2010年02月10日

「河原町ビブレ」も7月に閉店

「河原町ビブレ」2010/02/09

「河原町阪急」に続いて「河原町ビブレ」も7月に閉店することになりました。「河原町ビブレ」は河原町通ではなく、蛸薬師通りを西に一筋入った裏寺町通の角あたりにあります。元はおそらく寺だったはずですが、一帯はいまだに闇市時代の名残があり、蛸薬師通に面した部分は小店に占領されていて、かろうじて正面入口の幅しか確保できていません。
京都新聞の記事によれば、1970年に「ニチイ(後のマイカル)」として開業し、1983年に「ビブレ」になったそうです。ここが一番繁盛していたのは、80年代の半ばに「タワー・レコード」が四条烏丸下ルから移転してきてからの10年間程度でしょう。「タワーレコード」は6階のフロアをすべて占めた、京都初の大型CD店で洋書・洋雑誌を含む音楽関係の書籍・雑誌もなかなか充実していました。その「タワー」は2000年に新築された「河原町オーパ」に移転し、2002年にはマイカルの経営が破綻して、このビブレは急速に寂れました。その後イオン傘下で建て直しをはかり、1階から5階には京都初の「LOFT」、6階の大部分に「HMV」が入居して、かなりよい雰囲気になってましたが、近年の不景気と周辺の地盤沈下による売上げ低下には耐えられなかったようです。跡地の利用については、建物自体が老朽化しているため未定だそうです。「LOFT」は市内のどこかに移転するそうですが、おそらく「HMV」はそのまま撤退でしょう。この「HMV」は、開業当初は音楽以外のファッション関係などの書籍や雑誌も並べていましたが、次第に縮小して、現在はごくごくわずかな音楽雑誌があるだけです。
四条河原町周辺に残った大型商業施設としては、「高島屋」と「大丸」はいまだに増床改装を続けているので、まだ頑張るつもりのようですが、「藤井大丸」や「ビブレ」や「オーパ」あたりは、いつ閉店となっても不思議ではないでしょう。

posted by 三月山 at 00:02| Comment(1) | TrackBack(0) | 京都の書店のうわさ 番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
京都河原町の分譲マンションの地階、1階に、寺院、お寺の納骨堂を作ってください。
Posted by 京都河原町ビブレの跡地に、 at 2013年02月06日 19:05
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック