三月書房販売速報[117]
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2014/03/11[16-01-117] (c)SISIDO,Tatuo *転送歓迎*
e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 117号
※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] 消費税のいわゆる駆け込み需要は今のところぜんぜんないような
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] 日販への返品率 2004〜2013
[#04] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その79)
○みすず書房の書店別売上げランキングの京都分
○「ソトコト2月号」の“京都の本屋さん、ぶらり町さんぽ。”
[#05] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
○“出版社の社長の中にはカードローンなどで資金を調達している人たちも…”
○「長崎出版」が何かまずいことになっているような…
[#06] etc.…
○「AGORA」と「新文化」にけっこうな記事が載りました
○その「新文化」でうちの記事を書いてくれた元書店員氏が新規開業
---◎受贈御礼◎勝手に宣伝---------------------------------------------
出版人に聞く12 「『奇譚クラブ』から『裏窓』へ」
飯田豊一(聞き手・小田光雄)
定価1600円+税 論創社
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「吉本隆明全集(6) 1959-1961」晶文社
「吉本隆明全集」は今週末が第1回配本ですが、11日の朝日新聞によれば、初版三千部で重版も決定済みだそうです。総経費が約2億円とありますから、全38巻で割ると1巻当たり約530万円。平均本体6000円の60%が出版社の取り分とすると3600円ですから、およそ各巻1400冊売れれば経費が回収できるという計算になるような気がします。したがって平均2000冊近く売れれば予定通り完結するでしょうが、1000冊近くに落ちると隔月刊はむつかしくなるかも…。ただし、これは部外者が気楽に計算してみただけなので、あまりあてにはしないように。
「新文化」2014年1月30日号に“隙間狙いの店づくり”という三月書房の紹介記事を書いてくれた、元書店員の砂川氏が、去る2月22日に奈良県の大和郡山市で個人書店をオープンされました。新刊本のほか、リトルプレス、古本、雑貨を扱っておられるそうで、店名は「とほん」。詳しくは同店の公式ブログをどうぞ。
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