2009年09月12日

「新星堂」がゼスト御池に出戻り

「新星堂 ゼスト御池店」2009/09/12

2003年に「ゼスト御池」から逃散した「新星堂」が出戻って来て、2009年9月4日に再開店しました。同社のサイトには「新店オープン」としか書いてありませんから、むかしのことには触れたくないのかもしれませんが、「ゼスト御池」は2003年以降もどうしようもなくだめなままなのに、なぜまた戻ってくる気になったのでしょう。2003年当時は京都にはもう1店、プラッツ近鉄店があったのですが、そこも2007年に閉店したので、やはり京都に1店舗はあったほうがよいということなのでしょうか?
今度の店は以前の半分程度でおよそ50平米位でしょう。CDとDVDを販売しているわけですが、見たところほぼ全部がごく最近の国内盤ばかりで、ちっとも面白味のない店です。ごく近場にあるタワーレコードやHMVやJEUGIAはいうまでもなく、紀伊国屋書店の「Forest」にすら質量ともに数段劣っているとしか見えませんが、いったい何が売りなのでしょう。どこかの私鉄の準急停車駅の駅ビルあたりなら、こんな品揃えで十分かもしれませんが、競合店がいっぱいある京都のど真ん中の店としては、繁盛しそうな雰囲気がまったく感じられません。
ゼスト御池は1997年のオープンですが、計画当時の売上げ目標が90億円位、開業当時の希望的予測が65億円位、実際にはその半分も行かず、2008年3月期の決算をみるとわずか12億円強となっています。大小とりまぜて50店以上あってこれですから、単純平均すると1店当たり2千万円強ということは、年に1千万円以下の小店も少なくないはずです。当然のことながら次々に空き店舗が発生していますが、いまのところ代替店がどこからかあらわれるので、シャッター街にはなっていません。しかし、有名店や話題店など集客力のある店はほとんどありません。それでもゼスト自体は黒字ということになってますが、これは京都市があらゆる手を尽くして、莫大な補助をしているからといわれています。しかし京都市の財政もかなりひどいことになっていますから、そう遠くないうちに行き詰まることでしょう。

posted by 三月山 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 京都の書店のうわさ 番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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