2011年08月23日

「塔2011/08 河野裕子追悼号」ほか

「他店ではあまり見かけない本」入荷案内

「塔2011/08」 「塔2011/08」頒価2000円 塔短歌会

昨年亡くなった河野裕子さん関係の出版物は大量にでていますが、この雑誌は故人のホームグラウンドであった「塔短歌会(主宰:永田和宏)」が1年かけて編集された、決定版ともいうべき追悼号です。総頁数466頁、特集部分287頁、残りは通常の8月号です。部外者としては追悼号は臨時増刊にして通常号とは別立てにしていただいたほうがありがたかったような気がしないでもありませんが、会には会のご都合がおありなのでしょう。追悼部分の主な内容は結社内外の歌人、知人、友人、家族等の追悼文、エッセイ、座談会、歌論等がメインで、アルバム、著作目録、そのた資料も満載です。塔短歌会のサイトによると、地べたの書店で販売しているのは、名古屋のちくさ正文館とジュンク堂池袋店と三月書房の3店のみなので[レア度★★★]。

この雑誌の通販は三月書房のサイトの「現代短歌の本」の頁からどうぞ。

「飢餓陣営36」 「飢餓陣営36」定価1000円+税 飢餓陣営発行所

佐藤幹夫氏編集の「飢餓陣営」最新号は“特集:吉本隆明と東北を想う”です。吉本氏のインタビュー記事は大震災と東北の風土についてのもので23頁分となかなか読み応えがあります。その他では、5月に出版された「編集者=小川哲生の本 わたしはこんな本を作ってきた」が好評の、小川氏への聞き書きの第1回「小さな会社だからこそ、著者一番の仕事をもらいなさい」がなかなか面白く、今後が期待できます。その他の内容は発行所のサイトにてお確かめください。発行所のサイトによれば、この雑誌を扱っている書店は三月書房以外に新宿・模索舎など10店ほどあるようなので[レア度★★]。

この雑誌の通販は三月書房のサイトの「吉本隆明の本」の頁または「他店ではあまり見かけない本」の頁からどうぞ。

「路上120号」 「路上120号」定価1000円+税 路上発行所

佐藤通雅氏が「試行」「無名鬼」「あんかるわ」等の影響を受けて1966年に創刊された個人誌「路上」の第1期終刊号です。通常記事のほかに、全号の総目次と執筆者名簿が掲載されています。それにしても45年間続いたこと、そして年に2.6冊の割合でコンスタントに刊行されたことは、有料販売の個人誌としてはあまり例がないのではと思います。第2期以降も発行されるようですが、こちらは直接の予約購読のみとなるそうですが、その件につきましては発行所のサイトでご確認ください。発行所のサイトによれば、この雑誌を扱っている書店は三月書房以外にはないような感じなので[レア度★★★★]。

この雑誌の通販も三月書房のサイトの「吉本隆明の本」の頁または「他店ではあまり見かけない本」の頁からどうぞ。

posted by 三月山 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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