2009年07月16日

「京都繁華街の映画看板“タケマツ画房の仕事”」

「他店ではあまり見かけない本」入荷案内

「京都繁華街の映画看板“タケマツ画房の仕事”」

京都繁華街の映画看板“タケマツ画房の仕事”」
   竹田耕作・竹田啓作/編著 定価1500円+税 キャッスル・カンパニー

この本はほぼいわゆる“自費出版”ですが、内容も造本もたいへん上出来です。“タケマツ画房”は一昨年に解散するまでのおよそ70年間、京都市内の繁華街の映画館の看板(と南座のまねきも)を制作していた会社ですが、残念ながら2年前に解散されました。解散されたのは、市内の映画館がほぼ壊滅していまったことが最大の理由のようです。以前の映画の看板は手描きで、しかもそれぞれの映画館の外観に合わせて制作されたため、ほとんど使い回しのきかないものでした。現在主流となったシネコンはポスターしか使わないため、手描き看板の需要が激減したわけです。この本にはこの画房が制作された映画看板の写真が大量に載っていますが、看板ばかりでなく今は亡き映画館そのものの風景がわかる写真も多いので、この町で映画を見たことのある人にはたいへんに懐かしいでしょう。
参考までに目次を載せておきます。
 ●彩られた劇場  
 ●昔のポスター、〈手描きの時代〉 
 ●竹田耕清とタケマツ画房 
 ●まねき〈匠の書〉 
 ●タケマツ画房の思い出 
 ●昭和の映画看板写真館
 ●新京極周辺映画館地図
 ●図解「看板の出来るまで」
 ●看板のある街角
 ●竹田耕清インタビュー〈映画の思い出〉
この本は今のところ一般流通はしていなくて、販売しているのはごく一部の地元書店のほかは、発行所の直販サイトアマゾンのみです。[レア度★★]。当店でも通販しておりますのでどうぞ。
○参考記事。京都新聞7月3日夕刊「映画看板請け負い続けて70年 元社長、仕事ぶり集めた本出版

posted by 三月山 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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