2006年10月18日

「天野忠随筆選」本日入荷!

「天野忠随筆選」

 「天野忠随筆選」山田稔 選 定価2200円+税 編集工房ノア

大昔の“いしかわじゅん/吾妻ひでお”式分類法にならえば、天野忠はマイナー詩人のなかではトップクラスのメジャー詩人でしょう。この人の著書は、地元ということもあって、うちの店では1960年代から地味に売れ続けていましたが、山田稔さんが天野忠について書かれた「北園町九十三番地」が6年前に出て、それが爆発的に売れて以来(※刊行年のみで50冊以上、現在までに100冊以上も売れた)、うちの店では詩人としては2番目によく売れる著者という状態が続いています(※1番目は吉本隆明)。

「選者のことば」によりますと、天野忠の随筆集は生前に4冊、死後に2冊出ているそうですが、今回の「随筆選」には生前刊行の4冊、「余韻の中」、「そよかぜの中」、「木漏れ日拾い」、「春の帽子」から選ばれたとのことです。このうち「余韻の中」のみは長らく絶版のため、とくに多くを採られたそうですが、どうせならばまずこの本を丸ごと復刊していただいたほうがありがたかったような気がします。もちろん精選された選集もあってよいのですが、これを読んだ人の多くは、元本を揃えてすべてを読みたくなるのがふつうでしょうから。
なお三月書房では天野忠の現在入手可能な本すべてを販売中です。詳しくはこちらをごらんください

posted by 三月山 at 10:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック