2009年12月01日

阪急古書のまち「紀伊國屋書店 アウトレットブック」

「紀伊國屋書店 アウトレットブック」2009/12/01

紀伊國屋書店のバーゲンブック専門店(「アウトレットブック by Kinokuniya」) が、梅田にオープンしたと聞いたので見学してきましたが、がっかりするほどつまらない店でした。“阪急古書のまち”という立地からすると、少しはまともな本が揃っているのではと期待していたのですが、大部分は実用書やムック類で、それも平積みや表紙展示が多く、スーパーなどでのセールとたいしてかわらないような品揃えでした。うちの店は東京の特価本問屋から、目録を見て仕入れているのですが、現物を見ないとわからない本も多いので、参考になればと出かけたのに何の役にもたちませんでした。「梅田経済新聞」によれば、「約1万点を販売」とのことですが、10坪程度の小店にゆったりとした展示ですから、せいぜい数千点でしょう。
“阪急古書のまち”は14区画あるようですが、古本業界も不景気なよう で、ふつうの古書店は半分くらいに減っています。あの「ブンブン堂のグレちゃん」の「加藤京文堂」も、「京文堂」という美術系の店になってました。「daily-sumus」によると「ご子息が」営業されているとのことなので、「ブンブン堂」のストーブで干しイモを焼いていたブン蔵氏(当時高校生)のお店なのでしょう。ほかにも美術系の店が数店あるほか、紀伊國屋書店の新刊屋で「バンド・スコア・ハウス」というのもあります。ここは以前はやはり紀伊國屋の新刊コミック専門店で、そのさらに前は切手古銭の専門店だったような記憶があります。まあようするにいろいろ試行されているのでしょうから、今度のバーゲンブック店も長くはないかもしれません。
それにしても、参考のために開いてみた“阪急古書のまち”のホームページのお粗末さには驚きました。デザインや内容が貧弱なのはともかくとして、一番肝心の参加店の名簿の更新すらほったらかしです。

posted by 三月山 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 京都の書店のうわさ 番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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