2020年01月11日

「山田稔自選集 2」本日入荷

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「山田稔自選集 2」
四六判上製312頁 定価2300円+税 編集工房ノア


「山田稔自選集 2」が入荷しました。1巻が昨年7月でしたから、ちょうと半年後と予告通りの間隔なので、3巻はおそらく今年の7月の予定でしょう。

*帯の文
   山田稔が固有名であると同時に、
   ひとつの文学ジャンルであることは、
   もはや疑いようがない。
   堀江敏幸

*目次
   富来(イ)
   別れの手続き(ロ)
   詩人の贈物(ハ)
   八十二歳のガールフレンド(ハ)
   志津(ヘ)
    *
   松川へ(イ)
   楽しき逸脱━桑原武夫(ト)
   慈父のように(ヘ)
   伊吹さん(ニ)
   生島遼一のスティル(ニ)
   「どくだみの花」のことなど(ホ)
   表札(ヘ)
    *
   天野さんの傘(ニ)
   ニーノさん(イ)
   ある冬の夜のできごと━坂本一亀(ハ)
   古希の気分━松尾尊允(ニ)
   裸の少年(ニ)
    *
   神泉苑(ハ)
   転々多田道太郎(イ)

 ※(イ)「マビヨン通りの店」所収
  (ロ)「特別な一日」所収
  (ハ)「八十二歳のガールフレンド」所収
  (ニ)「天野さんの傘」所収
  (ホ)「こないだ」所収
  (ヘ)「生の傾き」所収
  (ト)「影とささやき」所収

この巻には単行本未収録のは一篇もありませんでした。各篇の初出は表示されていますが、どの単行本に収録されているのかは記されていないので、(イ)〜(ト)で表示しておきます。この7冊はすべて編集工房ノアの刊行で、「生の傾き」のみ版元品切れ中です。よーするにちょっと残念なことに、とりたてて珍しいものはありません。今回もあとがき等がありませんのでよくはわかりませんが、タイトルが少し変更になっているのが数篇あるようです。本文の改稿があるのかどうかも不明です。
通販のお申し込みは、三月書房のサイトの「編集工房ノアの本の在庫」のページからメールでどうぞ。

posted by 三月山 at 21:13| Comment(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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