2019年11月20日

「脈 103号 葉室麟、その作家魂の魅力と源」

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「脈 102号 葉室麟、その作家魂の魅力と源」
比嘉加津夫・編集  A5判/162頁 定価1200円+税 脈発行所

*目次
  特集 葉室 麟、その作家魂の魅力と源
    松本輝夫 葉室麟と谷川雁、保田與重郎
         ――歴史上の敗者の物語に時代反転の「曙光」を求めて」
    北野辰一 葉室麟と話したかったこと
    仁衡琢磨 葉室麟 惜別賦――含羞と清冽の人へ――
    坂口 博 葉室麟と五味康祐――「柳生武芸帳」ノオト
    大矢和世 人のもつ尊厳を信じて書くということ
    師岡司加幸 『蜩ノ記』考 ―物語の行方
    金丸謙一郎 土蔵の奥に見いだすもの ―美しい夢に抗して
    仲本 瑩 残された命を使い切る――葉室麟
    松島 淨  葉室麟ノート ―「蜩ノ記」を読む―
  俳句 仲本彩泉 ウラシマから貰った暦
  詩  伊良波盛男 男一人
     仲本 瑩  参拾四円の葬式 他2
  短歌 日比谷久代 悼/羇旅2/色
  小説 仲本 瑩  バラードの斧ひかりの檻(全100/71〜73)
     鈴木次郎  富士山不連奴准教授のテレビ的人間分析学集中講義
     比嘉加津夫 小説始まる 平敷屋朝敏の謎(14)
  論考 佐伯 修  「村上一郎の未発表日記」余禄・私記(一)
     村上一郎 村上一郎の未発表日記と『試行』15
      1963(昭和38)年の日記(6)(佐伯修 編・註)
     青柳瑞穂 「怠け」の方言 怠けて生きたい私たち(20)
     山口弘子 思わずにいられない――村上一郎と三枝ミ之の一葉
     松岡祥男 講演について 吉本隆明さんのこと(23)
  編集後記
  表紙写真=葉室麟(提供・撮影 大矢和世)
  題字= 比嘉良治 本文カット= ヒガカツオ

「脈」次号の特集は「『ふたりの村上』と小川哲生(仮称)」で2020年2月刊行予定。
脈発行所の本の通販は三月書房のサイトの「脈発行所の本」のページからメールでどうぞ。「脈」と「myaku」のバックナンバーも少しあります。

posted by 三月山 at 22:06| Comment(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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