2006年10月27日

定額制、聴き放題の「napster」はかなりよさそう

napsterのフライヤーと電子マネー領収書

ナップスター」はたぶん日本初の音楽ファイルの定額制ダウンロードサービスです。先行する「i-pod」などが1曲毎の販売なのに対して、こちらは1ヶ月1280円からの定額制で、何万曲でも無制限にダウンロードできますが、支払いを止めると翌月からは再生できなくなるシステムです。しかし、CD1枚分程度の価格ですから、BGMとして聴き流しているだけでもすぐに元がとれますし、永久保存したくなれば別料金で買い取ることも可能です。こちらはアルバム1枚分1500円程度ですから現物とあまり変わりませんが、絶版ものやレアものの場合は悪い話ではありません。このシステムを知ったのは、タワーレコードが熱心に宣伝していて、行くたびにお試しパスワードやチラシをくれたからです。こういうダウンロード・サイトが定着すれば、リアルCDの売上げが落ちることは確実ですが、おそらくその趨勢はもはや避けがたいので、提携して生き延びる道を探るほうを選んだのでしょう。アメリカのタワーは倒産しましたが、日本のタワーはそれ以前に独立していて、現在はドコモの子会社ですから、この手のネット商売には親会社の意向も反映しているのかもしれません。
まだ今日から利用し始めたばかりなのでデータベースの全容は把握できていませんが、ダウンロードそのものは極めて快適で、アルバム1枚が5分から10分程度でこちらのハードディスクに保存できます。メールやブログや表計算などの作業をしながら、ダウンロードも再生も同時にできますから、パソコン仕事のジャマにはなりません。きょうはいずれは買うつもりだったけれども、予算の都合で後回しになっていたCDばかり10枚以上を保存できました。レンタルのCDやビデオの場合は、一通り借りてしまうと、以後はあまり手を出したいのがなくなってしまうのですが、こちらは分母が膨大な上にまだまだ増加しそうですから、当分はネタ切れにならないでしょう。
レンタルの場合のように、新譜は発売後一定期間はアップしないことになっているのかどうかはまだ不明ですが、どちらかといえば1年以内のものは少ないような感じです。10月25日に出たばかりの、大西ユカリの「『 県警対組織暴力』をもう一度」という曲を聴いてみたかったのですが、残念ながらまだアップされてませんでした。この曲は先日ラジオでチラと聴いただけなのですが「新世界の東映、…監督深作欣二、脚本笠原和夫」というディープな歌詞の変な歌でした。これはもちろん「『いちご白書』をもう一度」を下敷きにしているわけですが、先に説明を聴いてなければラブバラードとはぜんぜん気づかなかったでしょう。放送は途中でフェイドアウトしたので、全曲をちゃんと聴きたいのですが、この1曲だけのために3000円のCDを買う気もしないので、「ナップスター」に期待していたのです。まあ、待っていればいずれそのうちにアップされるでしょう。
大西ユカリはさておいて、この何十年間か、少ない月でも最低1万円はレコードやCDを買い続けてきましたが、ぼちぼちその必要もなくなって来たようです。ちかごろはDVDが安くなってきたので少しは買っているのですが、こちらは本を読みながらとか仕事しながらというわけにいかないので、未視聴盤がたまる一方です。アメリカでは音楽CDの現物とネットのダウンロード販売の比率が8対2くらいなのに対して、日本はまだ9対1くらいらしいですが、どちらの国も急速にネットが伸びているようです。おそらくネットの比率が50%に達する前に、地べたのCD店はばたばたとつぶれるでしょう。そして、CDレンタルの商売もぼちぼち終わりが近いのではないでしょうか。

◎参考図書「『仁義なき戦い』をつくった男たち―深作欣二と笠原和夫

posted by 三月山 at 23:03| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑、雑、雑、… | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめてのカキコです。

大西ユカリはちょうど1年ほど前に新宿のキャバレーライブを見に行き、楽しみました。
ゴーキャッツがいないのが、残念だったけど・・。

昔、御幸町二条上る(ちょうどお店の裏)に住んでたので、三月書房はよく立ち読みに行きました。 押し出しのある、先々代さんのころからでしょうか。 若林さんでは一般的な本を、三月さんではちょっとそれからはずれるのを見てました。

長じては、漫金超とか川崎ゆきおとかを買ってました。 最近は、3,4年に一度お邪魔する程度ですが、わたくしを作ってくれた本屋さんの1つであった、と思っています。
(先代、お元気かしら?)
Posted by tapara at 2006年11月03日 01:06
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