<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊031
京都駅北口前の「近鉄百貨店京都店(プラッツ)」は2月末で閉店のため、現在は全館「閉店売りつくし」セール中です。2日に行ってみましたが、期待していた「ソフマップ」は昨年末で退去済み、「新星堂」や「無印良品」のセールも投げ売りというほどではなかったために何も買いませんでした。ついでながら投げ売りなら、「ソフマップ」の移転に伴って、玉突き的に閉店に追い込まれた「アヴァンティ」の2店のCD/DVDショップのほうが、よほどがんばっているようでした。とくに2階の店の中古全品5割引はお買い得でしょう。
「旭屋書店京都店」は、再販本が安売り不可のために完全に蚊帳の外ですが、とりあえず「ファンシー雑貨」のセールをやってるようでした。それでも通常よりは入館客が激増していますから、定価販売の本や雑誌もよく売れていることでしょう。しかし「丸善京都店」の閉店セールでは、岩波本などの返品不能品の安売りも少々ありましたから、最後にはそういうことも予定されているかもしれません。
この旭屋書店は近鉄京都店が10年ほど前に全面改装した時に入店し、昨年「ジュンク堂河原町店」がオープンするまでは、京都唯一の千坪級書店でした。売上は予定をかなり下回っているらしいとか、万引きがやたらに多いらしいとかのうわさを聞いてはいましたが、それでもさすがに専門書類はそれなりに売れていたようです。北口にはもう1店、京都タワーに「ふたば書房」がありますが、「旭屋」閉店後にどの程度お客が流れるかはかなり微妙でしょう。

