2007年10月23日

「ブックファースト京都店」オープン

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊047

「コトクロス阪急河原町」2007/10/23

10月19日にオープンした「ブックファースト京都店」を見てきました。四条河原町北東角にできた「コトクロス阪急河原町」というビルの3階から6階です。地階が阪急河原町駅に直結というのが売りですが、そこから3階の「ブックファースト」まではエスカレーターがつながってなくて、エレベーターを探すのもめんどうで、通りがかりにふと立ち寄るという感じではぜんぜんありません。1階の河原町通りからだと、入ってすぐのところに上りのエスカレーターがあるのでややましですが…。6階は半分が飲食店ですから、書店部分は3階半で、計400坪強ということです。ワンフロア400坪ならいいのですが、角地の三角ビルのため、どの階も売場の有効面積はたいしたことなく、ちまちまとした感じで、徘徊する楽しさというのはほとんど感じられません。品揃えについては、こういうフルラインの店は、8割くらいはほぼ自動的にどこも同じになりますから、あとの2割くらいで個性を出すということになるのですが、ビル全体が20〜30代の働く女性向けらしいので、書店もおそらくそうなのでしょう。そういう方面にはぜんぜん詳しくないので、いい線なのかどうかは判断できません。わかる範囲でいえば、コミックはかなり少な目で、なぜかいまどきパソコン系の本がけっこう多いように見えました。
このビルは地上8階地下1階で、屋上に自転車と単車の駐輪場があるのが目新しいように思います。「ブックファースト」以外はレディスファッションと飲食店ですが、遠くからでもわざわざ来る人が多いような店なのかどうかは、まったく知りません。ワーキングプアの時代ですが、働く女性にターゲットを絞ったらしいこのビルが繁盛するようなら、まだまだ正規雇用の労働者が多いということでしょう。あるいは、条件のよくない不安定雇用であっても、実家に同居している人が多いということでしょう。もちろんこれは箸にも棒にもかからない店ばかりだとしたら何の意味もない話ですが…。それにしても、なんだか印象の薄い店が数店並んでいた街角に、いちおうちゃんとした商業ビルが建ったということは、河原町通りの「下流化」を少しは遅らせることになるでしょう。しかし、このビルの斜め向かい、河原町オーパの北となりに8月にオープンした「日新河原町ビル」という8階建ての商業ビルは、1〜3階に「GAP」が入居しているものの、4階から上は全階空き室のままです。こういう新築ビルのテナントが埋まらないままでオープンするというのは、なんだか不景気な感じですがどうしたことなのでしょうか。

posted by 三月山 at 21:14| Comment(1) | TrackBack(0) | 京都の書店のうわさ 別冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
八月に、この書店に行った印象だと建物の外観からは想像も出来ないくらい、店内の照明が明るく、書棚の裏側からライトアップしているのは見たことがなくて「これが、本屋さんの最先端なのか」と思いました。やはり、床面積が狭くてちまちまとした印象は拭えませんでしたが。
Posted by のぶゆき at 2008年10月05日 14:33
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