2012年04月22日

「BOOKOFF 河原町オーパ店」オープン

<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊059-2

BOOKOFF 河原町オーパ店」2012/04/22

4月19日オープンだった「BOOKOFF 河原町オーパ店」を22日に見学してきました。日曜の夜6時台にもかかわらず、エレベーターは途中の階にはまったく止まらず、8階に直行。9階の「タワーレコード」以外の階は、大部分が若い女性向けということになっているため、ぜんぜん知りませんが、ちゃんと商売になっているのでしょうか。
店内は例の「丸善」製なのかどうかは知りませんが、なかなか上等の書棚が並び、案内板のデザインや材質にもけっこうお金をかけているようで、たいへんけっこうな雰囲気です。並んでいる商品はあいかわらずで、めぼしいものは初日にプロが買っていったのかどうか、ほとんど見あたりませんでしたが、さすがに量はかなりありました。
この「ブックオフ」は200坪強で“京都府内最大級”と宣伝しています。現在、京都府内には16店あるようですが、行ったことのあるのは数店のみなので、どこか最大なのかは知りません。しかし、ワンフロアで200坪強というのはけっこう広くて、なかなか見応えがあります。千坪級の新刊書店でも多数階に別れていると、足を踏み入れる気にならない階が多くありますが、ワンフロアだと徘徊しているうちに興味のない分野のあたりに迷い込むこともあり、たまには意外な発見もあります。ほんとはここが「ブックオフ」なくてふつうの古書店だともっとうれしいのですが、こんなテナント料の高そうな場所に出店することは不可能でしょう。
オーパのある河原町四条交差点付近は、いまでもかどうかは知りませんが、京都市内ではもっとも地価の高い地点です。しかし、近年はまともな店がどんどん撤退してしまい、地方都市の駅前とほとんどかわらない街になりつつあります。阪急百貨店がマルイになったのも象徴的ですが、ブックオフの進出は、さらなる低落の兆しでしょう。このところ、このあたりを散歩するときは「タワーレコード」以外に立ち寄りたい店がほとんどなくなっていましたが、「ブックオフ」ができて少しは出掛ける機会も増えるでしょう。ただし、音盤業界の不況は書店業界以上に悲惨ですから、いつ「タワーレコード」が撤退しても不思議ではないような気もしています。

posted by 三月山 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 京都の書店のうわさ 別冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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