2018年12月23日

「アナキズム・カレンダー2019」入荷

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「アナキズム・カレンダー2019
 近藤憲二没後50年〜三代で継いできた近藤文庫」
A4横サイズ/28頁/価格1200円(税込) アナキズム文献センター 編集・発行

何とか年内に「アナキズム・カレンダー2019」が入荷しました。これは12月27日に入荷した2016年版に次ぐ遅さです。スタイルはここ数年のと同じで一月分が2頁、開くと上部が記事、下部がカレンダーとなってます。表記は例によって曜日はエスペラント表記で月曜始まりです。
特集は「近藤憲二没後50年〜三代で継いできた近藤文庫」。発行所のサイトによれば、“1堺利彦・為子、近藤憲二・(堺)真柄、そして近藤千浪と三代に渡り、ときに自分たちのものを二の次にしてまで、守り抜いてきた貴重な資料、特にアルバムをメインに紹介しています”とのこと。
このカレンダーの送料は180円、2015年の「山鹿泰治」も少し残っています。こちらも税込み1200円、お申し込みは三月書房のサイトの「南天堂関係者の本」のページからメールでどうぞ。

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2018年12月19日

年末、年始の営業案内

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12月19日(水)〜30日(日)は無休で営業
12月31日(月)〜1月4日(金)は休みます

24日(月)と25日(火)は定休日ですが年末らしく営業します。週休2日も定着してきた?ので常連客はどなたもご来店にならないような気がしますが、24日は祝日なので少しは通行人も多いのではと、ちょっとだけ期待しています。

上の写真はとりあえずなにか写真が必要なのでアップしてみただけでとくにどうということはありません。店頭のショウウインドウの今日の景色です。いちばん目立つ「やましたくん」は飲み仲間の(あまり呑まない)山下君の絵本です。もともとこの場所は10年ほど「別冊太陽 熊谷守一」をかざっていて、この表紙の猫の客寄せ効果は抜群だったのですが、版元品切れになってしまったの、とりあえずいろいろとっかえひっかえしていますが、どれもいまいち客寄せ効果が低いような感じです。このショウウインドウの猫本の集客効果についてはこのブログの2006年05月23日の記事をごらんください。

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2018年12月18日

「黒のマガジン」第4号 

>黒のマガジン4.jpg 「黒のマガジン」第4号 定価800円(税込)

8月に出るとの予告があった「黒のマガジン」の第4号がやっと入荷しました。この特集は“水木しげるとカメラ雑誌の世界”です。編集発行人の黒木和也氏のブログによると“様々な写真資料からみた水木作品やその作画術、といったものを話したり記したりしています。他にも、水木とお笑い芸人や、水木と海外怪奇小説といったものもあり変にボリュームのある内容になっている”とのこと。特集は78頁分で、小さなフォントの三段組みに図版も多数収録されていてかなりの情報量です。
この雑誌の通販は通販は三月書房のサイトの“他店ではあまりみかけない本”の頁からメールでどうぞ。
第3号「水木しげるとアメリカンコミックスの世界」の在庫も残っています。
藤本和也さんのブログ(仮タイトル)
「黒のマガジン」のブログ

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2018年12月15日

三月書房販売速報[129]発行のお知らせ


三月書房販売速報[129]
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2018/12/15[20-03-129]  (c)SISIDO,Tatuo   *転送歓迎*

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 129号
            ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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◎主な内容
[#00] 週休二日制にしましたがまずは順調です
[#01] 最近売れてるような気がする本
[#02] これから売れそうな気がする本
[#03] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その91)
    ○岩波書店専門取次の不退書店が10月末で閉店
    ○「男の隠れ家」12月号“特集・本のある空間。”
    ○「全国 旅をしてでも行きたい街の本屋さん」G.B.刊
[#04] 近ごろちょっとまずいことになったらしい出版社など
    ○海悠出版、週刊秋田社、リンダパブリッシャーズ、
     モーニングデスク、GGメディア
[#05] etc.… 
    ○角川文庫などの短冊廃止
    ○「週刊読書人」“アンケート特集「2018年の収穫」

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512zE5QtFmL._SX352_BO1,204,203,200_.jpg全国 旅をしてでも行きたい街の本屋さん」G.B.刊
この本にはぜんぜん知らなかった本屋が多く紹介されていてなかなか便利な本です。しかし、この本の版元のG.B.という会社名は最悪に近いのではないでしょうか。まったく何屋かわからないし、このまま検索したらアルファベットの略語の群に埋没していて発見が困難です。せめてG.B.出版とかG.B.プレスにでもしたほうがまだましでしょう。とは言え、三月書房もちゃんと載っていて、ただで宣伝していただいているわけで、ありがたいことです。

「三月書房販売速報」のバックナンバーはこちらでお読み下さい。最新号は発行の1月後にアップします。定期購読のお申し込みは、同じページからメールにてお申し込みください。もちろん無料です。

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2018年11月25日

「ぽかん」8号、「APIED・32 寺山修司」

pokan8.JPG 「ぽかん」8号

 本文80頁/定価700円+税 編集・真治彩/発行・ぽかん編集室
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*目次
〈エスさま、わたくしたちを‥‥〉―「門司の幼少時代」(3)  山田稔
初恋について   石橋正孝
水ギョーザ  岩阪恵子
ライク・ イエスタデイ   能邨陽子
フルサトヲ取リ廻ル色―高祖保と牛窓の海  澤村潤一郎
父のチェーホフ( 四)―1928年、湯浅芳子  扉野良人
多喜さん漫筆(七)―郷玩と俳句  外村 彰
六さんのこと  内堀弘
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この号も前号同様おまけ冊子はついていません。これで3号続けておまけ無しで判型も同じなので、この形で定着するのでしょうか?この雑誌は1号と2号はA5判横開き無線綴じ、3号から5号は本体は6号以降と同型の中綴じですがA4判の附録ありとスタイルが一定していません。おまけ好きの方にはよいかもしれませんが、販売する方としてはごちゃごちゃしていて陳列しにくくてめんどうでした。この号の山田 稔氏のは8頁分。信愛幼稚園というキリスト教のに通園されていたそうです。京都の河原町御池にカソリック教会があり同名の幼稚園が附属していますが、門司のはYMCA附属らしいのでプロテスタント系ででしょう。内堀弘氏の「六さんのこと」の六さんとは晶文社の編集者などしていた故中川六平氏のことです。
この本の通販は三月書房のサイトの“他店ではあまりみかけない本”の頁からどうぞ。「ぽかん」のバックナンバーは1号以外は揃っています。

032.jpg 「APIED・32 寺山修司」

本文90頁/定価700円+税 編集・金城静恵/発行・アピエ
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32号の特集は寺山修司。発行所がうっかりしていて入荷しなかった31号も同時入荷しました。特集は小説と食事。この雑誌のえらいところは創刊から15年以上になるのに、装幀も編集方針もまったく変わらないことです。これならバックナンバーも揃えて陳列しやすくてけっこうです。バックナンバーは半分ほど完売ですが、仕入れ可能なのはすべて在庫しているはず。通販のお申し込みは三月書房のサイトの「アピエの本の在庫」のページからメールでどうぞ。

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2018年11月15日

「脈 99号 今氏乙治/上間常道」

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「脈 99号 今氏乙治作品アンソロジー/名編集者・上間常道さん追悼」
比嘉加津夫・編集  A5判/218頁 定価1300円+税 脈発行所

*目次
  特集  今氏乙治作品アンソロジー
   今氏乙治アンソロジー
   宿沢あぐり  解題 今氏乙治のことなど
   兼子利光   今氏乙治―「四人組」とカツ丼
   服部和美   今氏乙治先生と吉本さんのこと
   仲本 瑩   今氏乙治とオト先生
   松島 淨   今氏乙治ノート
   松岡祥男   「エイリアンの手記と詩」について
            ―吉本隆明さんのこと(19)
   今氏乙治年譜
  特集  名編集者・上間常道さん追悼
   上間常道  私は沖縄を生きた
   上間常道  「新沖縄文学」と「沖縄大百科事典」のこと
   新川 明  上間常道―「人と足跡」瞥見
   川満信一  上間常道追悼―惜しまれる知性の損失
   橘川俊忠  「そりゃあ大変だったよ」―上間常道さんを追悼する
   松本輝夫  一期一会の大学同級生、上間常道を偲んで
           ―「沖縄自立」の初志遂行に命を賭けた編集者
   仲里 効  この「在所」を越えて―極私的に、存在了解的に
   天久 斉  上間さんの思い出
   高良 勉  生き様で―上間常道氏追悼
   矢代俊三  上間常道さん追想
            ―雑誌『現代の理論』から自己を問い、沖縄へ
   間宮幹彦  ご依頼について―比嘉加津夫さんへ
  俳句 仲本彩泉 カウントダウン99
  詩  仲本 瑩   海嘯(6〜7)
  小説 東木武市   島の西郷どん(3)
     仲本 瑩   バラードの斧ひかりの檻(53〜54)
     伊良波盛男  夢物語
     比嘉加津夫  秋成のこと 平敷屋朝敏の謎(10)
     杼該 至矢  密室(4)
  論考 村上一郎   村上一郎未発表日記と『試行』XI
             ―1963(昭和38)年の日記[2](佐伯修 編・註)
     青柳瑞穂   キーツとトムソンの「怠惰」な詩(後篇)
             怠けて生きたい私たち(16)
  編集後記
  表紙写真=上間常道(提供・上間かな子)
  題字= 比嘉良治 本文カット= ヒガカツオ

今氏乙治(いまうじ おとじ)は1902年深川の生まれで早稲田大学文学部卒。深川にて小中学生相手の私塾を開き、吉本隆明、北村太郎らを指導。1945年3月11日の東京大空襲にて行方不明。第一早稲田高等学院在学中から同人誌等に詩や小説を発表。これらは宿沢あぐり氏が私家版にて、2004年に『今氏乙治作品抄』、2008に『新編 今氏乙治作品抄(2分冊)』としてまとめられましたが、どちらも現在は絶版です。今回のアンソロジーには20篇ほどが再録されています。
上間常道(うえま つねみち)は1943年大阪生まれで東大文学部卒。河出書房等を経て沖縄タイムスに入社し「新沖縄文学」「沖縄大百科事典」等の編集・出版に従事。退社後は2006年に出版舎Mugenを立ち上げ、同社サイトによると現在までに36点刊行。2018年8月死去。この号には本人の文章と講演が転載されているほか、友人等による追悼文が掲載されています。

「脈」次号の特集は「上野英信と筑豊・沖縄(仮)」で2019年2月刊行予定
脈発行所の本の通販は三月書房のサイトの「脈発行所の本」のページからメールでどうぞ。「脈」と「myaku」のバックナンバーも少しあります。

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2018年10月18日

『卜部哲次郎・鐵心和尚集』

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『卜部哲次郎(辻潤ノ高弟)・鐵心和尚集(師僧ハ中村戒仙) 付 卜哲の追っかけ』
    卜部哲次郎著 大竹 功編著
    A5判/612頁  定価3500円+税  仮立舎

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   目次
    卜哲の追っかけ 1〜3
    卜部哲次郎・鐵心和尚の作品
    鐵心和尚詩鈔 (改訂版)
    卜部哲次郎・鐵心和尚の信書
    卜部哲次郎・鐵心和尚の年譜
    卜部哲次郎をめぐる時代社会と、周辺の人たち 
    卜哲の追っかけ 4〜10
    卜部哲次郎・鐵心和尚の参考文献リスト
    あとがきにかえて
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きょう著者の方から、このけっこうな本を寄贈していただきました。こちらはまったく忘れていたのですが、20年近く昔に虚無思想研究会の大月建氏を紹介したことを感謝されてのことのようでした。(※数年前に亡くなった大月氏については、このブログの2016年03月13日に記事があります)
さて、この記事を書くために「卜部哲次郎」をググったら、1番上に出てきたのが、あきれたことにわが三月書房の「虚無思想研究の在庫」のページでした。そのことだけでも彼が世間的にはほぼ無名の人物であることがわかるでしょう。辻潤の高弟と自任する卜部哲次郎については、辻潤関係の本などにちらほら出てくるほかは、著書も伝記もなく、ほとんどその生涯は不明でした。この本の著者の大竹氏はふとしたきっかけで今世紀の初めに「卜哲の追っかけ」を始められましたが、その精力的な探索の結果、従来不明だった生年月日、本籍、家系、経歴、僧歴等がかなり詳しく解明されました。最終学歴は不明のままですが神戸の高等商業(現神戸大学)かと想像されています。
卜部哲次郎は1900年生まれ、辻潤や吉行エイスケ、高橋新吉らダダ系、アナ系の人々と交友があり、昭和の初めに出家、臨済宗の禅僧・鐵心和尚となり愛媛の円通寺住職として1949年に没。遺族は80歳代の娘さんがご健在。
この本には大竹氏が現在までに入手されたすべての詩文と書簡類等が収録されていて、これらがおよそ400頁分。そして残りの200頁分が卜部についての探索記「卜哲の追っかけ」と、年譜、家系図、資料等です。大竹氏によれば鐵心は「飲んだくれのクソ坊主」だったそうですが、あの時代に自由に生きて、兵士にも囚人にもならずに過ごせたのだから、やや早死にとはいえまずは楽しい人生だったのではないでしょうか? なお、この本は地方小出版センター扱いにて10月22日発売とのこと。三月書房でも通販可能ですが、分厚いので送料が510円もかかりますから、なるべくご近所の書店で取り寄せてもらうことをおすすめします。発行部数はわずかと思いますのでお急ぎください。なお、発行所のサイトに著者による紹介記事があり、卜部哲次郎の全作品リストや肖像写真等を見ることができます。

この本の通販は三月書房のサイトの“「南天堂」関係者などの本の在庫”のページからメールでどうぞ。なお、寺島珠雄著「南天堂:松岡虎王麿の大正・昭和」に卜部哲次郎は数カ所登場しています。

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2018年10月01日

「やちまたの人 編集工房ノア著者追悼記続」

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「やちまたの人 編集工房ノア著者追悼記続」涸沢純平 
定価2000円+税 編集工房ノア

昨年秋に出た涸沢純平社主の「遅れ時計の詩人 編集工房ノア著者追悼記」はたいへんよく売れましたが、待望の続巻が刊行されました。この巻には、足立巻一、川崎彰彦、塔和子、杉山平一、鶴見俊輔、東秀三、三輪正道らへの追想などが収録されています。前巻に続いて巻末に附されているわりと詳細な略年史は2006年7月から2018年10月1日まで。数年後には追悼記の続々と略年史の続きを刊行していただきたいものです。なお、この巻の帯文は山田稔氏が書いておられますが、上記の書影をクリックして拡大していただくと読めるはずです。

「やちまたの人 編集工房ノア著者追悼記続」のほか編集工房ノアの本の通販は、三月書房のサイトの「編集工房ノアの本の在庫」のページからどうぞ。今なら「海鳴り30号」が残っています。

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2018年08月13日

「脈 98号 写真家 潮田登久子・島尾伸三」

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「脈 98号  写真家 潮田登久子・島尾伸三」比嘉加津夫・編集
 A5判/193頁 定価1300円+税 脈発行所

*目次
  特集  写真家 潮田登久子・島尾伸三
   潮田登久子  本の景色と私
   島尾伸三   思い出と注釈
   飯沢耕太郎  島尾伸三と潮田登久子の「写真的結婚」
   阿部日奈子  素性の知れたふたり
   鳥原 学   島尾伸三と潮田登久子の写真的生活
   加持ゆか   見えるものと見えないものを巡って
   大上真一   写真集『BIBLIOTHECA』(潮田登久子)について
   松岡良樹   本の景色と私たち
   仲里 効   季節風に吹かれ、カフカ的に
            ――島尾伸三の〈照片〉と〈雑文〉の曲率
   神林 優    グリル網
   倉石信乃   常在のVISTA―島尾伸三「生活」を見る/読む
   満留伸一郎  輪郭と光――島尾伸三の写真
   西蔵盛史子  伸三さんと登久子さん
   比嘉加津夫  凝羅儒的にふたりの写真家――島尾伸三と潮田登久子
  俳句 玄 子  老いの入り舞い
     仲本彩泉 カウントダウン
  詩  伊良波盛男  夜の川
     仲本 瑩   海嘯(3〜5)
     西銘イクワ  「永山則夫の罪と罰」を読んだ
  小説 東木武市   島の西郷どん(2)
     仲本 瑩   バラードの斧ひかりの檻(50〜52)
     杼該 至矢  密室(3)
     比嘉加津夫  マカテの馬琴論 平敷屋朝敏の謎(9)
  論考 村上一郎   村上一郎未発表日記と『試行』X
             ――1963(昭和38)年の日記[1](佐伯修 編・註)
     松岡祥男   特集「沖縄を生きた島成郎」を受けて
               吉本隆明さんのこと(18)
     青柳瑞穂   キーツとトムソンの「怠惰」な詩(前篇)
             怠けて生きたい私たち(15)
  編集後記
  表紙写真=「島尾敏雄の裏日記など」撮影・潮田登久子
  題字= 比嘉良治 本文カット= ヒガカツオ

潮田登久子・島尾伸三夫妻の特集号で、ご自分たちの写真作品とその注釈、そしてエッセイを寄稿されています。潮田氏の「本の景色と私」は2017年刊行の『本の景色 (SERIE BIBLIOTHECA)』と関係のあるらしきものですが、この本は高価な上に一般流通もしていないようなので仕入れかねていて、現物未見のためなんともわかりません。ちなみにこの写真集の版元はウシマオダとなっていますが、これはご夫妻の自家出版社のようです。娘のまほ氏を加えた3人のサイト「Ushimaoda」というのもあります。島尾伸三氏の「思い出と注釈」は伸三氏撮影による島尾敏雄とその家族の写真25点です。これらの写真はたぶん未公表だったのではないかと思いますが定かではありません。
「脈」次号の特集は「吉本隆明が尊敬した今氏乙治作品集(仮題)」で11月刊行予定
脈発行所の本の通販は三月書房のサイトの「脈発行所の本」のページからメールでどうぞ。「脈」と「myaku」のバックナンバーも少しあります。

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2018年07月31日

お盆休みのお知らせ

地べたの店は8月13日(月)〜15日(水)休みます

今春から月曜と火曜を定休にしたので、盆休みは水曜が増えるだけとなりました。今年はめずらしく出版業界の物流休止日と同じなので、ずれる年よりはゆっくり休めそうです。来年は定休日をもう一日増やしたいと考えていますが、もしもそうなると盆休みが実質的になしになってしまうので、4連休にするかもしれません。

  「ステキな奥さん ぶはっ」

3年前に出ていた本ですが最近読んだら、「新聞はキチョウ品」という4コマ漫画がものすごく面白かった。本編は「朝日新聞」に隔週連載の画文ですが、この漫画はたぶん単行本化にあたって追加されたものでしょう。伊藤理佐/吉田戦車家では新聞を一紙も購読していないので、月に2回送られてくる掲載紙がとてもキチョウだと。たとえば、ヤサイを包んだり、生ゴミをくるんだり、テンプラを揚げるとき敷いたり、こどもがおもちゃを工作したりと。うちも一昨年から新聞をとるのをやめましたが、古新聞がないといろいろ不便なので、お役所の広報紙とかリビング何たらとかいうフリーペーパーを大事に残しておいて使っています。しかし、それにしても、「ステキな奥さん ぶはっ」は朝日新聞出版の発行なのに、わざわざこんな漫画を追加するのは、ひょっとしたら出版子会社による新聞本社へのささやかなレジスタンスかもしれません。

posted by 三月山 at 13:50| Comment(0) | 三月書房からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする