<天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊027
この店は河原町通の三条から南へ4筋目を、東へ5メートルほど入った場所にあります。河原町に直接面してはいませんが準路面店と言えるでしょう。官報のほか、白書などの政府刊行物と、第一法規やぎょうせいなどの専門書を扱ってます。用のない者にはまったく面白味のない書店ですが、超大型店でも売っていない本も多いので、知っておくと便利でしょう。小売りと同時に取次もしていますから、仕入れに行ったこともありますが、飲み屋横丁のような細道でクルマはもちろんバイクや自転車でも行きにくいので、荷物が多いときはちょっと面倒です。
それにしても、ひと昔前のように、河原町界隈に20店以上の書店があり、それぞれ専門や得意分野があったころは、この店がこの場所にあることによって、書店街としての集積度が一段と高まっていたことはたしかなのですが、ここまで回りの書店が減少してしまっては、かなり場違いなところへ取り残されてしまったような雰囲気です。府庁か市役所か法務局か裁判所のそば、あるいは烏丸三条あたりで、駐車場付きの店舗を探された方が、売るほうも買うほうも便利なのではないでしょうか?ただ、この店と道を挟んだ南隣のBALビルには「ジュンク堂河原町店」が入居していますから、この2店のみでも補完関係が少しは発生しているかもしれません。
なお、ここのサイトによると正式名称は「政府刊行物サービスステーション 京都府官報販売所」で、商号は「有限会社 京都官書普及会」となってます。東京に本社があっての京都支店ということではないようですが、全国組織がどうなっているのかは知りません。

