2007年06月19日

「ブックストア談京都店」

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊041

d「ブックストア談京都店」2007/05/15

ブックストア談京都店」は1970年代の末ごろの開店だったような記憶があります。のちに大阪や東京にも出店しましたが、京都がグループの1号店でした。ポーラ化粧品のグループ会社のアイシンという会社の経営で、ビルも同社の所有でした。ワンフロア40坪程度ですが、開店当時は1階が雑誌と一般書、2階が人文書専門、そして地下と3階から上は別の業種でした。人文書を優遇したあたりはいかにも1970年代的ですが、これはまったくのハズレだったようで、しばらくするとコミック専門の売場になりました。この変更は大当たりだったようで、1980年代の京都では、ここと「駸々堂河原町店」がコミック売場としてはトップを争っていたように覚えています。その後、3階に「アニメイト京都店」が入居して、ますますコミック関連が充実しましたが、「アニメイト」が河原町に移転した後は、同様の売場をおそらく自前で続けています。
この店では1980年代から90年代にかけて、年に何度か古本セールをしていました。1階のど真ん中を丸ごと「石川古本店」に委託していたようでしたが、現在のブックオフ的な新古本がメインで、レジは新刊書と共通でした。ごく最近になって、多くの新刊書店が何らかの形で古本販売に手を出しつつありますが、20年以上も前にこんなことをしていたのは、まことに画期的なことだったと言えるでしょう。1980年代半ばに「ジュンク堂」が直近の並びに開店しましたが、「ジュンク堂」がコミックを扱っていないこともあって、うまく共存できているように見えます。
2002年に親会社の方針変更があり、「ブックストア談」は全店が文教堂に売却されましたが、京都店の雰囲気はほとんど変わらなかったようです。現在は1階が書籍と雑誌、2階と3階は「まんが館」、そして地下は「ビーズ・ホビー京都店」というのになってます。これはプラモ、フィギュア、ミニカー、エアガン、ラジコンなどの専門ですが、文教堂の直営チェーンのようです。この手の商品についてはまったく知識も興味もないので、よい品揃えなのか、いまいちなのかについては不明です。

posted by 三月山 at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 京都の書店のうわさ 別冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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