2015年12月08日

三月書房販売速報[122]発行のお知らせ


三月書房販売速報[122]
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2015/12/08[17-03-122]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 122号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] 栗田の破綻、日販の本業の赤字転落と一本正味について
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その84)
    ○「出版ニュース」掲載の「2014年度書店売上実績」ランキングの京都分
    ○「ガリア書房」が7月末に閉店していた
    ○恵文社一乗寺店元店長堀部氏の「誠光社」が11月25日に開業
[#04] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○「ケーイー(旧近代映画社)」が10月初めに倒産
[#05] etc.… 
     ○「dマガジン」について
    ○クロネコDM便とクリックポスト
    ○「毎日新聞」10月21日号、「本屋へ行こう!!」(洋泉社MOOK)ほか
[#06] 週刊読書人のアンケート「2015年の収穫」800字版
---◎受贈御礼◎勝手に宣伝---------------------------------------------
 出版人に聞く18 「弓立社という出版思想
      宮下和夫(聞き手・小田光雄)
       定価1600円+税 論創社
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栗田の破綻に続き、日販の本業の赤字転落が話題になっていて、版元が正味を下げる必要があるという方向に議論は進みつつあるようですが、その議論の前提となる正味体系について全体を把握しているのは取次だけであり、その詳細が公表されたことがありません。現在、ある程度の規模の書店は取次とは一本正味がふつうなので、出版社ごとの正味はまったくわかりませんし、興味すらないでしょう。一本正味をやめて出版社別の個別正味に戻せば、書店側も正味体系のいびつさに気がついて、取次との共闘も可能になるはずです。この問題について「出版ニュース」の2002/08/中旬号に小生が寄稿した記事があり、久しぶりに読み返したところ、われながら上出来で、いまだにほぼそのままで通用するであろうことに気づきました。こちらに貼ってありますので読んでみてください。
恵文社一乗寺店の元店長だった堀部氏が「誠光社」という書店を新規開業しました。この店のことは、いずれこのブログの「 <天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊」でとりあげる予定です。さしあたっては京都新聞のサイトに2015年11月15日付で「街の本屋直仕入れで復権を 京都・恵文社元店長が独立」という記事が無料公開されていますのでお読み下さい。「新たな店ではできる限り取次店を通さず、出版社からじかに本を仕入れることで双方の利幅を増やす。すでに筑摩書房や河出書房新社、晶文社などの協力を得た。」というあたりが、栗田倒産後の出版業界において、大きな関心を呼んでいることでしょう。

「三月書房販売速報」のバックナンバーはこちらでお読み下さい。最新号は発行の1月後にアップします。定期購読のお申し込みは、同じページからメールにてお申し込みください。

posted by 三月山 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 三月書房からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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