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山田稔「門司の幼少時代」
判型:122×188mm/角背糸かがり上製本
表紙・背貼り合せ ホローバック仕上げ
本文128 ページ
付録栞「少年の港」12ページ
定価2200円+税(税込2420円) 発行・ぽかん編集室
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ぽかん編集室のはじめてのハードカバー単行本は、角背糸かがり上製本・表紙・背貼り合せ・ホローバック仕上げ・表紙の枠空押しという、たいへん上等な装幀です。上の写真は発行者のツイートからコピペしたものでやや不鮮明ですが、雰囲気はわかるでしょう。おそらくこの造本のために定価が数百円高くついたかと思われますが、充分その値打ちはあると思えます。発行部数は知りませんが、さほど多くないはずですし、造本がこんなに凝っていますから、増刷はなかなかたいへんであろうかと思われます。なお、初回入荷分にのみおまけのポストカードが1枚附いています。山田氏の文章はなく、小さなイラストがあるだけで、とくにどーとゆーよーなものではないよーに思いますが、おまけの好きな方はお早めにどうぞ。送料180円。
内容は「ぽかん」の6〜8号に連載された分に新稿を追加されたもので、8割位が書き下ろしだそうです。付録の栞には「海鳴り17(2005年5月)」掲載の「少年の港」が一部改稿して収録されています。
この本の通販は三月書房のサイトの「他店ではあまり見かけない本」のページからメールでどうぞ。「ぽかん」2号〜8号も販売しています。
2019年10月29日
山田稔「門司の幼少時代」。本日入荷。
2019年10月08日
三月書房販売速報[131]発行のお知らせ
三月書房販売速報[131]
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2019/10/08[21-02-131] (c)SISIDO,Tatuo *転送歓迎*
e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 131号
※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] すこーし在庫が減りつつあるかな…
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] <山田稔>本の売上
[#04] 短歌本の売上げ(TOP8) 2018/06〜2019/05
1位 22冊 「(歌集)六六魚」小島ゆかり 本阿弥書店
2位 12冊 「(歌集)ランプの精」栗木京子 現代短歌社
3位 9冊 「(歌集)海蛇と珊瑚」薮内亮輔 角川書店
[#05] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その93)
○「開風社 待賢ブックセンター」が3月29日に開店
○「恵文社バンビオ店」が2月11日に閉店”
○「喜久屋書店漫画館京都店」も2月11日に閉店
○「文教堂JQストア京都店」は5月26日に閉店
○「大垣書店北大路店が10月12日に閉店
[#06] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社
○白地社、創言社、青蛙房、ほか
[#05] etc.…
○新聞社が軽減税率に固執したのは架空売上に対する消費税負担が…
○新刊見本と献本には「見本」の赤スタンプを押印したらよいのでは
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うちの店では、いわゆる文芸書はたいして売れませんが、ここ20年近く例外的に売れ続けているのが、編集工房ノアが刊行している山田稔氏の本です。うちの場合、文芸書は以前なら5冊、いまなら3冊も売れれば上等ですが、ノアの山田本の売れ行きは桁が違います。例えば2015年7月刊の「天野さんの傘」(2000円+税)は117冊、2018年6月刊の「こないだ」(2000円+税)は74冊も売れています。
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