『遅れ時計の詩人』出版記念 ぽかん別冊『淀川左岸』
A5版28ページ 価500円(税込) 発行・ぽかん編集室
*目次
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ノアの時計 山田稔
編集工房ノアのこと 佐久間文子
話すこと、話さないこと 樋口 塊
働く人の詩 真治彩
涸沢さんのグリンプス 扉野良人
ノアの本 畠中理恵子
同じ建物 伊東 琴子
背なかまるめて ひとり死んでゆくのだし 服部 滋
私なりのノア 能邨陽子
関西の人々のつながりが本を生みだす 編集工房ノア探訪記 坪内祐三
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先月上旬に出た編集工房ノアの涸沢純平社主の著書『遅れ時計の詩人』は、こちらの予想を大幅に上回る売れ行きで、すでに30冊近く売れています。もちろん山田稔氏の新刊のほどではありませんが、ちかごろ文芸書で2桁売れる本はほとんどないのでうちの店としてはけっこうな出足です。このぽかん別冊には、山田稔氏ほかの書下ろしに加えて、「本とコンピュータ」2002年秋号に載った坪内祐三氏の探訪記が再録されています。この記事は「本とコンピュータ」で読んだはずなのに完全に忘れていましたがとても面白いので、2017年の探訪記をどこかに発表してくれるとよいと思います。
この本の通販は三月書房のサイトの“他店ではあまりみかけない本”の頁からどうぞ。「ぽかん」のバックナンバーは1号以外のすべてと、別冊「昨日の眺め」 、「感想文集(天野さんの傘)」も残っています。