日販からの送品は5月15日で終了しました。毎朝の着荷を開梱するのはけっこう楽しい仕事だったので、それが無くなったのは少しものたりない気がしています。とはいえ、近年は朝の6時台に届くことが多かったので、雨の日や返品のある日は早起きするのがたいへんでしたから、のんびり寝ていられるのはうれしい。
送品が無くなったので、新刊ばかりでなく、補充注文もできなくなり、棚がどんどん空きだして、最上段はほぼすべて空になりました。開業以来70年そのままらしき棚の背板が汚くてみっともないけれど、いまさら気にすることもないでしょう。
直取引の版元からの仕入れはまだ可能なので、SURE、ノア、黒色戦線、猫々堂、バーゲンブック(八木書店)、短歌本などは補充もしていますが、それが無ければもっと棚がスカスカになっていたはずです。
最終営業日については、31日の日曜だろうと考えるられる方が多そうなので、それを外すために6月初めの数日は営業する予定です。日販への最終返品日は未確定ですが、たぶん6月10日から15日のあたりになりそうです。返品の箱詰めは、のんびりやると一週間ほどかかりそうなので、6月に入ればそう長くは開けていられないはずです。というわけで、お早目のご来店をお待ちしています。
2020年05月25日
最終営業日について
2020年05月01日
閉店までおよそ残り一月ほどになりました
二年ほど間からぼちぼちと閉店準備をすすめていましたが、最期になってこんなウイルス禍に巻き泊まれるとは予想もしていませんでした。2月に新聞報道があってからは大繁盛していたのですが、4月に入ってからは来店者が激減しています。久しぶりに来てくださった方の多くが、
閉店までにもう一度来たいとおっしゃってましたが、京阪、阪急、JRの沿線の方が多いので、しばらくは無理でしょう。閉店時期を延期することも可能ですが、終息する見込みが当分なさそうなので、予定通り閉店することになりそうです。いまのところ5月下旬、あるいは6月上旬の“ある日”が、結果としての最終日になるでしょう。
上の写真は下御霊社の夏祭りの献灯提灯ですが、今年は祭礼行列も神輿巡行も露店もなしになってしまいました。うちの店はこの夏に閉店し、年末には廃業しますので、この献灯も今年が最後です。