2007年03月22日

「The Life of Seinosuke/誠之助の生涯」

「誠之助の生涯」

「The Life of Seinosuke:Dr.Oishi and The High Treason Incident」
(誠之助の生涯:ドクトル大石と大逆事件)
 (c)2007 Joseph Cronin(ジョセフ・クローニン) 
 White Tiger Press(Kyoto,Japan) 
 A5版/128頁/1800円+税

この本はうちの店に時たま来られる著者から販売を委託されました。黒色戦線社の本などを置いているからということなのでしょう。全頁英語ですから、うちではそんなに売れるとは思えませんが、他に扱ってる書店も多くはなさそうなので、ネットでなら少しは売れるかもしれません。国内送料100円にて通販いたしますから、お入り用の方はメールにてお申し込みください。メールアドレス及び通販の詳細につきましては三月書房のサイトをご参照ください。

著者の話では、いろいろな伝記的新発見が多いらしいようなことでした。この会話はきわめて流ちょうな日本語でなされましたので、ほぼ確実です。以下は英語による序文を、かなり粗末な英語力で解読したものですから、あまりあてにはなりませんが…。ようするに、従来の大石誠之助の伝記では、処刑されるまでの、最後の6、7年ばかり詳しくて、それ以前の36年間のことはあまり知られていない。そのあたりを10年以上かけてかなり詳しく調べて、新しい資料を山ほど発見したというようなことらしいです。たしかに、オレゴン州立医科大学で学位を取り、帰国後もシンガポールやインドで2年暮らしたりという経歴ですから、日本の郷土史家やアナキスト系の人達の書いた伝記類では、海外のことについては手薄であろうことはありそうなことです。もちろん、国内のことでも新資料の発見等があるのでしょうが、全部を読み通していたら何日かかるかわからないので、そのあたりのことは、英語に強い人が「アナキズム」誌や「トスキナア」誌あたりで書評されるのを待ちたいと思います。
発行元のホワイト・タイガー・プレスというのは、著者の現住所と同じなので、たぶんいわゆる自費出版なのでしょう。著者についてネットで検索したところでは、「Wakayama Prefecture's English Newsletter」というサイトにて、大石誠之助について執筆されているのが見つかりました。それから、大阪音楽大学の英語教師として同名の人がおられますから、たぶん同一人物であろうと思われます。

posted by 三月山 at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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