2017年02月22日

「アルテリ3号」「もうろく帖 後編」「美しい街」ほか

ae177a06dfcab2db6f5c5d5662a3aa6f-212x300.jpg 「アルテリ3号」1200円+税

「アルテリ3号」が入荷しました。号を重ねるごとに頁数が増え、定価も上がりました。いちおう順調に発展しつつあると言ってよいのでしょう。ただしこれ以上分厚くなって高くなると売れ行きが落ちそうな気がしないでもありません。売り切れていた創刊号も重版分が入荷しました。

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「もうろく帖 後編」鶴見俊輔 2700円+税
「鶴見俊輔さんの仕事(2) 兵士の人権を守る活動」1500円+税
編集グループ〈SURE〉の新刊が2冊入荷しています。「もうろく帖」は先に「1」が出ていたので、今度は当然「2」だと思ってましたが、なぜか「後編」となってます。「前編」なしの「後編」だと、近い将来、幻の「前編」を求める人が無駄な努力をすることになることでしょう。なお、遺されたノートは22帖あり、1冊目は「1」にて丸ごと翻刻、「後編」は残りの21冊から選ばれたものだそうです。表紙をスキャンしようと思いましたが、うちの安物の機械では真っ黒にしか見えないのでやめました。
「鶴見俊輔さんの仕事」は(1)の「ハンセン病に向きあって」が既刊で、(3)以降は続刊の予定です。

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「美しい街」尾形亀之助・詩/松本俊介・画 定価1600円+税

夏葉社のサイトからコピペした宣伝文の一部によれば「『美しい街』では尾形亀之助の初期から晩年まで 全作品のなかから55の詩を選んでいます。作品の合間々々には、同じ時代に活躍した夭折の画家、松本竣介のデッサンが入ります。」とのことです。どなたが選したかは記されていませんが、おそらく発行者自身の編なのでしょう。松本俊介の絵もよいし、装幀造本もよく、定価もさほど高くないので、長く売れそうな感じです。

アルテリ、SURE、夏葉社の本の通販は三月書房の歳との“他店ではあまり見かけない本”のページからどうぞ。

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2017年02月19日

「脈 92号 特集・島尾敏雄生誕100年・ミホ没後10年」

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 「脈 92号 特集・島尾敏雄生誕100年・ミホ没後10年」
  比嘉加津夫・編集 A5判/208頁  定価1200円+税  脈発行所

*目次
   特集  島尾敏雄生誕100年・ミホ没後10年
   島尾伸三  おかあさんの謎
   前田速夫  死を生きた二人
   松本輝夫  『死の棘』煉獄からヤポネシア論への恩寵的大反転
    ――日本(列島)の「イメージから先に変れ」の先駆者・島尾敏雄
   坂口 博  『死の棘』再読のための覚書
   内田聖子  刹那の一瞥 ―島尾敏雄
   北野辰一  文体のことから、主題と変奏
    ――島尾敏雄の戦争小説をめぐって
   仁衡琢磨  加那 島尾ミホ―奄美を持続低音(オルゲルプンクト)
    として生きた人―
   志村有弘  大泉黒石と島尾敏雄の〈放浪〉とミホの〈旅〉
   岩谷征捷  いまだに読み終わらない小説――『死の棘』断簡
   吉村弥依子 島尾敏雄 甦る幻の日記
   佐藤幹夫  島尾敏雄の戦争小説と「戦後七〇年以後」
    ――三部作(『出孤島紀』『魚雷艇学生』『震洋発進』)を中心に
   石井洋詩  病院記「或る精神病者」「狂者のまなび」「転送」
     に通底するもの――画一の共同の治療〉への疑念――
   中尾 務  島尾敏雄、再会した富士正晴に
         「小説ノタネニハ苦労シマセンワ」
   金田久璋  「眼華」小論―島尾敏雄「唐草」の視覚表現
   金田久璋  旅芸人とマレビトの受容―島尾ミホの先天的感性
   松島 浄  『死の棘』再論―『狂うひと』を読んでー
   阿久津斎木 島尾ミホ
   安里英子  島尾ミホの聖なる闇
  俳句 仲本彩泉   地誌の迷宮 9 
  詩  波平幸有   金木犀(他1篇)
     仲本 瑩   旅人死す
     西銘郁和   さとうきびを植えた日(他1篇)
     東木武市   若い頃のメモ帳より
  小説 伊良波盛男  上海の愛漣をさがしています
     仲本 瑩   バラードの斧ひかりの檻?
  論考 松岡祥男   『成吉思汗ニュース』の松岡俊吉
            吉本隆明さんのこと(12)
     青柳瑞穂   日本の勤勉思想 怠けて生きたい私たち(9)
  編集後記
  表紙(島尾敏雄とミホ)撮影者不明

島尾伸三氏の「おかあさんの謎」がすごかった。もともと島尾は苦手でほとんど読んだことがないけれど、これを読んでますます読む気がなくなった。
次号の特集は「鶴見俊輔の世界(仮題)」で2017年5月刊行の予定。
脈発行所の本の通販は三月書房のサイトの「脈発行所の本」のページからメールでどうぞ。「脈」と「myaku」のバックナンバーも少しあります。

posted by 三月山 at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月14日

営業時間変更のお知らせ


三月書房販売速報[号外]
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2017/02/14[19-…-…]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 号外
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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○2月20日より営業時間を下記の通りといたします
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  営業時間 ◇正午〜午後6時(火曜・定休)
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いままでは、◇平日・11時〜19時/◇日祝休日・12時〜18時だったのでシンプルでわかりやすくなるはずです。
火曜・定休は変わりませんが、いままでは火曜が祝日の場合は営業していたのをやめて完全定休にします。 
短くした理由は、働きすぎていることに気づいたからです。11時〜19時というと8時間ですが、10時には開店準備をしなくてはならないし、閉店後もいろんな片づけ仕事が残っています。それを、少しは嫁さんが手伝ってくれるとはいえ、〈前期高齢者〉がほぼ一人でやるには長すぎます。 
もっと早く気づけばよかったのですが、じつのところうちの店の店番というのはわりと気楽な仕事で、本を読んだり、ネットサーフィンをしたりしながらできるので、半分は遊んでいるようなものだから、ついうっかりしていました。もちろん、あとの半分は、お客の相手をし、出版社に発注し、メルマガを送信し、HPを更新し、たまにはブログをアップし、通販の発送もしと、それなりに仕事をしているわけですが…。 
というわけで、半分隠居仕事のような感じになりつつありますが、もうしばらく営業を続けるつもりなので、よろしく。

 
posted by 三月山 at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 三月書房からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする