2007年01月03日

近鉄京都店の「旭屋書店」閉店セール中

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊031

近鉄京都店2007/01/02

京都駅北口前の「近鉄百貨店京都店(プラッツ)」は2月末で閉店のため、現在は全館「閉店売りつくし」セール中です。2日に行ってみましたが、期待していた「ソフマップ」は昨年末で退去済み、「新星堂」や「無印良品」のセールも投げ売りというほどではなかったために何も買いませんでした。ついでながら投げ売りなら、「ソフマップ」の移転に伴って、玉突き的に閉店に追い込まれた「アヴァンティ」の2店のCD/DVDショップのほうが、よほどがんばっているようでした。とくに2階の店の中古全品5割引はお買い得でしょう。

「旭屋書店京都店」は、再販本が安売り不可のために完全に蚊帳の外ですが、とりあえず「ファンシー雑貨」のセールをやってるようでした。それでも通常よりは入館客が激増していますから、定価販売の本や雑誌もよく売れていることでしょう。しかし「丸善京都店」の閉店セールでは、岩波本などの返品不能品の安売りも少々ありましたから、最後にはそういうことも予定されているかもしれません。

この旭屋書店は近鉄京都店が10年ほど前に全面改装した時に入店し、昨年「ジュンク堂河原町店」がオープンするまでは、京都唯一の千坪級書店でした。売上は予定をかなり下回っているらしいとか、万引きがやたらに多いらしいとかのうわさを聞いてはいましたが、それでもさすがに専門書類はそれなりに売れていたようです。北口にはもう1店、京都タワーに「ふたば書房」がありますが、「旭屋」閉店後にどの程度お客が流れるかはかなり微妙でしょう。

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2006年12月04日

京都文化博物館の「楽紙舘」と「便利堂」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊030

「楽紙舘」2006/12/03

三条通高倉の「京都文化博物館」の館内に出店している「楽紙舘」と「便利堂」は、どちらも少し書籍を販売しているので、書店と言えないこともありません。「楽紙舘」は和紙の専門店で、和紙と和紙製品を販売していますが、店の外の通路に本棚数本分、紙に関する本と京都本を並べています。「便利堂」はいわゆるミュージアムショップで、主として自社製の美術書籍や絵はがきなどを販売しています。ここの製品では「鳥獣戯画絵巻」の巻物の複製品が昔から人気があります。この2店はどちらも入場料が不要なゾーンにありますが、書店としてならわざわざ行くほどのものではなさそうです。なお、この博物館の「ろうじ店舗」という飲食店や物販店が10数店並んでいるコーナーの店先で、年に数回?ある「古本セール」はそこそこ楽しめます。
本体の博物館の特別展は、京都国立博物館と大丸百貨店などのデパート展の中間レベルという感じです。ちょっと穴場なのはこの博物館の3階にある「映像ホール」の上映で、京都府のフィルムライブラリー所蔵映画が毎月10本ほど 上映されますが、入場料は常設展と共通で500円です。ここで10年ほど前に、きだみのる原作の「気違い部落」を見ることができました。タイトルが誤解を招きそうなためか、ビデオにもなっていないし、BSなどで放映されたこともないようです。しかしこれは黄金時代の日本映画の名作で、現地ロケも見物です。とくに最初のタイトルが出るあたり、村の全景からカメラを引いて、峠の下からボンネットバスが山道をゆっくり登ってくる景色は最高でした。このホールの画面はごく小さいので、いちど映画館の大画面で見てみたいものです。どなたかフィルムを借りて自主上映会を企画してください。

◎「気違い部落」1957年 松竹映画 
  監督/渋谷実 脚色/菊島隆三 撮影/長岡博之 音楽/黛敏郎
  キャスト/伊藤雄之助、淡島千景、水野久美、山形勲、森繁久弥

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2006年12月02日

かの有名な「恵文社一乗寺店」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊029

「恵文社一乗寺店」2006/11/21

一年ぶりに「恵文社一乗寺店」を見学してきました。年末からの「冬の大古本市」に今年も混ぜてもらえることになったので、その傾向と対策を軽くリサーチしてきたわけです。とはいえ選択に困るほどたくさん“売れ残り”があるわけではありませんから、とくにどうということもないのですが…。
この店を久しぶりにややゆっくり見た感想は、うちの店はちょっと商品を詰め込み過ぎているのではということでした。うちはかなりの程度は選んで並べているとはいえ、ふつうの週刊誌や時刻表などの雑誌も少しは残ってますし、本や文庫や新書の見計らい配本は断っているとはいえ皆無ではありません。うちのように狭い店に、並べられるだけ並べようというのは、どうも“貧乏性”のあらわれのような気がしてしまいました。可能かどうかはともかくとして、来年は少し店頭在庫を減らして、もう少しゆとりをもって並べたいなと思っています。
「恵文社一乗寺店」は1990年代の初め頃にイメージ・チェンジするまでは、ごくふつうの町の書店だったようです。その改装直後に、社長さんに招待されて見学させてもらいましたが、当時は今の半分以下の広さでした。今年、向かって右にあった他のテナントが退去した場所に、雑貨コーナーができて、これでこのビルの1階はすべて「恵文社」になったようです。次は地下室でも作って、耽美本とかアングラ本とかを並べれば、ますます繁昌するのではないでしょうか。
(それにしても下手な写真で、かの有名な「恵文社一乗寺店」の雰囲気がぜんぜん写っていません)

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2006年11月04日

「メディア・ショップ」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊028

「メディア・ショップ」2006/10

MEDIA SHOP」は河原町三条下ル一筋目東入ルのVOXビル1Fにあります。売場面積は30坪で、CD、ポストカード、ポスター、その他のグッズ類が2割程度、残りが洋書と和書でその割合は半々くらいでしょうか。現代美術と建築関係に強いらしいとのうわさですが、そのあたりについては詳しくないのでよくわかりません。同じビル内の隣のテナントに、たぶん京都一号店だった「無印良品」があったころにはよく覗いたのですが、10年ほど前に「無印」が河原町BALに拡張移転してからはめったに見学に行ったことがありません。しかし、商品構成や店の雰囲気はずっと一定して変わらないように見えます。
1981年オープンですが、最初のピークは80年代末から90年代にかけてだったでしょう。1993年頃に心斎橋のアメリカ村に大阪店を出店しましたが、これが見込み違いだったらしく、1年程度で撤退したあたりでやや勢いが落ちたように見えました。しかし、それ以降も、このジャンルでは確固とした地位を保っているように見えます。というかもともと「アールヴィヴァン」や「ロゴス」もないし、「京都書院」も「丸善」も消えてしまったので、地べたには競合店がほとんどない状態が続いているのかもしれません。今年オープンした「ランダム・ウォーク京都寺町店」や「ジュンク堂河原町店」とはどの程度競合しているのかはまだわかりませんが。

ところで、1994年にアルメディアから出た「物語のある本屋」の「メディア・ショップ」の項を読み返していたら、開店の数年後に取次の柳原書店に口座を開こうとした際に、地元の大手書店から露骨な妨害があり、京都の書店組合からも無言の圧力があった、というのにはちょっと驚きました。うちの店は50年以上前に脱退したままなので組合の内部事情はわかりませんが、数百坪の大型店ならともかくも、なぜわずか30坪の専門書店の開業を妨害しようとしたのか理解できません。このおバカな大手書店はたぶんとっくに倒産済みの某店でしょうが、当時の書店組合は加盟店も現在の2倍以上あり、まだまだ景気が良かったはずなのに、こんなつまらないこと(※組合は少しでも加盟店を増やすようにつとめるべきであり、一部組合員の既得権を守ることを優先したら衰退確実)にエネルギーを使っていたのなら、現在のようなじり貧状態もしかたないでしょう。とはいえ、取次口座が持てるまでは、別の地元大手書店の「ふたば書房」が仲間卸をして助けてくれたとありますから、バカな書店ばかりではなかったようです。

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2006年10月20日

「京都府官報販売所」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊027

「京都府官報販売所」2006/10/10

この店は河原町通の三条から南へ4筋目を、東へ5メートルほど入った場所にあります。河原町に直接面してはいませんが準路面店と言えるでしょう。官報のほか、白書などの政府刊行物と、第一法規やぎょうせいなどの専門書を扱ってます。用のない者にはまったく面白味のない書店ですが、超大型店でも売っていない本も多いので、知っておくと便利でしょう。小売りと同時に取次もしていますから、仕入れに行ったこともありますが、飲み屋横丁のような細道でクルマはもちろんバイクや自転車でも行きにくいので、荷物が多いときはちょっと面倒です。
それにしても、ひと昔前のように、河原町界隈に20店以上の書店があり、それぞれ専門や得意分野があったころは、この店がこの場所にあることによって、書店街としての集積度が一段と高まっていたことはたしかなのですが、ここまで回りの書店が減少してしまっては、かなり場違いなところへ取り残されてしまったような雰囲気です。府庁か市役所か法務局か裁判所のそば、あるいは烏丸三条あたりで、駐車場付きの店舗を探された方が、売るほうも買うほうも便利なのではないでしょうか?ただ、この店と道を挟んだ南隣のBALビルには「ジュンク堂河原町店」が入居していますから、この2店のみでも補完関係が少しは発生しているかもしれません。
なお、ここのサイトによると正式名称は「政府刊行物サービスステーション 京都府官報販売所」で、商号は「有限会社 京都官書普及会」となってます。東京に本社があっての京都支店ということではないようですが、全国組織がどうなっているのかは知りません。

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2006年10月10日

「大垣書店高島屋京都店」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊026

高島屋京都店2006/10/10

四条河原町南西角の「高島屋京都店」は京都では一番売上げの多い百貨店ですが、建物はこの50年間改装と増築をやり続けているため、どのフロアも袋小路や行き止まりが多く、回遊するにはかなり不便です。以前の書籍売場はおもちゃや文具と同じ5階にあったはずですが、久しぶりに行ってみたら、4階のアネックスとかいう、盲腸のような隅っこに、移動させられてました。薄暗くてまったく華やかさがない狭苦しい場所ですから、これは間違いなく冷遇されているというしかありません。わかりにくく、目につきにくい場所ですから、わざわざ目指してくる人以外のお客は少ないでしょう。「大垣書店」のサイトには「売場が移動しました。4Fアネックスです。元気に営業中!」とありますが、わざわざ元気ですと書かねばならないところを見ると、撤退したのたのかという問い合わせが多いのか、あるいはひどい場所に追いやられたががんばってるという意味かなのでしょう。売場面積45坪とありますがもっと狭いような感じでした。ごくふつうに雑誌と新刊と文庫と実用書と児童書というような品揃えのようで、何も特筆すべきことはありません。隣のCD売場はどこの経営なのか不明ですが、その店頭にはどうしようもない無気力感があふれいて、書籍売場との相乗効果どころか足をひっぱているようにしか思えないものでした。
ここの書籍売場にはもともとは「京都書院」が入っていたのですが、同社の倒産の2年前、1997年に「大垣書店」と入れ替わったようです。1980年代末ごろに「京都書院」の関係者に聞いた話ですと、「高島屋店」は「河原町店」と同じ程度の売上げはあるものの、テナント料が非常に高い上に、様々なつき合いに経費がかかるので、利益はほとんどないとのことでした。つき合いとは、セールなどの共同広告のほか、百貨店の企画による旅行とか、様々な商品の押しつけ販売、そして毎月一定額以上の購入要請など様々なものがあったようです。いわゆる優先的地位の過剰利用ですが、百貨店も当時はまだ落ち目ではなかったので、かなり強気だったのでしょう。百貨店に出店して利点があるとしたら、外商部の顧客網を利用する以外にはないとのことでしたが、これは京都書院の場合はあまりうまく行っていないようでした。そして百貨店の書籍売場の売り上げの多くは、従業員及び一定額の購入を半ば義務づけられた出店業者や問屋や内装業社や広告会社などのお買いあげだったそうですが、これらはもちろん割引販売だったようです。現在の状況は知りませんが、百貨店業界も落ち目ですから、ややましになっているかもしれませんが、その体質から考えてそう大きな変化はないのではなかろうかと想像してます。

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2006年10月07日

ほぼ雑誌専門書店「京文堂」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊025

京文堂2006/09/26

河原町通がすっかり下流化してしまったおかげで、ちかごろ目立って人通りが増えつつあるのが三条通と御幸町通ですが、その三条通御幸町の交差点をちょっと東へ入ったところにあるのが「京文堂」書店です。もともと街の書店に徹しきったスタイルのお店でしたが、さらに進化されて、現在ではほとんど本の在庫はなく、全店ほぼすべて雑誌ばかりです。ごく少し実用書などがありますが、本来は雑誌棚ではなかった本棚にも、雑誌が置かれています。周辺にはほとんどふつうの新刊書店がなくなってしまったため、コンビニでは売っていない種類の専門的な雑誌などはここでしか買えないものも多いでしょう。人通りも多いですし、周辺には会社や商店や事務所も多いので、かなり効率よく売れているのではないでしょうか。

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2006年09月26日

某ハイツの2階「アスタルテ書房」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊024

アスタルテ書房2006/09/26

「アスタルテ書房」は1980年代末に池田屋ビルの売却にともなって現在地、御幸町通三条上ルに移転しました。ジュエリーハイツとかいう名の、まったくさえないマンションの2階であり、前の三条小橋商店街の店と比べると、格落ちもいいとこです。ふつうに考えると逼塞とか営業不振とかいう言葉が浮かぶところですが、この場所で以前よりも繁昌して、全国的に有名になったのですから、まことに意外というしかありません。ようするに、前のビルの時は、冷やかし客や安物買いのお客相手の商売も少しはしていたのを一切止めて、限られた上客のみを対象とする商売に徹底することにされたわけでしょう。いまも昔もビルの表には看板類は一切無く、郵便受けに札が貼ってあるだけです。2階の店もまず鉄のドアを開け、靴を脱いで上がる必要があります。小生はちょっとだけ知り合いなので何とか入店できますが、知りあいでなければ、安物買い専門としてはちょっと入るのに度胸が必要だったでしょう。この店の内装や品揃えについては「ブルータス」を初めとする、あまたの雑誌や本に紹介されまくってますから省略しておきます。

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2006年09月21日

「檜書店」京都店

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊023

檜書店2006/08/29

檜書店」は観世流の謡曲の版元及び、能楽関係の小売り書店として、数百年の歴史を持つ老舗です。同社のサイトによれば万治2年に(どこか書いてない土地にて)版元となり、慶応2年に現京都店の場所に移転し、その後、大正6年に東京店を開店してそちらを本店としたそうです。京都店は二条通麩屋町の角にあり、堂々たる店構えの老舗でしたが、数年前に大部分をテナントに貸して、自らの店は元の物置?の部分のみに縮小されました。(※下の写真参照)。京都は町屋ブームとかいうことになっていて、テキトーな町屋を改造した店や、たんなる町屋風の店であふれていますがここはおそらく築100年以上の本物です。能楽関係のみの書店には広すぎるので、テナントを入れられたのだと思いますが、これは合理的な経営判断でしょう。ちがごろはうちの商店街でも、間口の広い店はその一部にテナントを入れたりされることが増えてますが、それだけこの界隈への出店希望者が多いわけですから、商店街としてはよい傾向です。「檜書店」のテナントは古今東西の工芸品を扱う「丁字屋」というあたらしいタイプの道具屋さんですが、このお店はうちの店の北隣にも、数年前から「GALLERY GRANPIE」という輸入雑貨の店を出しておられます。

檜書店京都店と丁字屋2006/08/29

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2006年09月12日

キリスト教書専門「京都ヨルダン社」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊022

京都ヨルダン社2006/09/12

この「京都の書店のうわさ 別冊」にて、キリスト教書専門店は早くも3店目ですが、知ってる限りでは、あと1店「CLC京都店」(河原町丸太町下る)が残っているだけですからご安心ください。このヨルダン社の本社は出版もしていますが、この出版不況の時代にあって、仏教やキリスト教など宗教系の出版社や専門書店は、あまりつぶれたり閉店したりしていないように見受けられるのはなぜでしょうか。お寺や教会は世間の景気とはあまり関係ないのか、非課税で得しているのか、出版物がなければ宗教団体は成り立たないのか、あるいはたまたまなのか…。

京都ヨルダン社は、荒神口通河原町東入るの「日本バプテスト京都教会」の敷地の西端にあります。この写真の右が教会の駐車場、その右に教会堂があり、そのさらに右が鴨川です。荒神橋を渡った東側には、京都大学の東南アジア研究所がありますが、ここは「キャンパス・セクハラ」事件の発祥の地?として有名です。ヨルダン社の西に数十メートル行くと河原町通で、その交差点の東北角には、1960年代の京都のジャズ喫茶の代表店の一つ「しあんくれーる」がありましたが、いまは遺跡になってます。

◎参考図書
 「京大・矢野事件―キャンパス・セクハラ裁判の問うたもの」インパクト出版会

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2006年09月10日

宝暦元年創業「佐々木竹苞楼」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊021

佐々木竹苞楼2006/08/29

寺町通御池下る、本能寺の正門前にある「佐々木竹苞楼」は250年以上前の創業ですから、京都の書店としてはおそらく5位までには入る老舗でしょう。(一番古いのは慶長年間の創業という「平楽寺書店」のはず。)現在の建物は江戸末期に蛤御門の変で類焼したため、直後に新築したものだそうですから、築140年以上ということになります。この店の店頭風景は江戸末期の姿を残しているといわれ、軒先のばったん床几が特徴です。この床几は折り畳み式になっていて、閉店時には下の写真のように収納されます。この床几の両端に二つずつ重ねて積まれた木の箱に、墨で「古本」とか「賣買」とか書いてありますが、あとの2函は経年変化でほとんど字が見えません。おそらく屋号あたりが書いてあるのでしょうが、これが当時のディスプレイなのだそうです。おそらく昔はこの台に絵草紙や錦絵などが積んであったのでしょうが、現在は主として美術・骨董関係の本や雑誌が山積みになってます。夕方通りかかると閉店のために、床几の上の商品を店内に片づけておられるところを見かけることがありますが、かなりの量があって、出たり入ったりなかなかたいへんそうです。(自慢するようなことではありませんが、うちの店は自転車とスクータを各1台しまえば、あとはシャッターを下ろすだけなので1分ですみます)。店内には今も和綴じ本を積み重ねた棚もありますが、古典籍はまったく不案内なのでさっぱりわかりません。

佐々木竹苞楼2006/08/29夜

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2006年09月04日

4軒隣のコンビニ「ampm寺町二条店」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊020

ampm寺町二条店」2006/09/03

「ampm寺町二条店」はうちの店から南へ4軒目、寺町二条西南角のワンルームマンションの1階にあります。間口が広い長方形の店内は20坪程で、店の前には駐車場が4台分あり、町中のコンビニとしてはほぼ理想的な形態の店舗といえるでしょう。2000年春のオープンでしたが、それ以前はガソリンスタンドでした。商店街としては殺風景なGSよりも、コンビニ附きのマンションのほうが歓迎すべき業種と思います。これはあくまでも印象にすぎませんが、このコンビニはわりと繁昌しているように見えます。100メートルほど東へ行った、河原町二条角に「デイリー・ヤマザキ」がある他は、競争相手も近くにはありません。

「出版ニュース2006年9月上旬号」によりますと、「ampm」はコンビニ業界のランキングでは、売上高も店舗数も第7位。そして、書籍雑誌の年間売上額は1店あたり平均で981万円(売上に占める割合は6%)となってます。最高はセブンの1657万円(同7.5%)。寺町二条店が優良店だとしても平均の2倍は行かないでしょうから、月に120万円位でしょうか。この売り上げでは、単独の書店だったら成り立ちません。ところがこの店はわずか4台の雑誌台でそれだけ売るのですから、やはりある意味たいしたものというべきでしょう。雑誌台の上に全部で4段分の書棚が取り付けてあり、いかなるデータに基づくのやらさっぱりわからない、文庫やコミックがゆるゆると並べてありますが、きっと最高に効率のよい品揃えなのでしょう。雑誌も本もうちの店とは1%もかぶりそうにない品揃えですから、100%商売敵ではありません。それどころか、ここは誰にでもトイレを貸してくれる親切な店なので、うちのようにお客用のトイレのない店はたいへんに助かっています。
コンビニの添加物たっぷりの食品類や、値引率の低い文具や雑貨や酒類などはなるべく買わないようにしていますが、このトイレと週刊誌の立ち読みとコピーだけで十分ありがたいので今の調子で繁昌していただきたいものです。

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2006年08月30日

古本も売ってる「ビーバーレコード京極店」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊019

「ビーバーレコード京極店」2006/08/29

このビルはどう見ても盛り場の雑居ビルにしか見えませんが、浄土宗のお寺です。蛸薬師通裏寺角の「正覚寺赤門ビル」は4階までがテナントで、お寺の正門と受付は裏寺通側の南端にあり、エレベーターで5階の本堂へ直行します。20年以上前の建築ですが、空中寺院は京都初だったはずです。芯柱が地面から本堂まで貫通しているから地べたにあるのと同じだとか、本堂から東山の知恩院が見えるのがご自慢だとかの、住職の談話を新築当時の新聞で読んだような記憶があります。しかし、裏寺通のお寺の多くがバブル期に地上げされて郊外へ移転したことを思えば、こんな形であっても市中に残られたのは正解でしょう。
ビーバーレコード」はもとは映画館の「京極東宝ビル」に「京極店」と「セカンドハンズ店」、同じく映画館の「京宝ビル」に「京宝店」がありましたが、今春の閉館にともなって追い出され、3店合同でこのお寺ビルの2階に移転されたわけです。メインはCDとDVDで、新品と中古の両方を扱ってます。よくはわかりませんが、アニメやゲーム系のおたく向けに強いのでしょうか?とにかく、ジャズやクラシック、ふた昔前のロックやR&Bなど、中年向きの品揃えはたいしたことないので、あまり買ったことがありません。店がやたらに広いためか、いまだに大量のビデオも置いてますが、その大部分は100円のようです。うんとヒマがあればDVD化されていない珍品を探せるかもしれません。
元の「セカンドハンズ店」は古本の他、ビンテージ物らしいグッズや楽器類などを扱っていましたが、それらもこの新しい店にそのまま引き継がれています。ゆえにちょっとだけですが、書店の仲間と言えるでしょう。その古本は音楽関係、映画関係、コミック、アニメ関係などが大部分で、雑誌のバックナンバーもあります。鍵のかかったショーケースに手塚治虫などのレアっぽい漫画本が何冊か展示されてましたが、これらには「Yahooオークション出品中。入札開始価格30000円」というような意味の表示がされていました。ようするに入札の下見ができるようなわけですが、こんな展示方法はここの発明なのか、それともちかごろはどこでもやっていることなのか、そして普通に売るよりも効率よく儲かるのかどうかは一切不明です。

2009年1月末の閉店が告知され、閉店セール中です。11月23日現在、中古書籍・雑誌全品50%引き、中古CD全品30%引き。割引率が今後上昇することを期待してます。(※2008/11/24補記)

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2006年08月21日

「JEUGIA三条本店」楽譜・音楽書売場

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊018

「JEUGIA三条本店」2006/08/15

「JEUGIA」は19世紀末に創業した、京都を代表する楽器店の老舗ですが、音楽書を販売してますから書店でもあります(※書店組合加盟店)。10年ほど前までは「十字屋」と表記してましたが、ちかごろはよくわからないアルファベット綴りの「JEUGIA」になっています。語尾の〈ヤ〉が〈ア〉になったのは、〈ギリシヤ〉や〈ロシヤ〉を、〈ギリシア〉や〈ロシア〉と表記するようになったのと同じような趣味なのでしょうか?
この本店は1960年代半ばまでは歴史を感じさせる風格のある店で、クラシック音楽をメインとして、悠々たる商売をしているように見えました。しかし、その後は急速に発展したロックやポップス系の音楽にあわせた改装を繰り返し、たんにやや大きいというだけの楽器店兼レコード店になってしまいました。1970年代に入ってからは支店を続々と増やし、扱い品目もレジャー用品やインテリア関係にまで手を広げていましたが、さほどうまく行ってるようには見えませんでした。地域一番店の宿命かもしれませんが、品揃えが広く薄くになりがちで、マニアを満足させることは難しかったようです。とくに輸入レコードやバンド系の楽器は、ジャンル別の専門店が続々とできたために苦戦していたように見えました。

三条本店は1996年に近所の数店との共同ビルになって、そのメイン店として地上6階地下1階に入店しています。地下はバンド系の楽器、1〜3階はDVDとCD、5階は管楽器、6階はイベント・ホールで、4階の半分強が楽譜と音楽書の売場です。この音楽関係書の品揃えはクラシック中心のごくオーソドックスなもので、ジャズやポップスもまずまずあります。この階では鍵盤楽器も販売してますが、全部別の階に移して、この階全部を音楽書売場にし、渋谷のタワー・レコードとまでは行かずとも、もう少し質量共に向上させてみたらよかろうかと思いますが、そしたらよく売れるようになるかどうかはまったく知りません。
なお、うわさでは楽器もソフトもじり貧らしいですが、「カルチャーセンター」部門がなかなか好調のようで、それが経営を支えているらしいと聞いています。この「カルチャーセンター」は昔からある「音楽教室」とは違って、もはや音楽とは何の関係もないジャンルの講座をどんどん増やしているようで、同社のHPによると会場も全国に広がっているようです。せいぜいそちらで稼いで、地べたのレコード店は儲からなくても、続けていただきたいと希望しています。買うのは圧倒的にネットのほうが多いのですが、それでも地べたのレコード店を覗くのは散歩の大きな楽しみのひとつですから。

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2006年08月14日

新築とはちょっと見えない「尚学堂書店」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊017

尚学堂書店2006/08/08

この写真ではよくわからないかもしれませんが、この建物は築1年ちょっとのきわめて新しいものです。元は築何十年かの木造のお店でしたが、この新しい建物は以前のお店を復元されたかのような、いかにも古書店らしい趣があります。今風の店にしてしまうと、リサイクル・ブックの店と間違えられたりしてイヤだからかもしれません。この書店は特に何が専門ということはないようで、江戸期の和本や版画類から昭和末期の雑誌の附録にいたるまで、まことに雑多な古本が並んでいます。専門書店ではなく、さりとて単なる安売屋でもない、ちかごろでは珍しくなりつつあるタイプの古書店ですが、ちょっとした掘り出し物もよくあるようです。掘り出し物といっても、古書の相場がどうこうではなく、買った当人だけに値打ちがあるような、長年探していた本とか、出ていたことも知らなかった本とかがよく見つかるようです。うちの店に来る途中の「尚学堂」で見つけたという〈珍本〉を、お客さんに自慢されたことは何度もあります。
「彷書月刊」2004年8月号の「ブンブン堂のグレちゃん(グレゴリ青山)」第15回には、店名は伏せられていますが、この「尚学堂」さんらしき古本屋と、「三月書房」らしき新本屋が登場します。「尚学堂書店」の数店南にある喫茶店「Eight」が実名で出ていますから間違いありません。15年くらい前の店頭風景を参考に描かれたらしい、とても「面白い」漫画です。
(※「尚学堂書店」は寺町通二条下る東側にあります)

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2006年08月10日

仏教書専門店「其中堂」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊016

其中堂2006/08/08

「彷書月刊」の“全国古書店案内”は7月号から“京都編”が始まりました。ライターは京都の福田屋書店の小林さんという古書業界の方です。その古書のプロが8月号に書かれた「其中堂」の紹介文は、「古書も新刊も扱う仏教書専門店。一階は天井が高く、床はニスを塗った板張りで軋む。二階へ続く階段があり、奥には庭が見える」とういうだけのものです。仏教関係の専門書に興味も知識もなければ、古書のプロでもこの書店の扱ってる本のことを紹介するのは難しいようです。過去の書店紹介本や雑誌記事の場合も、すべて似たようなものでした。新本屋である小生もまったくご同様で、「お経の本をぎょうさん置いてはります」という以上のことは何も言えません。この写真を撮ったときは閉店準備中でしたが、開店してても何もわからないし同じことです。ここの三層式の外観はちょっとした見物なのですが、アーケードがジャマでうまく撮影できません。(※寺町通三条上る)

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2006年08月08日

書道関連書専門「文苑堂」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊015

文苑堂2006/08/08

「文苑堂」さんは、うちの店の200メートルほど北、寺町通夷川上る西側にある書道関連書専門書店です。書道関係の新本と古書と雑誌などを扱っておられますが、書道専門の書店は全国的にもかなり珍しいらしく、その道の専門家や学生にはたいへん有名だそうです。この手の本はぜんぜんわからないので、感想の述べようもありませんが、近所にこういう書店があると、うちの店で難しい書道書のことをたずねる人があれば、「文苑堂」さんを教えることによって、ていよく追い出せるのでたいへん助かります。これは建築書の「大龍堂」さんや、仏教書の「其中堂」さんや、法律書の「高文社」さんの場合もまったく同様です。ついでながら、わが「三月書房」が扱っている書道関係書は石川九楊さんの本だけのようです。

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2006年08月07日

夏の夜の「大垣書店烏丸三条店」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊014

「大垣書店烏丸三条店」2006/08/07

ふとした検索で見つけた「民宿『布屋』」のご主人のブログを読むと「このあいだ夜9時半頃に烏丸三条角にある大垣書店に行って驚きました。そんな時間に外に出ることはまづ無いので知らなかっただけの話ですが、10時閉店の30分前にも拘らず、お客さんの多いこと。昼間よりも多いのでは…。」とありましたから、月曜の夜の9時過ぎに、夕涼みがてらママチャリで見学に行ってみました。布屋さんが「雑誌のコーナーなんか人が多すぎてちゃんと見れない」と書いておられたほどではありませんでしたが、たしかにたくさんのお客が立ち読みしてました。めったに覗かないのでよくはわかりませんが、たしかに昼間よりは多そうな感じです。この雰囲気ならば夏場はオールナイトでも繁昌するのではないでしょうか。もちろん入店客が多ければ必ず儲かるというものでもないでしょうが。なお、大垣書店のサイトによると、10時閉店は日祝日で、平日と土曜は11時閉店とありました。

「大垣書店烏丸三条店」2006/08/08

翌日はうちが定休だったので、午後3時過ぎにまた見学に行ってみました。昼間は閑古鳥が鳴いていたら、午後は3時間ほどシェスタにして、その分は夜中に営業したらよいのではと書きたかったのですが、けっこうよく混んでました。複数の出版社の営業の人から、ここは伸びてると聞かされてましたがきっとそうなのでしょう。

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2006年08月02日

「ランダムウォーク京都寺町店」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊013

「ランダムウォーク京都寺町店」2006/08/01

7月29日にオープンした「ランダムウォーク京都寺町店」を8月1日に覗いてきました。なかなかきれいな店で、間口は狭いけれど奥行きはけっこう深くて、狭すぎるという印象はありませんでした。1階は『和』のフロアということで、伝統芸能からアニメまで、ビジュアル中心の洋書に若干和書を組み合わせて並べてあります。高野文子の「黄色い本」の横に「チボー家のジャック」の日本語版を並べた〈ベタ〉な棚もありましたが、全体としてはなかなかと思いました。伝統芸能や伝統文化関係のほかは、森山大道、中平卓馬、横尾忠則、丸尾末広、恋月姫というような傾向です。うちの店とはせいぜい数パーセントの重複でしょうか。2階は『洋』のフロアで、ペーパーバックス、ビジュアル書、絵本、そして雑誌というようなとこです。ハードカバーの専門書類はほとんど無さそうでした。このあたりは「丸善」なき後は「ジュンク堂」というよりも、「Amazon」で買うものなのでしょう。3階は、この日は軽くバーゲンをやってましたが、平常はイベント・スペースということのようで、レジもありませんでした。超大型のコピー機のようなものが鎮座していて、なんだかジャマな気がしましたが、これは世界の新聞をリアルタイムでプリントできるオンデマンド・サービスの機器のようでした。そのあたりのことはよくわからないので、同社のサイトでどうぞ。火曜の夕方でしたが、客の入りはたいしてよくないような感じでした。同社のチラシによれば、ターゲットは1が在京都外国人で、2が洋書ファンの京都人となってますが、たしかに外国人率は高かったので狙い通りなのでしょう。

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2006年07月30日

本の質屋「善書堂」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊012

善書堂2006/07/29

河原町通今出川上る東側、大昔から出町と呼ばれる商店街にある古書店ですが、質屋を兼業しているのはたいへん珍しいでしょう。京都質屋組合のサイトには、“全国でも珍しい。本・宝石・貴金属を扱う質屋です。”とありました。宝石や貴金属は知りませんが、1960年代末に大学の先輩が本を質入れするのについて行ったことがあります。彼は岩波の「漱石全集」だったか何かの新刊配本を買う度に、大急ぎでざっと読んですぐにこの書店に質入れするのですが、定価の半額程度の融資を受けられたようです。利子がどの程度だったかは知りませんが、受け出せないまま質屋の蔵で全巻完結させたら、さらに割増金をもらって買い取ってもらうこともできたそうです。これは現在では考えられないくらい古書価が高くて値崩れもせず、その上インフレが甚だしかったために、全集完結時には物価換算だと2倍程度の割安感があったから成り立ったことだったのでしょう。もちろんこんなことはかなり以前から不可能になっているに違いありません。現在なら、宝石貴金属並の稀覯書を持っていかないと質入れできそうにありませんが、本の質屋としての利用者はいまでもあるのでしょうか?

質屋業は別にしても「善書堂」は実にまともな古書店で、文学書を中心に 人文系の専門書が多く揃っています。売場は20坪強くらいと思いますが、京都古書組合のサイトには「京都一のスペースに」とあります。上の写真を撮ったのは土曜日でしたがなぜか休業でした。以前は質屋らしく、7のつく日が定休日でしたが、現在は火曜定休のはずです。

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