編集工房ノアが年に1回発行しているPR誌「海鳴り」の32号が早くも届きました。山田稔氏の「ヌーボーの会のこと」は2段組み15頁分。1960年代の京大仏文科若手有志による読書会の記録で、生田耕作、杉本秀太郎、高橋たか子、西川長夫ほかの方々が登場。荒井とみよの「多田先生の本棚」は多田道太郎氏の思い出。中尾務の「おせわになりました」は富士正晴記念館館長時代の記録。本筋とは関係ありませんが、茨木市の教育委員会は、気にくわん教師を懲罰人事で養護学校に送り込んでいたとのこと。今でもそんなことをしているのでしょうか?涸沢純平氏の「しずかな夫婦」は、昨年末に百歳で亡くなられた天野忠夫人について。その他の内容は、上の表紙画像をクリックして拡大していただけば読めるはずです。
「海鳴り 32」は、例年通り地べたの店またはネットにて、ノアの本及び関係ありそうな本を買っていただいた方に、「おまけ」として進呈しています。まことに申し訳ございませんが「非売品」につき、この冊子のみの通販はいたしかねますのでご了承ください。たくさんいただいていますから、少なくとも「山田稔自選集」の三冊目が出るまでは残っているはずです。
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