2015年12月27日

「アナキズム・カレンダー2016」がやっと入荷 

ana2016.jpeg
「アナキズム・カレンダー2016 スペイン革命80周年」
A4横サイズ/28頁/価格1200円(税込) アナキズム文献センター 編集・発行

今年も残すところあとわずかに5日という今日、やっと「アナキズム・カレンダー2016」が入荷しました。前年のと同様上下に開いて使用するタイプで、上部が記事、下部がカレンダーです。例によって曜日はエスペラント表記で月曜始まりです。
特集はスペイン革命80周年。内容は発行所のサイトによれば、「図版にはスイス・ローザンヌのCIRAと、スペイン・バルセロナのAteneu Enciclopèdic Popularが所蔵する、たいへん貴重な資料を掲載してい」るそうです。
このカレンダーの送料は100円、2014年のカレンダー「ギロチン社事件」と2015年の「山鹿泰治」も少し残っています。こちらも税込み1200円、送料は2冊でも3冊でも100円です。お申し込みは三月書房のサイトの「南天堂関係者の本」のページからメールでどうぞ。

posted by 三月山 at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月16日

三月書房の地べたの店は年内無休、正月は4日まで休み

三月書房の地べたの店は“年内無休、
1月1日〜4日は休み。5日(火曜)は休みません”

e.JPEG

今年は15日(火曜)の定休日はふつうに休み、22日(火曜)と29日(火曜)は年末特別営業とします。去年の31日はわりとお客があったのですが、今年はどうでしょう。天気が悪かったりしたら早くに閉めるかもしれません。1月は例年5日からの営業ですが、来年は火曜なので定休にすべきかどうか迷ったのですが、まだ少しは正月気分の方もおられるかもということで営業します。

外国人のご来店も少なくはないのですが、たいていの場合探しておられるらしい本の在庫はありません。英語の聞き取りはなんとかならないこともないのですが、返答はほとんど通じません。唯一間違いなく伝わるのが“No,we haven't”で、これは"No"と言いながら首を横に振るのがコツです。そしたら相手がたいてい"No?(無いのね)"と聞き返しますが、そのときにうっかり"はい。ありません。"とうなずいてしまうと混乱を招きます。実際のところは会話はあきらめて筆談することが多いのですが、上のイラストはラテン系らしき中年男性が描かれたものです。1が文楽関係らしきことはすぐにわかったので「人形浄瑠璃のかしら」の本を売ることができました。しかし、2は弓道関係と思ったのにぜんぜん違って苦戦しましたが、お茶汲み人形のジェスチャーをしてくれたので、やっと江戸時代のからくり人形のことだとわかりましたが、残念ながら適当な本がありませんでした。ちなみに中華人民共和国の方々はスマホで捜してる本のデータを見せてくれることが多いので楽です。ほぼ在庫はありませんが。

posted by 三月山 at 10:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 三月書房からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月12日

鶴見俊輔「『思想の科学』私史」、『高橋巖 著作集」

151514_Tsurumi.jpg 鶴見俊輔「『思想の科学』私史」2300円+税 編集グループSURE

目次
   ・倒叙「思想の科学」私史
   ・「もやい」としての『思想の科学』」鶴見俊輔インタビュー(聞き手・黒川創)
 ・解説 「いつでも編集を考えていた」黒川創インタビュー(聞き手・編集グループSURE)
 ・鶴見俊輔 関連年譜

メインの「倒叙」は全24回で、13回までは「活字以前」という雑誌に2015年6月まで連載され、逝去により中断しましたが、原稿は最終回の分まで揃っていたそうです。倒叙とは言うもののきっちりと時系列に沿って遡っているわけではなく、行ったり来たりしつつという感じです。内容的には、創刊から1960年代にかけての話題が多いような。「もやい」は2010年に思想の科学社から刊行された『「思想の科学」五〇年とそれから』収録のインタビューの再録。解説は2015年9月収録。
通販送料等100円。編集グループSUREの本の通販は三月書房のサイトの「編集グループSUREの本」のページからどうぞ。

takahasi5.JPEG 『高橋巖 著作集』

『高橋巖 著作集』岡澤幸雄 編纂・発行 各巻 A5判/400頁位
  第一巻「初期論文集1950-1968」2009年11月刊(※売り切れ)
  第二巻「論文集1968-1972」2010年12月刊 4000円 (※在庫僅少)
  第三巻「論文集1973-1977」2012年2月刊 4000円
  第四巻「論文集1978-1980」2012年12月刊 3500円
  第五巻「論文集1981-1982」2013年12月刊 4000円

うちの店は人智学関係の本は比較的多く揃えており、一般流通していない出版物もわりとたくさん扱っているのですが、「高橋巖 著作集」が刊行されていたことはぜんぜん知りませんでした。高橋巌氏は年に数回来店されますが、自著の宣伝をほとんどされないので、教えていただけなくても不思議ではありませんが、お客様からの問い合わせもまったくありませんでした。発行者から連絡をもらったので、あわててネットで検索してみましたが、国会図書館の蔵書リストに見つかる程度で情報が皆無でした。おそらく、ネットとはぜんぜん関係のないところで販売されていたのでしょう。
編集方針は、単行本化されていない、論文、対談、インタビュー、アンケートを原則年代順に収録するというもので、これは猫々堂の「吉本隆明資料集」とほぼ同じです。ただし、猫々堂が小冊子を年に10冊づつ十数年刊行し続けておられるのに対して、こちらは大部な論集を短期間で出してしまおうとされていたようです。残念ながら2009年11月刊行の1巻から2013年の5巻までで休止中ですが、印刷はきれいで読みやすく、いまでは入手困難な紙誌から再録されていますのでたいへんに貴重かつ便利でしょう。内容詳細は三月書房のサイトの「人智学関係書」の頁からどうぞ。通販のお申し込みも同じ頁からどうぞ。

posted by 三月山 at 13:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 「本」とか「雑誌」とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月08日

三月書房販売速報[122]発行のお知らせ


三月書房販売速報[122]
&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&
2015/12/08[17-03-122]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 122号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&

◎主な内容
[#00] 栗田の破綻、日販の本業の赤字転落と一本正味について
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その84)
    ○「出版ニュース」掲載の「2014年度書店売上実績」ランキングの京都分
    ○「ガリア書房」が7月末に閉店していた
    ○恵文社一乗寺店元店長堀部氏の「誠光社」が11月25日に開業
[#04] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○「ケーイー(旧近代映画社)」が10月初めに倒産
[#05] etc.… 
     ○「dマガジン」について
    ○クロネコDM便とクリックポスト
    ○「毎日新聞」10月21日号、「本屋へ行こう!!」(洋泉社MOOK)ほか
[#06] 週刊読書人のアンケート「2015年の収穫」800字版
---◎受贈御礼◎勝手に宣伝---------------------------------------------
 出版人に聞く18 「弓立社という出版思想
      宮下和夫(聞き手・小田光雄)
       定価1600円+税 論創社
----------------------------------------------------------------------

栗田の破綻に続き、日販の本業の赤字転落が話題になっていて、版元が正味を下げる必要があるという方向に議論は進みつつあるようですが、その議論の前提となる正味体系について全体を把握しているのは取次だけであり、その詳細が公表されたことがありません。現在、ある程度の規模の書店は取次とは一本正味がふつうなので、出版社ごとの正味はまったくわかりませんし、興味すらないでしょう。一本正味をやめて出版社別の個別正味に戻せば、書店側も正味体系のいびつさに気がついて、取次との共闘も可能になるはずです。この問題について「出版ニュース」の2002/08/中旬号に小生が寄稿した記事があり、久しぶりに読み返したところ、われながら上出来で、いまだにほぼそのままで通用するであろうことに気づきました。こちらに貼ってありますので読んでみてください。
恵文社一乗寺店の元店長だった堀部氏が「誠光社」という書店を新規開業しました。この店のことは、いずれこのブログの「 <天に唾する>京都の書店のうわさ 別冊」でとりあげる予定です。さしあたっては京都新聞のサイトに2015年11月15日付で「街の本屋直仕入れで復権を 京都・恵文社元店長が独立」という記事が無料公開されていますのでお読み下さい。「新たな店ではできる限り取次店を通さず、出版社からじかに本を仕入れることで双方の利幅を増やす。すでに筑摩書房や河出書房新社、晶文社などの協力を得た。」というあたりが、栗田倒産後の出版業界において、大きな関心を呼んでいることでしょう。

「三月書房販売速報」のバックナンバーはこちらでお読み下さい。最新号は発行の1月後にアップします。定期購読のお申し込みは、同じページからメールにてお申し込みください。

posted by 三月山 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 三月書房からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする