2019年05月19日

「脈 101号 勝連敏男という詩人」

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「脈 101号 勝連敏男という詩人」
比嘉加津夫・編集  A5判/154頁 定価1200円+税 脈発行所

*目次
  特集 勝連敏男という詩人
    黒田喜夫 勝連敏男の詩へ
    芹沢俊介 暗さという中心 勝連敏男の詩に寄せて
    勝連繁雄 勝連敏男が「詩人」になる前
    川満信一 自立を求めて「血」に抗う―勝連敏男との交友
    仲程昌徳 〈夢〉の出所―勝連敏男1977年〜1978年
    松島 淨 勝連敏男ノート
    松原敏夫 勝連敏男という詩人―その詩と記憶の周辺
    仲本 瑩 エロスのロストワールドを
    大城貞俊 幻想のノンフィクション―勝連敏男の詩世界の照射力
    高良 勉 勝連敏男の思い出
    比嘉加津夫 詩人勝連敏男
    勝連敏男年譜
  俳句 仲本彩泉  アイドリング脳
  詩  伊良波盛男 老人の歌
  小説 仲本 瑩  バラードの斧ひかりの檻(61〜65)
     東木武市  島の西郷どん(5)
     比嘉加津夫 川端康成の死 平敷屋朝敏の謎(12)
  論考 村上一郎 村上一郎の未発表日記と『試行』13
      1963(昭和38)年の日記(4)(佐伯修 編・註)
     村上一郎 学生運動の現象学―いくつかの批判にこたえつつ
         (金原甫 注)
     松岡祥男 〈対話〉について 吉本隆明さんのこと(21)
     青柳瑞穂 現代の仕事における「怠け」
           怠けて生きたい私たち(18)
  編集後記
  表紙写真=勝連敏男(提供・勝連静子)
  題字= 比嘉良治 本文カット= ヒガカツオ

勝連敏男という詩人についてはまったく何も知りませんでした。そもそもこの名字の読み方もわかりませんが、ネットで検索したところでは、カツレンと読むらしいです。このカツレン氏は1943年生まれで1994年に死去。享年50歳。1979年に『勝連敏男詩集―1961~1978』にて第2回山之口貘賞を受賞。他に詩集歌集句集評論集など20冊ほど出版。
この雑誌はすぐに売り切れることも少なくありませんので、お買い求めはおはやめにどうぞ。
「脈」次号の特集は「黒田喜男と南島(仮)」で2019年月刊行予定
脈発行所の本の通販は三月書房のサイトの「脈発行所の本」のページからメールでどうぞ。「脈」と「myaku」のバックナンバーも少しあります。

posted by 三月山 at 22:09| Comment(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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