2015年07月21日

「三月書房販売速報[121]」発行のお知らせ


三月書房販売速報[121]
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2015/07/21[17-02-121]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 121号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] 短歌本の売上げ(TOP10) 2014/06〜2015/05
[#04] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その83)
    ○アスタルテ書房の閉店セール
    ○「丸善 京都本店」8月21日オープン
    ○京都市内の新刊書店の閉店ラッシュ
[#05] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○栗田出版販売の民事再生法について
    ○「パッチワーク通信社」「国土社」が破綻
    ○舎主が事故死した「冬弓舎」のこれから
[#06] etc.… 
     ○クロネコメール便は10月末までは暫定的に利用可能
    ○「京都『トカイナカ』暮らし」と「ハンケイ500m」25号
---◎受贈御礼◎勝手に宣伝---------------------------------------------
 出版人に聞く17 「『週刊読書人』と戦後知識人
      植田康夫(聞き手・小田光雄)
       定価1600円+税 論創社
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nakazawa-kei.jpguta0001.txt」中澤系 

短歌本の売上げ(TOP10) 2013/06〜2014/05
  01 19冊 「(歌集)流木」高野公彦 角川学芸出版 ※売切れ
 02 14冊 「(歌集)行け荒野へと」服部真里子 短歌研究社
 03 13冊 「(覆刻版歌集)踏繪」柳原白蓮 ながらみ書房
 04 10冊 「(歌集)きなげつの魚」渡辺松男 角川学芸出版
 04 10冊 「(歌集)uta0001.txt」中澤系 双風舎
 06  9冊 「(歌集)ひだりききの機械」吉岡太朗 短歌研究社 ※通算14冊
 (以下略)
現代短歌関係本の売上は徐々に落ちつつあるようです。角川短歌叢書はめったに重版しないので、「流木」他販売機会を喪失しがちなのが多くて困ります。もっとも売れるのはそう多くはなく、売れないのは自由価格本になっても売れませんが。
栗田と大阪屋の「二次卸スキーム」といかいうのは、あまりにも出版社の負担が大きく、しかも不可解なことが多いので、すんなりとはまとまらないでしょう。出版社で最大の債権者であるKADOKAWAは、上場会社なので株主代表訴訟のリスクを考慮する必要があり、非上場の大手のようには動けないと思われます。そして、この問題は今後の総合取次の破綻のモデルケースになりかねないため、あまり強引なことをしてしまうと、最悪の場合、業界全体の流通がフリーズしてしまう危険性すらあるでしょう。
この件については「E Book 2.0 Magazine」7月21日付の「栗田倒産が起動した「業界」解体のシナリオ」をぜひお読みください。

「三月書房販売速報」のバックナンバーはこちらでお読み下さい。最新号は発行の1月後にアップします。定期購読のお申し込みは、同じページからメールにてお申し込みください。

posted by 三月山 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 三月書房からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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