2017年08月17日

「脈94号 特集・沖縄の詩人・思想家 川満信一」

myaku94.jpeg

「脈 94号 特集・沖縄の詩人・思想家 川満信一」比嘉加津夫・編集
 A5判/238頁 定価1300円+税 脈発行所

*目次
 特集 沖縄の詩人・思想家 川満信一
   仁衡琢磨  島尾、川満、奄美に逢う
     ――島尾敏雄生誕100年記念祭参加記
   黒島敏雄  時代の同伴者―古代的な陰影と全人的対応
   仲里 効  1968年沖縄・夏の分れ歌
     ――川満信一と伊礼孝の分水界を巡って
   坂口 博  川満信一の詩――「飛翔」と「風葬」をめぐって
   新城兵一  川満信一論序説―〈時後〉思想としての〈反復帰論〉
   かわかみまさと 母語なき時代の超「骨」の思想家
     ――ヤポネシア論を越えて
   松原敏夫  詩は手套のような―川満信一の詩と思想
   仲程昌徳  「母」なるもの――川満信一の詩
   後多田敦  川満信一をめぐる断想「しまのねあがり」としての川満信一
   伊良波盛男 さとりと無碍の人
   仲宗根将二 川満信一大兄とふるさと宮古
   粟国恭子  呟く川満信一さんへ届ける断章―見えない縁を巡って
   比嘉加津夫 川満信一と島尾敏雄
   川満信一年譜
 俳句 仲本彩泉  記憶は影絵
 詩  仲本 瑩  フロリダの男(他三篇)
    東木武市  若い頃のメモ帳より
 小説 伊良波盛男 ニルヤカナヤ王国
    仲本 瑩  バラードの斧ひかりの檻(全100)(37〜39)
 論考 村上一郎  村上一郎未発表日記と『試行』6(佐伯修 編・註)
           1962(昭和37)年の日記(5)
    松岡祥男  『吉本隆明全集』第37巻に触れて
             吉本隆明さんのこと(13)
    深谷 考  野呂邦暢、風土へのヴィジョン(6)
    金田久璋  「眼の華」とはなにか―島尾敏雄「眼華」補論
    青柳瑞穂  篭川京の「怠けのすすめ」怠けて生きたい私たち(11)
    比嘉加津夫 甲状断録
    安里昌夫  日々の断章(8)
    編集後記
 表紙写真 川満信一氏提供(本文写真含む)
 題字= 比嘉良治 本文カット= ヒガカツオ

正直なところ、川満信一という著者の本を販売したことは皆無ではないはずですが、読んだことはなくてこの号を読むまで、何の知識もありませんでした。現在新本で入手可能らしいき本は共著も含めて3冊で、詩集はすべて品切れまたは私家版のようです。1978年泰流社刊「沖縄・根からの問い―共生への渇望」、1987年海風社刊「沖縄・自立と共生の思想」あたりが代表作のようですが、どちらも古書価はわりと高いようです。、
次号の特集は「火野葦平と沖縄(仮題)」で11月20日刊行予定。
脈発行所の本の通販は三月書房のサイトの「脈発行所の本」のページからメールでどうぞ。「脈」と「myaku」のバックナンバーも少しあります。

posted by 三月山 at 08:33| Comment(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月14日

「飢餓陣営45」「アルテリ04」「鶴見俊輔三の仕事(4)」ほか

149922733019454086179_IMG_1405_20170705130211.JPG 
「飢餓陣営 45号(2017夏)」佐藤幹夫・個人編集 定価1000円+税 
<島成郎 総集号 「一身にして二生を経るがごとし」> 飢餓陣営発行所

季刊誌のはずだったけれど、ちかごろは年に2冊出ればよいほうな「飢餓陣営」の最新号は島成郎の総特集です。主な内容は、島成郎新資料―単行本未収録エッセイ、六〇年安保闘争とブント67・1958〜1960、地域精神医療・1971〜1984 沖縄「玉木・久米島」時代。
「飢餓陣営」の通販は三月書房のサイトの“飢餓陣営発行所の本”の頁からメールでどうぞ。バックナンバーも20点ほど残っています。

6e38ce96556c75e1b228d50f0333abf7-213x300.jpg 「アルテリ4号」1000円+税

「アルテリ4号」が入荷しました。3号は分厚くて1200円でしたが、4号はやや薄くなって1000円に戻りました。この程度の分厚さと定価が手頃なような気がします。(※註。上の画像は表紙ではなく、発行所のサイトからコピペしたチラシです。)主な内容は、姜信子「狂っちまえよと、影が言う」、石牟礼道子「詩(五篇)」、町田康「石牟礼さん訪問記」、伊藤比呂美「1通の手紙」、渡辺京二「 『現車』はどこがすごいか」。この『現車』とは福島次郎の小説で、「前編」は56年ぶりの復刊、後編は雑誌連載の初単行本化。すごい小説だそうですが、恥ずかしながら見落としていて仕入れませんでした。あわてて発注しましたが、入荷は盆明けになるでしょう。『現車 前篇』2400円+税、『現車 後篇』2600円+税。論創社刊。
春に重版された創刊号はまた完売ですが、2号と3号の在庫は少し残っています。
アルテリの通販は三月書房のサイト“他店ではあまり見かけない本”のページからどうぞ。

chousenjin.png

「鶴見俊輔三の仕事(4) 雑誌『朝鮮人』とその周辺」1500円+税

この号のゲストは姜在彦、小野誠之、関谷滋。
鶴見俊輔三の仕事は全5冊の予定で「(1)ハンセン病に向きあって」、「(2)兵士の人権を守る活動」、「(3) 編集とはどういう行為か?」とこの(4)が既刊です。
この本の通販は三月書房のサイトの“編集グループ〈SURE〉の本”のページからメールでどうぞ。

posted by 三月山 at 11:48| Comment(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月10日

グレゴリ青山「グレさんぽ」

61jhU+o2QxL.jpg
グレゴリ青山「グレさんぽ 琵琶湖とかインドとか」定価1111円+税 小学館

先月発売の「深ぼり京都さんぽ」に続いて、今月もグレゴリさんの新刊が出ました。この2カ月だけを見れば、まるで東村アキコせんせみたいなペースです。残念ながらまた来月からは吉田秋生センセとか川原泉センセみたいなペースに戻ると思われますが…。

先月の「深ぼり京都さんぽ」は、ネットで無料公開されていましたが、「月刊フラワーズ」とは縁がないので、この本のは読んだことがないのばかりばかりです。じつのところ、うちの店に入荷する漫画雑誌は「アックス」のみなので、「月刊フラワーズ」に限らずほぼすべての雑誌連載漫画は、単行本になるまで読む機会がありませんが…。まだちらとしか読んでいませんが、どれも面白そうです。とくにおまけについている「小ネタ劇場」がいちばん好みなのですが、「小ネタ」ばかりのを年に1冊位のペースで出してもらえないでしょうか。
※三月書房のサイトの「グレゴリ青山の本」のページもごらんください。

posted by 三月山 at 12:07| Comment(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月01日

お盆休みのお知らせ

2017.08.1.JPG

地べたの店は8月14日(月)〜16日(水)休みます

今年も火曜定休の前後3日間を盆休みとします。出版業界の物流停止は11日〜15日なので、うちの店も16日は休まない方がよいような気がしないでもありませんが、とくにどうということもないでしょう。
“下鴨納涼古本まつり”が11日から16日までやってるので、14日か15日にはバスで行って、ビールを飲みながらのんびり買い物をしたいと、今から楽しみにしています。京都の三大古本まつりの中では、夏のが一番出店数が多く値段も安いし、会場でビールも売ってるのでいちばん気に入っています。ただし、ものすごく暑い上に、強烈な夕立があったりするので、結局行きそびれてしまう年も何度かありました。最終16日のたたき売りもなかなかですが、大文字の送り火の日で町中に観光客が多く、あまりバスに乗りたくありません。

posted by 三月山 at 11:34| Comment(0) | 三月書房からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする