三月書房では2000年頃から「サンパン」とEDIの本の販売をさせていただいております。その間、2006年にはEDIの在庫管理をしていた会社の破綻があり(※2006年09月07日付記事)、在庫整理のための特価販売にも協力しておりました。その後も悪いことは重なるもので、2013年末にご自宅が火災で全焼し、在庫品も収蔵資料もすべて失われました(※2014年02月09日付記事)。そして、その火事の火傷で入院された病院でガンの疑いを告知され、6月末に肺ガンが判明したときにはもはや末期だったようです。
こちらはお会いしたこともなく、メールで業務連絡をするだけのおつき合いでしたが、後進に譲られた会社が破綻して、委託してあった在庫がすべて返品され、ご自宅の庭先に野積みになっているが廃棄するしかないと言われたこと、その在庫を特価販売させていただけないかとお願いしたら快諾していただいたこと、そして火事ですべてを失われて、新たな出荷が不可能になってしまったと謝られたことなど忘れられません。
「大和通信」は「CABIN」編集発行人で富士正晴記念館館長の中尾務氏編集によるB4判両面コピーの2頁もので、この号には松本氏の追悼として、小沢信男氏の「さん(※舟偏に山)板なひと」、中尾氏の「松本さん」、そして中野朗氏の「川崎彰彦を探して 14」、三輪正道氏の「神戸だより13」の連載他が掲載されています。発行・海坊主社となっておりますが、購読方法は記されておりません。おそらく非売品で知人、関係者等に配布されているのでしょう。もちろん、三月書房では不扱いです。

tuito matumotohatiro.JPEG 矢部登「追悼 松本八郎」

それから、「大和通信」にて紹介されていた私家版「追悼 松本八郎」も、編者兼発行者の矢部登氏のご厚意により入手することができました。こちらは横128ミリ縦182ミリほどの瀟洒な小冊子で全28頁。目次は「さいなら(中尾務)」「松本さんの顎髭(矢部登)」「さん(※舟偏に山)板総目次1983-2008 (附)EDI本書目」、ほかに参考として松本氏が諸誌に寄稿された文章のリストも。裏表紙には(百部非売品)と記されていますので、販売はされていないようです。もちろんこちらも三月書房では不扱いです。
「EDI本書目」によりますと、当店で扱ったことがないのは「関係をはぐくむ教育」のみで、それ以外は一度は扱ったことがありました。発行所表記は“エディトリアルデザイン研究所”“EDI”“イー・ディー・アイ”の三種があったとのことなので、当店の在庫リストもそのように変更し、ついでに刊行年も記載しておきました。
現在の在庫リストはこちらですが、ごらんのように大部分が売り切れとなってしまいました。残りもすべて在庫僅少ですからお早めにどうぞ。

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2014年12月07日

「アナキズム・カレンダー2015」が入荷

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「アナキズム・カレンダー2015 山鹿泰治」
A4横サイズ/28頁/価格1200円(税込) アナキズム文献センター 編集・発行

「アナキズム・カレンダー2015」が入荷しました。前年のと同様上下に開いて使用するタイプで、上部が記事、下部がカレンダーです。最初の頃は毎年サイズや形式が異なりましたが、近年ではこのサイズのこの形式が続いています。はがきサイズは小さすぎて読みづらかったたし、LPジャケットサイズは大きすぎて、通販するのに苦労しました。この位のサイズがちょうど手頃でしょう。例によって曜日はエスペラント表記ですが、日曜祝日は赤系の色になったので実用制は少し向上しました。
特集は山鹿泰治。内容は発行所のサイトによれば、「アナキズム文献センターが所蔵する関連資料や写真のほか、生来の科学心・冒険心のもちぬしであった山鹿の漫画やスケッチ、またDIY精神溢れる『ノート』などをご紹介」というようなものです。
このカレンダーの送料は80円、2014年のカレンダー「ギロチン社事件」も少し残っています。こちらも税込み1200円、送料は2冊一緒でも80円です。お申し込みは三月書房のサイトの「南天堂関係者の本」のページからメールでどうぞ。それから、2014年11月11日にお知らせしました、「女の暦 2015」もまだ残ってますのでよろしく。

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2014年11月11日

「「グローバル・アナーキズムの過去・現在・未来」「唯一者終刊号」「女の暦2015」

「他店ではあまり見かけない本」入荷案内

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「グローバル・アナーキズムの過去・現在・未来〜現代日本の新しいアナーキズム」
(Global Anarchism: Past, Present and Future – New Anarchism in Japan)
田中ひかる・飛矢崎雅也・山中千春 編著/関西アナーキズム研究会 
  A5判/176ページ 頒価1500円+税

この本は2013年11月に明治大学で開催された国際シンポジウム「グローバル・アナーキズムの過去・現在・未来〜日本とアジアをつなぐために」の記録をもとにして編まれたもので、前半が日本語、後半はその英語訳となっています。詳しい目次等はイレギュラー・リズム・アサイラムのサイトにアップされていますのでそちらをごらんください。2013年に夜光社から刊行された「海賊旗を掲げて: 黄金期海賊の歴史と遺産」の著者ガブリエル・クーン氏も参加されています。なお、現物には頒価2500円と印刷されていますが、当店では特価1500円+税にて販売します。

yui13.jpeg「唯一者 No。13」 600円+税 唯一者発行所

「唯一者」の13号には、終刊とは明記されていませんが、2014年5月に亡くなった大月健氏の個人誌ですから実質的には終刊号でしょう。故人がほぼ編集し終えていたのを、関係者が完成させて発行(2014年10月31日付)されました。創刊号から12号までの総目次も掲載されていますが、これは「唯一者」のブログでも表紙画像附きで見ることができます。まったくあいそのないブログで更新も止まっていますが、これも大月氏が管理していたのかどうかは不明です。大月氏は永年うちの店のお客兼卸元だったのでよく知ってますが、ブログやツイッターはなんとなく似合わない雰囲気の人でした。
唯一者発行所は地方小出版流通センターに帳合があるので、日本全国どこの書店でも販売可能のはずですが、ネットで検索したところ、バックナンバーもほとんどヒットしません。終刊号はちゃんと納品されたのでしょうか。三月書房では現在、創刊号は売り切れで2号から13号までの在庫はほぼ揃っています。(※2014年末現在、12号と13号は売り切れ中)

onnanokoyomi2015.png「姉妹たちよ 女の暦●2015」1524円+税 ジョジョ企画

このカレンダーは昨年はじめて販売しましたが、たしか実売1部のみと不調でした。はたして今年はリベンジなるでしょうか?もともとうちの店ではカレンダー類の販売力はごくごく貧弱で、それなりに売れるのは「アナキズム・カレンダー」と「白川静漢字暦」だけですが。
このカレンダーは毎月一人づつ(人物以外の回も少しあり)の女性を取り上げて、肖像写真と略歴が載っています。来年の面々は、オノ・ヨーコ、石牟礼道子、吉本せいのお三方はわかるのですが、ほかの方々(大橋廣、上野葉子、丹野セツ、宮里悦、八島光、オビン・タダオ、中村薫、佐々木静子)はぜんぜん知らない人ばかりです。もっともこの暦を購入されるような方々の間では有名人なのかもしれませんが。

以上の3件の通販は三月書房のサイトの「他店ではあまり見かけない本」のページからメールでお申し込みください。

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2014年08月26日

杉本秀太郎詩集「駝鳥の卵」

杉本秀太郎詩集「駝鳥の卵」 
杉本秀太郎詩集「駝鳥の卵」定価2000円+税 編集工房ノア

編集工房ノアから杉本秀太郎氏の詩集「駝鳥の卵」が刊行されました。A5判116頁の上製本で発行日(奥付)は2014年9月9日になっています。まえがきもあとがきも初出一覧もないので詳細は不明ですが、帯文によると“旧詩五篇 未発表詩二十篇”となっています。旧詩五篇はおそらく別々の機会になんらかの誌紙に発表されたのでしょう。句集は湯川書房から10年ほど前に限定本(「冬の月」)で出たことがありますが、知っている限りでは杉本氏の詩集は過去にどこからも出ていないようです。
25篇全部のタイトルを打ち込むのはめんどうなので、最初の五篇のみあげておきます。「フローラの朝を」「花」「アムステルダムの正午」「駝鳥の卵と蝙蝠傘」「夏の終り」。書名になっている「駝鳥」には“大槻鉄男に”という副題が附いています。大槻氏は杉本氏の同窓生で、生田耕作氏とセリーヌの「夜の果てへの旅」(中公世界の文学)を共訳したり、多田道太郎氏らと「クラウン仏和辞典」を編纂されたりした方ですが、40年近く前に早逝されました。1980年に編集工房ノアから「樹木幻想」が刊行されていますが、現在は品切となっています。

この本の通販は三月書房のサイトの「杉本秀太郎の本」のページ、または「編集工房ノアの本」のページからメールでどうぞ。いまならご希望者には編集工房ノアの「海鳴り26」も進呈します。

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2014年08月08日

本日発売 グレゴリ青山「薄幸日和」

hakkobiyori.jpg グレゴリ青山「薄幸日和」小学館

うちの店でもっともよく売れてる漫画家?、グレゴリ青山さんの新刊が入荷しました。
数年前に古本屋の友人数人とグレゴリさんをゲストに飲み会をしたとき、グレゴリせんせに“薄幸な女性”について何かネタがないかとご下問をいただきましたが、だれひとりアイデアを提供できませんでした。その当時は「マダムGの館」を連載されていたのですが、その次の予定が“薄幸”とのこと、「マダムG」にならひとつやふたつはネタを提供できたかもしれませんが…。その後、連載が始まったとは聞いていましたが、うちの店には「月刊フラワーズ」はまったく入荷しないので(※註。入荷するマンガ雑誌は「アックス」のみ)、今日単行本を見るまでどんな内容かまったく知りませんでした。現物を読むと出だしこそ水上勉の引用があって、いつもの古本ネタのエッセイ漫画の要素が残っていましたが、次第にオリジナルな内容になり、意外といっては失礼ですがとても面白い“ふつうの漫画”に仕上がっていました。これなら、「このマンガがすごい!2015」のオンナ編の30位あたりに入っても不思議ではないでしょう。

※三月書房のサイトの「グレゴリ青山の本」のページ
グレゴリ青山 on Twitter

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2014年07月29日

柳原白蓮歌集『踏絵』、「貸本マンガ史研究第二期1号」、「中島夜汽車句 銀幕」

「他店ではあまり見かけない本」入荷案内

humie.jpg 柳原白蓮歌集「踏絵」 定価1800円+税 ながらみ書房

村岡花子のテレビドラマが人気で、柳原白蓮も出て来るらしいとはうわさに聞いていたのですが、ながらみ書房から歌集が出ていたことはまったく失念していました。もちろん今回のテレビとは何の関係もなく、2008年に復刊(元版は大正4年刊)されていたのですが、同社に他の歌集を発注したら、この歌集が急に売れ出したので重版することになったと知らされました。なにしろドラマそのものにはまったく興味がないので、少しだけ仕入れてみたら、すぐに5冊売れました。購入されたのは、ふだん歌集などまったく購入されていない感じのご婦人がほとんどでした。ながらみ書房は短歌業界では月刊誌も発行している有名出版社ですが、一般流通はまったくしていないため、世間的にはほぼ知られていません。うちの店は以前から直で取引していただいていますが、日販、トーハンはもちろん地方小とも八木とも取引がないため、一般書店では仕入れが面倒でしょう。同社のサイトによると、この歌集に限っては東京堂、ジュンク堂、くまざわ書店、平安堂なども扱っているようです。またAmazonでは歌集の部のランキング第1位、総合でも1100位台なので、おそらくここが版元のサイトよりも多く販売しているのではないでしょうか。テレビ関係の話題書は、またたく間に旬がすぎて、ぱったりと売れなくなりますから、どこまで重版し続ければよいのかを判断するのはたいへん難しいことでしょう。きょう追加で入荷したのは第3刷となってますが、帯には「テレビで話題の」的な文言は一切ないので、おそらくかなり慎重に重版されているとは思いますが、秋になったら在庫の山と売掛残を抱えて、本業に変調をきたすというようなことがないようにと願っています。
この本の通販は三月書房サイトの「現代短歌の本」のページからどうぞ。ただし、「踏絵」に限ってはAmazonなら送料無料なのでそちらのほうがお得でしょう。当店では送料100円いただいてます。その他の歌集類はAmazonでもあまり買いやすくはないようなので、ぜひ三月書房でどうぞ。

kasihonn2.1.jpeg 「貸本マンガ史研究第二期1号(通巻23号)」定価700円 

ひさしぶりに「貸本マンガ史研究」が入荷しました。22号は2011年2月の発行でしたから、ほぼ3年半ぶりということになります。こんなに間があいたのは経済的理由が大きいそうですが、第2期となっても装幀もロゴも編集も第1期と基本的には変更がないようです。この号の特集は「原爆と貸本マンガをめぐって」と「追悼・影丸穣也さん」。ほかの連載等は22号から継続のがほとんどです。貸本マンガ史研究会のサイトにはまだ22号までの記事しかアップされていませんが、いずれ第2期も紹介されるでしょう。別にブログもありこちらには23号の内容もアップされています。取り扱い書店は模索舎、タコシェ等10店程度ですが、ここもAmazonでの販売があるようです。このレベルの雑誌までAmazonが扱うようでは、このブログの「あまり他店では見かけない本」という看板も下ろさなくてはならなくなりそうです。
現在、三月書房の在庫は22号と23号のみですが、その他のバックナンバーの在庫もあるのかどうか問い合わせ中です。この雑誌の通販は三月書房のサイトの「他店ではあまり見かけない本」のページからどうぞ。

yogisha ginmaku.JPEG 「中島夜汽車句 銀幕」定価2000円 書肆蜃気楼

うちの店では現代短歌に比べると現代俳句はまったく売れません。新刊歌集と新刊句集の売れ行きに限って言えばおそらく100対1位の差があるでしょう。そういうわけで中島夜汽車氏の新句集についてもまったく自信はないのですが、版元がエディション・イレーヌの本の装幀をしているアトリエ空中線であること、そしてこの句集が故・大月健(「虚無思想研究」元編集長、「唯一者」発行人)氏に献呈されていることによって仕入れてみました。限定300部となっています。上記の画像はクリックしていただくと拡大しますが、左が本そのもの、そして右が宣伝物です。この句集に関してはいまのところ「京大俳句会」のブログの記事しか見あたりません。アトリエ空中線のサイトは更新停止中。販売店は三月書房、恵文社のほか京都の数店のみのようで、さすがのAmazonでも不扱いのようです。
この句集の通販も三月書房のサイトの「他店ではあまり見かけない本」のページからどうぞ。

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2014年05月14日

「ぽかん4号」附録3冊附き

「ぽかん4号」 「ぽかん4号」価972円 ぽかん編集室

「ぽかん4号」が入荷しました。「3号」附録2冊でしたが「4号」は附録が3冊に増えました。
………「ぽかん」4号目次………………………………………
縄文の骨 昭和の泡――二〇一三年一三句 小沢信男
発掘  山田稔
編集の生理――わが出版記 涸沢純平
本を、捨てる 木村浩之
多喜さん漫筆 (四)――尾籠な談義 外村彰
木山捷平様 田中美穂
電話 岩阪恵子
父のチェーホフ(一)1928年、湯浅芳子 扉野良人
豪快なひと――中川六平さんのこと 鹿角優邦
千代田区猿楽町1-2-4(其の二) 内堀弘

付録
ぼくの百 福田和美

付録
「のんしゃらん通信」vol.2目次
街角のコーヒーショップ 高橋実果子
観覧車めぐり 里舘勇治
ライフとワークがハローとささやく 郷田貴子
咳について M田多聞
そんなにはやく歩くと 秋葉直哉
猫と辛夷 渡辺尚子

付録
「ぽかん」3号に寄せられた読者の声をまとめた「こないだ」1号。
………………………………………………………………………………
バックナンバーもすべて在庫があります。「ぽかん」1号(2010年11月)は価850円、2号(2011年11月)は価1000円、この2冊には附録はついてません。3号(2013年11月)は価900円。1号から4号までの通販送料は1冊でも4冊でも100円です。お申し込みは三月書房のサイトの「他店ではあまり見かけない本」のページからメールでお申し込みください。

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2014年05月11日

「脈80号 特集 作家・川崎彰彦」

「脈80号 特集 作家・川崎彰彦」
「脈80号 特集 作家・川崎彰彦」定価1000円+税 脈発行所

たいへんややこしいのですが、「脈」は前号から、比嘉加津夫氏の個人誌「myaku」と同氏編集の同人誌「脈」が合併しました。「myaku」は年4回発行で、毎号島尾敏雄、谷川雁、山之口獏、高木護などを特集していましたが、18号の大城立裕が最終号でした。「脈79号」は“特集・吉本隆明と沖縄”で、前半が特集、後半が同人等の詩歌句、小説、評論などですが、表紙の雰囲気はどう見ても「myaku19号」です。本屋としては丸ごと特集のほうが売りやすいような気もしますが、発行者にもいろんな事情がおありなのでしょう。

…………「脈80号」目次……………………………………………………

特集 作家・川崎彰彦
     当銘 広子  命知らず
     林 哲夫   古本の世界から川崎彰彦
     三輪正道   小説「兎」と湖東
     中尾 務   雑誌『雑記』について
     比嘉加津夫  断片的に、川崎彰彦
     中野 朗   川崎彰彦著作年表を主とした略年譜稿

   小説 仲本  瑩  夕暮れに散る花を踏む(全七話) 
      伊良波盛男  キューピッドの矢 
      比嘉加津夫  飛ぶ小説(連作3)  
      東木武市   虐げられた人々
      安里昌夫   想い出のメルヘン
      謝野洋子   おぼろ月夜
   評論 鈴木次郎   たかあきからリューメイへ
      青柳瑞穂   怠けて生きたい私たち(一)
   詩  高木 護   詩のよう詩 (2)(3)
      東郷毅一   詩集『放浪日記』改訂版より(その2)
   短歌 松島 淨   妣が国
   俳句 仲本彩泉   骨の袋(4)
      喜納正信   爆音
   書評 安里昌夫  『はじめての民俗学』 書物に触発されて・C
   論考 崎原恒新   沖縄地方文学史(9)
   編集後記  
………………………………………………………………………………………………

川崎彰彦の著書で現在新本で入手可能なのは、右文書院の「ぼくの早稲田時代」と編集工房ノア刊の「冬晴れ」「夜がらすの記」のみのようです。

「脈80号」の通販ご希望の方は、三月書房のサイトの「脈発行所の本」のページからメールでどうぞ。ご希望の方には編集工房ノアのPR誌「海鳴り26」を進呈します(※無くなり次第終了)。

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2014年04月29日

「海鳴り26」が届きました。

uminari26.JPG

編集工房ノアが年に1回発行しているPR誌「海鳴り」の26号が届きました。目次は表紙の画像をクリックして拡大すると読めるはずです、山田稔氏の「ある〈アンダスン馬鹿〉のこと」のアンダスンとはアメリカの文学者シャーウッド・アンダスンのことです。この人は戦前から戦後にかけては日本でも少し読まれていたようですが、現在は新本で入手可能なのは講談社文芸文庫の「ワインズバーグ・オハイオ」のみのようです。〈アンダスン馬鹿〉とは「アンダスンと三人の日本人」(1984年、研究社)という著書もある英文学者の大橋吉之輔のことですが、残念ながらこの本も絶版でした。
例によって表紙裏にノアの2013/5〜2014/5の刊行書一覧が掲載されていますが、非売品1冊を含めて合計26冊は、昨年と同じです。しかし残念ながらこの中には山田稔本も天野忠本もなく、うちの店で仕入れたのは庄野至と大谷晃一のみでした。それでもあいかわらず山田本と天野本の売れ行きは好調で、川崎彰彦や足立巻一も以前よりはよく売れました。もっとも売れ出したと思ったら端から版元品切れになってしまうのが困ったことですが。ノアでは山田氏の新刊を準備中らしいので、今年中に出てくれることを期待しています。

「海鳴り 26」は、例年通り地べたの店またはネットにて、ノアの本及び関係ありそうな本を買っていただいた方に、「おまけ」として進呈しています。まことに申し訳ございませんが、「非売品」につきこれのみの通販はいたしかねますのでご了承ください。たくさんいただいていますから、例年同様のペースですと、およそ年末までは十分配布できるでしょう。なお、バックナンバーは全号残部なしです。

編集工房ノアの本の通販は、三月書房のサイトの「編集工房ノアの本の在庫」のページからどうぞ。

●近刊のお知らせ。5月10日頃発売予定
○比嘉加津夫・編集「脈 80号 特集:作家・川崎彰彦」
  A5判/164頁 予価1000円+税 脈発行所
[主な内容]

  *林 哲夫「古本の世界から川崎彰彦」
   *三輪正道「小説「兎」と湖東」
   *中尾 務「雑誌『雑記』について」
   *比嘉加津夫「断片的に、川崎彰彦」 
   *中野 朗「川崎彰彦著作年表を主とした略年譜稿」

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2014年03月02日

『加藤一雄の小説』はどうなったのでしょう?

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柳沢光二「葉山にて 絵葉書のなかの葉山」本体1300円+税 用美社

昨年のいまごろは、ついに「加藤一雄の小説」が今度こそ出そうだという雰囲気だったのですが、その後いっこうに進展が無いようで、またぞろ刊行時期未定の状態に戻ってしまったような感じです。
先日、今年のカレンダーと2014春のポストカードを贈っていただきましたが、今年の出版予定については何も記されていませんでした。したがいまして、「加藤一雄の小説」の進行状況は、このブログの2013年02月18日付記事の「2013/06/05補記」以降は新情報がありません。ご予約いただいている皆様はこのまま気長にお待ちください。もちろんキャンセルは常時受け付けております。

上記の「葉山にて」はカレンダーと同送していただいた実物見本ですが、奥付によりますと2014年2月14日発行となっています。A5判129頁で全頁カラーにて昔の葉山の絵葉書が掲載されていますが、これで1300円+税はお買い得でしょう。著者の柳沢氏は2号まで出て止まっている「葉山藝大BOOK」の関係者のようですが経歴等は不明です。あいかわらず用美社関係の新しい情報はネットではほとんど見あたらなくて、この1年間に、この本以外にも何か出版されたのかどうかとかまったくわかりません。この本はたぶん販売してもよいのであろうと思われますが、いまのところ余分がないのでお待ちいただける方はご予約ください。お申し込みは三月書房のサイトからメールでどうぞ。

 ○2012年02月04日「『加藤一雄の小説』は今年も出ないかも」
 ○2011年01月18日「『加藤一雄の小説』は今年も「近刊」のまま」
 ○2009年08月25日「『加藤一雄の小説』は年内にでるかも?」
 ○2009年02月09日「こんどこそ出る?「加藤一雄の小説」
 ○2007年11月17日「ついに出る?『加藤一雄の小説』」
 ○2006年10月26日「『加藤一雄の小説』近刊のお知らせ」

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2014年02月17日

増訂第2版「The Life of Seinosuke/誠之助の生涯」

「The Life of Seinosuke:Dr.Oishi and The High Treason Incident」<br />
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「The Life of Seinosuke:Dr.Oishi and The High Treason Incident」
Second Edition
誠之助の生涯:ドクトル大石と大逆事件)増訂第2版
 (c)2014 Joseph Cronin(ジョセフ・クローニン) 
 White Tiger Press(Kyoto,Japan) 
 A5版/186頁/2500円+税

この本の第1版については、このブログの2007年03月22日にて紹介しましたが、本日その増補改訂版が入荷しました。小生の英語力では内容についてはくわしく説明しかねますので、わかる範囲で簡単に説明しますと、元版は128頁でしたが第2版は186頁なのでおよそ40%強の増頁です。ただし、やや文字が大きくなっているため1頁あたり36行から34行に減少しています。したがって、全体ではたぶん30%ほど語数が増えていることになるでしょう。今回の増補改訂は、新たな章を附け足すことなく、すべての章が全面的に書き換えられています(The book has been completely rewritten for this Second Edition)。たとえば、chapter1は16頁から31頁に、2は14頁から26頁へと増えています。したがって、第1版を面白く読まれた方は第2版もご購入いただくほうがよろしいのではないでしょうか。国内送料100円にて通販いたしますから、お入り用の方はメールにてお申し込みください。メールアドレス及び通販の詳細につきましては三月書房のサイトをご参照ください。

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2014年02月09日

EDIの本は在庫限りとなりました

edi.jpeg 「少々自慢 この一冊」

このブログの2006年09月07日付記事にてお知らせしましたように、EDIの本の在庫セールを続けてきましたが、今後の補充が不可能になりましたので、現在の在庫が売り切れ次第終了いたします。在庫リストはこちらにございますので、お早めにお求めください。

在庫限りで販売終了しなくてはならなくなってしまったのは、発行者様のご自宅が、昨年秋に火災にあわれて、在庫がすべて全焼してしまったというまことに不運な理由です。そもそも地道に出版活動をされていたEDIさんが、在庫を特価で処分しなくてはならなくなったのも、在庫の管理を委託されていた会社の夜逃げという不幸な事件がきっかけでした。このたびの火災では、在庫のほか貴重な蔵書や資料類もすべて失われたとのこと、重ね重ねのご不幸にはなんとも申し上げようがありません。

2007年3月発行の「サンパン13号」の編集後記によれば、EDIさんの在庫は三月書房のほか、西秋書店、古書日月堂などでも販売しているようです。また、1SBNが記載されているものの一部などは、Amazonのマーケットプレイスでも買えるようです。

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2013年12月22日

「アナキズム・カレンダー2014」やっと入荷しました

2014_01.jpg 
「アナキズム・カレンダー2014 ★ギロチン社事件」
A4横サイズ/28頁/価格1200円(税込) アナキズム文献センター 編集・発行

やっと「アナキズム・カレンダー2014」が入荷しました。12月25日に入荷した年もありましたから、今年は史上2番目の遅さです。今回は上下に開いて使用するタイプで、上部が記事、下部がカレンダーです。このカレンダー部分は例によってエスペラント表記で、祝日は無視、日曜も平日と同じ色なのでそのあたりはあまり実用的ではありません。特集はギロチン社事件で、各月の内容は下記の通り。

1月=ギロチン社相関図+各事件と被告人たち
2月=中濱鐵
3月=古田大次郎(一)
4月=仲喜一・倉地啓司・小西次郎
5月=逸見直造・吉三(特別寄稿:「大阪時代の和田久太郎」酒井隆史)
6月=和田久太郎(一)
7月=村木源次郎
8月=ギロチン社事件
9月=筬部治之助・山田正一・小西武夫
10月=古田大次郎(二)
11月=和田久太郎(二)
12月=新谷與一郎

2013年12月13日にお知らせしました「大正アナキスト覚え帖」も入荷しました。カレンダーの送料は80円、「覚え貼」は100円、2冊一緒でも100円です。お申し込みは三月書房のサイトの「南天童関係者の本」のページからメールでどうぞ。それから、2013年11月10日にお知らせしました、「女の暦 2014」もまだ残っておりますのでよろしく。

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2013年12月16日

三木成夫の新刊「生命の形態学」

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三木成夫「生命の形態学〜地層・記憶・リズム」うぶすな書院

三木成夫待望の新刊が入荷と言いたかったのですが、今朝入荷した現物を見たら残念ながら再編本でした。全6章ですが、1989年刊の「生命形態の自然誌 (第1巻)」に全文、1992年刊の「生命形態学序説―根原形象とメタモルフォーゼ」に(1)〜(3)が収録済みです。したがって、この本で初めて読めるのは谷川俊太郎の「序文」と塚本庸夫の「あとがき 編集後記」だけですが、1冊にまとまったのでたいへん読みやすくなっていますし、A4判ハードカバーの上製本で定価2500円+税という価格も、専門書としてはかなり安価な印象があります。

三木成夫の本がうちの店で売れるようになったきっかけは、1990年代の初め頃に吉本隆明氏が三木成夫を“発見”されたからでした。当時の吉本氏の興奮ぶりはたいしたもので、いろんな機会に三木氏の著作に触れて絶賛されていました。「三木成夫の著書にであったのは、ここ数年のわたしにひとつの事件だった。(中略)。もっとはやくこの著者の仕事に出あっていたら、いまよりましな仕事ができていただろうに、そんなすべのない後悔をしてみることがある。」(『海・呼吸・古代形象』解説)。こんなふうに書かれれば、〈吉本〉本の読者としては読まないわけにはいかず、そのころわずかに数冊だけ出ていた著書が爆発的に売れました。とくに中公新書の「胎児の世界」は三木氏が生前に書き下された唯一の一般向け本で、内容的にも中公新書の歴代ベスト3には必ず入るであろう面白い本でしたので、一挙にファンが増えました。そんなさなかの1992年に刊行された『海・呼吸・古代形象』はうちの店では超々ロングセラーで、現在までに400冊ほど売れています。吉本氏の本は50冊ないし70冊程度でほぼ売れ止まるのがふつうですから、きっかけとなった吉本氏よりもはるかに幅の広い読者を獲得したといえるでしょう。それらはたとえば、ゲーテの自然科学からシュタイナーの人智学の読者に、野口三千三や村木弘昌の呼吸法や身体論から、古武術や能楽や舞踏方面の読者にというふうでした。ここ数年は目立った出版もなく、やや売れ行きも停滞気味でしたが、今春出た河出文庫の「内臓とこころ」が世間でもかなりよく売れたらしくて、今月には第2弾の「生命とリズム」が刊行されました。これも同じく売れたら、さらに何か出してくれるかもしれないので非常に楽しみです。

三木成夫の本は三月書房のサイトに新本で入手可能な本をたぶんすべて掲示しています。なぜか、Amazonでも売っていない、ゲーテと自然の科学の集い(※この会は三木成夫が設立に尽力)の機関誌「モルフォロギア」も、可能な限り揃えています(※16号は三木成夫の特集で、吉本隆明の講演も掲載)。それにしても残念だったのは、三木氏が1987年に63歳の若さで亡くなったことです。あと5年生きておられたら、吉本氏との対談本を読むことができたに違いありません。

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2013年12月13日

「大正アナキスト覚え帖」近日入荷予定

taisho.jpeg 「大正アナキスト覚え帖」 

「アナキズム・カレンダー」の入荷が遅れています。去る7日に京都であった「シュトルム・ウント・ドランクッ」の上映会のために来られた関係者の話では、どうやら20日過ぎになりそうとのことでした。今年のテーマは“ギロチン社”で、サイズは一番ふつうのA4判だそうです。年内に入荷するとよいのですが。

その関係者の方が見本にくださった「大正アナキスト覚え帖」は、奥付によると今年の10月に出ていたようですが、当店には未入荷でした。カレンダーが完成したら同梱で送っていただけるそうです。

  廣畑研二編・著「大正アナキスト覚え帖〜関東大震災90年」
    A4判/104頁 定価1000円(税込)アナキズム文献センター

 *目次
   口絵
   1.労働運動社とギロチン社
   2.甘粕事件と敵討ち
   3.ギロチン社事件
   年譜・文献資料
   アンソロジー抵抗の記憶

口絵は平民社、売文社ほかの写真多数が8頁分、本編は廣畑氏の著で、アンソロジーは林芙美子、中濱鐵、芥川龍之介、秋山清ら13名の文章。
ご予約いただけば、入荷次第お送りします。送料は100円、カレンダーと一緒でも100円の予定です。お申し込みは三月書房のサイトの「南天堂関係者のページ」からメールでどうぞ。

posted by 三月山 at 10:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする