2011年11月03日

山田稔「日本の小説を読む」入荷しました

「他店ではあまり見かけない本」入荷案内

山田稔「日本の小説を読む」 
山田稔「日本の小説を読む」四六判・並製 222頁 定価2200円+税
 (2011年11月11日 初版第1刷発行※奥附記載)発行・編集工房<SURE>

10月末の刊行だったそうですが、当店には昨日夕方に届きました。発行所に直接予約された読者にはぼちぼち届いているころでしょう。当店にご予約いただいた分は昨日中にほぼ発送できました。
 *目次
   1 「日本の小説を読む会」盛衰史
   2 小説をこんなふうに読んだ−討論の記録
   3 後のはなし−会報の「合本」が出来るまで
   あとがき
   読んだ作品一覧
ページ配分は「盛衰史」が70頁強、「記録」が100頁強、「後の」が10頁、「一覧」が14頁となっています。「盛衰史」によれば会の始まりは1954年ごろで、最終400回が1996年。月1回、居酒屋での二次会も含めると8時間以上もかかる会だったそうです。最盛期は1970年代の200回目ごろまでだったようですが、衰退した外因は、日本の「純文学」の不振・退潮とのことです。新作が不振・退潮であったとしても、過去の名作ならよいかと言えば、こちらは絶版で手軽に購入できないことが多くなったとのこと。これは新本業界関係者としても、まことに納得のできる理由です。「記録」は深沢七郎の「風流夢譚」、高見順の「いやな感じ」など16本。「合本」は上下巻で1200頁、部数200組、頒価5000円。2010年の古書価は数万円だったそうですが、この本が出たので高騰するのではないでしょうか。
編集工房〈SURE〉の本は京都市内の数店と発行所のサイトでも販売していますから[レア度★★☆]

三月書房では、送料100円にて通販いたします。7月15日の当ブログにてお知らせしました「海鳴り23」の同送をご希望されます場合は、その件をお書き添えください(※無くなり次第終了)。ご注文は「山田稔の本」のページまたは「編集工房<SURE>の本」のページからメールでどうぞ。

posted by 三月山 at 11:11| Comment(1) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 旧「日本小説を読む会」の会員です。
 一冊は著者から頂いた。五冊を買ったが、例の分厚い上下合本『日本小説を読む』(1996.8)を補うべきものとして勤務先の図書館へ一冊寄贈する予定。
 「読む会」の後継である「楽しむ会」で、山田稔「教授の部屋」
(『教授の部屋』所収、昭和47年、河出書房新社)が今月12日に扱われたばかり。
Posted by 青木 謙三 at 2011年11月20日 11:26
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