2017年09月06日

編集工房ノアの社主の本「遅れ時計の詩人」

okuretokei.JPEG 
「遅れ時計の詩人 編集工房ノア著者追悼記」涸沢純平 
定価2000円+税 編集工房ノア

編集工房ノアの新刊は涸沢純平社主の本です。副題にあるように、同社から刊行された著者のうちで、お亡くなりになった人々への追悼文などを集めたもので、自社のPR誌「海鳴り」掲載と外部のミニコミ等への寄稿から選ばれています。あとがきによれば、この本は2006年に校正刷りの段階まで行きながら、出版を躊躇されていたものを、そのまま刊行されたのだとのこと。したがって、巻末に附されているわりと詳細な略年史も残念ながら2006年までしかありません。この本がよく売れたら、ぜひ続編を出していただけるとけっこうかと思います。
略年史によると同社は1975年(昭和50年)9月の創業ですから、今年で42年目となります。「海鳴り」も創業の年に創刊されていますから、年刊だったら今年で42号のはずですが、今年の春に出たのは29号でした。ちかごろきっちりと年1冊のペース出ているので、なんとなく年刊だと思っていましたが、途中はけっこう不定期だったようです。
ところで、書影をクリックして拡大していただくと、地方小出版流通センターの川上社長の帯文が読めるはずです。「関西で唯一の文藝専門出版社」とありますが、ほんとに唯一と言い切れるのかどうかやや疑問です。たとえば、京都の青磁社とか大阪の澪標なども文芸書の出版社ではないでしょうか?どちらも地方小出版流通センターの扱いなので、川上氏がご存じないはずはないのですが。

「遅れ時計の詩人」のほか編集工房ノアの本の通販は、三月書房のサイトの「編集工房ノアの本の在庫」のページからどうぞ。今なら「海鳴り29号」残っています。

posted by 三月山 at 10:06| Comment(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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